ダメだこれ
「すまん!話が長引いたな、よし、みんな!喰っていいぞ!」
「おう!気にすんな!食材は腐るほどあるんだ!」
彼らが勢いよく料理に喰いつく。
「「「・・・・・・・」」」
「おい!」
一口食べると、固まってしまった。
少年は、こいつら学習しねーな、などと呟いているが・・・
「ちょっといいかね?」
「ん?おう!どうしたんだ?」
「ああ、いくつか気になったことを聞きたいんだ。」
「おう!質問か?どんどん聞いてくれ!」
「そうか!それではの、先ほど懐から色々取り出していたが・・・あれはどうなっているのだ?」
「それか!確かに普通じゃありえないもんな!すっかり忘れてたぜ!」
「君にとっては日常的なことなんだな。」
「まあな!この服はな?俺が作ったんだ!」
「作った!?作っただと!?」
「おうよ!爺さんさ、世界樹の葉の伝説って聞いたことないか?」
「世界樹の葉・・・その葉、一枚一枚に様々な属性が付与されているという・・・」
「そうだ!この服はな?空間属性の付与された葉を懐、つまり、内側のポケットに縫い付けてあるんだ!」
「ちょ!ちょっとまて!まってくれ!世界樹の葉だと!?その存在すら否定されるような物を見たことがあるのか!?」
「おいおい、当たり前だろ?見たことあるし、登ったこともあるぞ?上らないと葉も、実も、枝すら採れないんだからな。」
「・・・・・」
「おい!おーい?ああ、だめだこれ」




