目が覚めると…
目が覚めると、俺は医療用のベッドに寝かされていた。
周りには、女が3人ほどいるようだ。
恐らく、奴らの仲間だろう…。
俺は目が覚めてないフリをして、そいつらの話に聞き耳を立てる事にした。
「あれ、こいつ目が覚めてないか?」
「気のせいじゃない?」
女らの一人が、俺の違和感に気づいたようだ。
俺は、咄嗟に薄目を閉じて寝ているフリをした。
女らが俺に近づいてくる。
俺が起きてるかどうかを確認しに来たようだ。
「ほら、やっぱり寝てるじゃん。」
「一瞬、動いたような気がしたんだよね…。」
「気のせいだよ。」
「気のせいか…」
そして、女らは何事もなかったかのように戻っていった。
…さて、どうしたものか、
俺は、未だに今の状況をまったく掴めていない。
此処にいる女らが『敵なのか…?』『味方なのか…?』さっぱりわからない状況だ。
これから何をされるのかも、全くわからない…。
もう少し様子をうかがってみるか…
…しばらく経つと女らが俺に近づいてきた。
そして、俺の身体を触り始めた。
俺は、この女らに何をされるのだろうか…。
不安な気持ちしかない…。
そして、突然、
『プスッ…』
…痛
俺は声を出さず、心の中で「痛ぇ…」と叫んだ。
腕に針のようなものを刺された…。
まさか注射器か…!?
なんの注射だ…?
身体に害は無いのか…?
毒か…!?
俺は、死ぬのか…?
殺されるのか…?
色々な不安と焦りに襲われる…。
…俺は、即座に目を覚まし自分の腕と…、周りを見回した。
一人の女が、「緑色の液体が入った注射器」を俺の腕に刺していた。
他の女は注射のアシストをしているようだ。
…やばい、俺、死ぬのか? 毒か? 何を刺しているんだ?
目を覚ましたら、知らない女らに注射をされている状況。
何を注射されているのか…、わからない…。
毒なのか、何なのか、こいつらはなんなんだ…!?
こいつらは、明らかに医者でも看護師でもないような格好だ。
…俺は、直ぐに女らを振り払った。
状況が掴めない…。 わからない…。
俺は、何を注射されたんだ…?
俺は、死ぬのか…?
俺は、このまま、結婚もせず子孫も残さず童貞のまま死んでしまうのか…?
どうする…? どうすればいい…?
今、この状況ですべきことを考えろ俺!!!
女らは、急に目を覚ました俺を見て、あっけにとられている。
よくよく見ると、こいつら中々の美人だ…。
超ドストライクだ…。
出来る事なら、こいつらとやりたい…。
そして、次の瞬間、俺は声を発した。
「お前らに俺の注射器をぶち込んでやる!」
俺は、目の前に居た女らに襲い掛かる…。
「ちょっと、やめて!」
「離しなさい!」
「離れなさい!」
俺は、女らの発言を無視して強引に服を脱がせていく。
「ちょっと、何してるの!」
「やめなさいって言ってるのに!」
「こらっ!」
俺は、女らの発言に一切、耳を傾けず強引に俺の注射器を挿入する。
「ちょっ、ちょっと…、やめ、やめて…!」
『プスッ…』
「あっ、」
『プスッ…プスッ…』
「あっ、あっ、」
『プスッ…プスッ…プスッ…』
「あっ、あんっ、あ~ん♪」
『プスッ…プスッ…プスッ…(ry』
「いっ、いっ、いっちゃう… いっちゃうよ… いっちゃうー! イクッ」
女らの優美に色気づいた声がその部屋に響き渡った…。
…すごくヌルヌルで、締まりが良くて、あたたかくて、そして、すごく、気持ちい…。
俺の初めてを知らない女と、こんな形で喪失してしまうとは…
事を済ませた後の女らも実はまんざらでは無かったような表情で
全身が痺れたかのようにピクピクしながら床に倒れこんでいる。
完全に初対面であったが、ヤッテしまった…。
というか、俺の人生初がこんな形で良かったのか!?
よいだろう。よいでしょう。よいのだ!笑
こんな状況でありながらも、俺は何をやっているのだろう…。
人間は、自分が死ぬとわかると少しでも子孫を残そうと行動するのだろう。
そういう事にしておこう。
3人の女を相手にハッスルした俺は、急に眠気に襲われた…。
そして、そのまま、また気を失った…。