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水をくれ・・・
「あなた?何か言う事は有るかしら?」
有無を言わせずに真顔で迫る嫁に恐怖しながらも、おじさんは何度も頷く。
「いいわ、言ってごらんなさい?」
「水をくれ・・・」
「はぁ・・・まだ足りないみたいね。」
「奥さん、さすがに止めとこうよ。おじさんだって水飲まないと上手く喋れないだろ?」
「それもそうね」
少年の仲介により、おじさんの身は守られた。
?を浮かべながらも戸惑うおじさんをみて、少年は呆れているが・・・
「さて、奥さんの分も作らないとな!」
「まぁ!食べたかったの!よかったわ!」
ここで、落ち着いたおじさんが喋りかける。
「そういえば、名前をまだ聞いてなかったね。俺はヨシュア・リーナス、こっちは嫁のサリナ・リーナスだ!」




