どうやって運ぼう・・・
「新鮮な魚だって?そりゃ、あれば嬉しいが・・・」
「ふっふーん!あるんだなー!ほら!こんなに立派なお魚さんだよ!」
彼は、懐に手を突っ込むと、そこから3メートルはありそうな魚を取り出した。
「は?え・・・・ええええええええ!!」
「ちょっと小ぶりだが新鮮だろ?」
皮に張りがあり、弾力もある。
しかし・・・
「ちょっとまて!それ魚か!?いや、魚か・・・いやいやいや!!」
「おっちゃんどしたん?」
「魚ってのは!大きくても!1メートルもないんだぞ!」
「・・・・・あ」
「あ、じゃねーよ!これ本当に食えるのか・・・?」
「おう!味は最高だと言えるぜ!」
「ふむ、なら貰おうか。いくらだ?」
「ははっ!金なんかいらねーよ!情報料だ!情報料!」
「むう・・・」
「もー!そんなに疑うんだったら・・・」
「いや!まてまてまて!疑ってるんじゃなくてだな、対価が合わなくて悩んでるんだ・・・」
「あー・・・そぉ?それじゃ果物の苗か木の実とか種を分けてくれよ!な?」
「それでもつりあわないんだが・・・まあそれで納得しよう。」
交換が終ると、彼はまっすぐ歩いていった。
巨大な魚を残して・・・
「これ、どうやって運ぼう・・・」




