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酷いよヨヅル君!!
「あーあー・・・」
足元に縋り付く楽道を蹴りはなし、キラーシャークを見つめる。
「うーん・・・やっぱり普通のキラーだよな?なんでこんな所にいるんだろう?」
ま、後で町に帰ってから聞いてみよう。
「そんじゃま、キラーには悪いけど散ってもらうよっ!」
「さて、楽道。俺は帰るが・・・お前はどうするんだ?」
嫌々ながらも放って置くわけにも行かず聞いてみた。
「ぼ!ぼぼぼぼ!ぼくもかえる!!ここ怖いよ!絶対ダンジョンだよ!!」
いや、ここダンジョンだし・・・
「そうか、まあ頑張れ!俺は帰るなー」
「え!冗談だろ!?僕も帰るっていったのにー!!」
着いてくる気か・・・
町に戻り楽道を縛り上げ衛兵に渡す。
「これ、ダンジョンに落ちてました!」
「え?でも・・・」
ヨヅルの言葉に戸惑う衛兵
「落ちてました!では!俺はこれで!」
「酷いよヨヅル君!!」




