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まだ見ぬ夜明けは、遠く…

辺りは、真っ暗だ。


先ほどの男と別れた後、俺は地上に戻った。


目の前に、ボロい車が止まっている。


車には鍵がついている。



ここが何処なのかもわからない。


とりあえず、ここから離れよう。


俺は、ボロい車に乗り込んだ。



しばらく車を走らせてみるが…


辺りには、何もない…。


ただ真っ暗な道が続いて行くだけ…。


本当に、何もない…。


家も街頭も何もないのだ…


本当に、ここはどこなんだ…?



そのまま、しばらく走っていると海が見えてきた。


そこに小さなボロ小屋が見える。


薄暗い明りが少し漏れている。



俺は車を降り、ゆっくりとそのボロ小屋に近づいて行く…。



茂みの中を、音を立てないようにゆっくりと歩いていると…。



突如、目の前にドローンが現れた。


きっと、やつらの追手だろう…。


咄嗟に俺は茂みに伏せ、自分の姿を隠した。


ドローンがゆっくりと俺の方に近づいてくる。


息を凝らし、そのドローンを見守った。


どこかに行ってくれと祈る俺の思いと裏腹に…


ドローンは俺の真上に止まった。


ドローンのライトが、俺のいる場所を照らす。


きっと、ドローンには赤外線センサーがついているのだろう。


俺は、隠れても無駄な事を悟った。


ドローンの飛行時間は、30分から1時間くらいか?


そのくらい逃げれば、電池切れで居なくなるだろう。と俺は考えた。


だが、次の瞬間、俺の期待は裏切られる。


無数のドローンが俺の方に向かってきたのだ。


1台電池が切れたとしても、代わりのドローンが来るだけで…、何時間逃げても無駄だという事を俺は察した。


どうする…


ドローンは、俺の真上を飛んでいる。


無数のドローンが、俺目掛けてライトを照らす。



俺には、遠距離攻撃手段がない…


石を投げて、撃ち落とすか…


無数にいるドローンを撃ち落とすのは、骨身を削る作業だ…


ドローンは、俺をライトで照らすだけで攻撃はしてこない。


俺は、ドローンを無視してボロ小屋に向かう事にした。




薄暗い明りが灯るボロ小屋を、そーっと覗くと…


そこには一人の男が居た…


次話は、評価や感想を頂けたら書くかもです。


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