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よっちゃん像
「さて、やることもやったし次に行こうかね。」
「あら、何処かから帰ってきたと思ったらまた出て行ってしまうんですか?」
ヨヅルが旅立とうとすると、少女に見つかってしまった。
宴に隠れてこっそりと出て行こうと思っていたのだが・・・
「ふふふ、救世主様が消えて気づかないなんて有り得ないのです!」
ふふん!と胸を張る少女
「きゅっ救世主!?」
「そうです!この町を救ってくれたから救世主様です!」
名前を聞いてないからなんですけどね。
舌を出し笑う少女には呆れるが
「そうか、名前は・・・そうだな。よっちゃんとでもしておいてくれ。」
「よっちゃん?ふうむ・・・では、よっちゃん!また来てくださいね!」
「ああ、気が向いたらな。」
そして、ヨヅルが旅立った後
繁栄の象徴として木製の”断罪のよっちゃん像”が建てられるのであった。




