くらいくらいこのばしょ
くらい。
くらい。
くらい。
なぜくらいの?
どうしてくらいの?
なにがくらいの?
わからないの。
でもくらいの。
わたしはくらいなかあるく。
くらいけどあるけてる、ふしぎ。
つまずいた、でもだいじょうぶ。
まだあるける。
あるく。
あるく。
あるく。
なぜあるくの?
どうしてあるくの?
なんであるくの?
わからない。でもあるくの。
くらいなかあるく。
わたしはあるく。
わたしはくらいなかをまえをみてあるく。
うしろはみえない、だからまえをみてあるくの。
こけちゃった。でもだいじょうぶ。
まだおきあがれる。おきて、あるこう。
どうしておきるの?
なぜおきるの?
おきなくてもいいのに。
わからない。でもおきるの。
こけても、おきるよ?
つまずいたらまえをみてあるくよ。
うしろはみえないの、くらいから。
わたしはあるく。
くらいなかあるく。
つまずいてもあるく。
こけてもおきてあるく。
くらい、くらい、でもだいじょうぶ。
わたしはこのくらいなかでもまえをみてあるけるから。
まえをみてあるく。
うしろはみえないの。
くらいから。
ほんとうに?
うしろをみてごらんよ。
ぼくはみてたよ。
きみはすごいね。
きれい。
くらいけどわたしあるいてよかった。
きれい。
あるいてよかった。
あれ?まえがみえない。
くらい。
くらい。
くらい。
どうしてくらいの?
なぜくらいの?
なにがくらいの?
うしろがきれいにひかってたから。
まえにひかりがないから。
わたしの、あるくばしょ。
でもきみはいままであるけてた。
だからだいじょうぶ。
きみのあるいたばしょはひかってるよ?
くらいのはまえだけだよ。
きみがあるけばあかるくなるよ。
そうよね。
わたしがあるいたばしょはきれいだもの。
たまにはうしろをむくよ。きれいだもの。
でもわたしはまえをみてあるくの。
あかるくするために。
くらい。
くらい。
でもあかるい。
わたしがあるいたばしょはひかってる。
だからわたしはつまずいても、こけても、まえをみてあるくの。
あかるくするために。
くらいくらいこのばしょを。