寝ちゃだめだぞー?
「んー?どうしよ・・・まあ、冷める前に喰うか。」
黙々と食べ続けていると、正気に戻る人が出てきた。
「うまい!!あれ!?」
「あ、おきた?食事中に寝ちゃだめだぞー?」
「お・・・おう、すまん・・・。で、飯なんだが・・・」
「あとちょっとしかないな、寝てるからだ!ほら、他のが起きる前に喰っとけ!」
「し・・・しかし、会長があれから手をつけていなくてな、食べるのは気が退けるんだ・・・」
「しるか!寝てる奴が悪いんだ!」
「いや、寝てるわけじゃないんだがな・・・」
「ん?そうなのか?」
「ああ、美味すぎて衝撃だったんだ!言葉を探しても見合う言葉が見つからないくらいにな!ただただ味に溺れていたい、そんな味だった!」
「そっかそっか!そうだろ!美味いだろ!俺の食材は美味いんだ!」
不機嫌になっていた少年は、彼の言葉に上機嫌になっていった。
「あれ?ちょっとまて、この爺さんは何も食ってないぞ!」
「え?あ、皿に乗ったままだな・・・。」
何かしたのか?と彼が問いかけ、少年が答える。
「世界樹に登った話をちょっとな!」
「・・・・・・・・」
また固まってしまった。
「はあ・・・ま、飯もなくなったし行くか。」




