星屑色の運命『ハードシップ』
マリティア・J・スターダストは吸血鬼である。
身長百五十センチ少しで、年齢にしては低めである。髪色は少し薄い赤紫色、目の色も同じで、ほとんど目立たないものの漫画の登場人物に時々いるような、ぐるぐる目である。地面につくほど長い黒いマントを着ている。
いっつも薄暗い屋敷の中に住んでいるが、太陽にあたってもなんともないし、にんにくも美味しく食べれる。十字架なんざ見飽きた。
そしてマリティアの一番の趣味、それは旅。とくに世界各地の祭りへ行くのが大好きだ。
今日は、何もない屋敷を久々に出て旅行へ行く。
「さて……」
マリティアは飛行機のファーストクラス席にゆっくりと座った。そして目的地のパンフレットを広げる。
「ふむ……どれどれ」
目的地は茶と葡萄で有名なようだ。緑茶は何度か飲んだが、味をよく覚えていない、だいぶ苦かった記憶だけ残っている。葡萄に関してはマリティアの好物なのでぜひとも食べてみたいところだ。
「『廻街』か」パンフレットをいったん閉じ、表紙を見た。「格好良い漢字だな」
アナウンスが流れ、飛行機がゆっくりと動き始める。
今日がマリティアにとって、いい意味でも悪い意味でも忘れられない日になることは、未だ誰も知らない。
* * *
『廻街へようこそ!』
飛行機を降りてから一時間ほどバスに揺られ、たどり着いた場所ではまず大きな看板がお出迎えしてくれた。廻街のものと思われるやけに詳しい地図、葡萄、それとあんまり可愛くないマスコットキャラクターのイラストが載っている。
「……田舎だな」
そして、廻街は、思っていたよりだいぶん田舎だった。
ここから見える道は建物の雰囲気からして大通りのようだが、それでも少し遠くを見ればたくさんの畑が見える。茶畑だろうか。
パンフレットを開き、ここから一番近い観光名所を探す。
「ふむふむ」
どうやら喫茶店があるようだ。スマホを取り出して見れば、評価は四・八とたいへん高い。
三分も歩けばアイスクリームとコーヒーの看板が見えてきた。
「いらっしゃいませ!」
「ああ」
生返事を返し、空いているカウンター席に座る。店内は上品な雰囲気で、洒落ている。カウンター席と個別の席がいくつかあった。
メニュー表を開くと、まずは飲み物を探した。ブラックコーヒーを頼もうか。
次に食べるものだ。日本は今は夏で、店内にはエアコンが入っているようだが、マリティアは扇がずにはいられない。なので冷たい物、できれば甘い物が欲しい。
「おい」店員を呼ぶ。「ブラックコーヒーとぶどうアイスクリームだ。あとひとつ貴様の気に入っているやつを教えろ」
マリティアの偉そうな日本語――実際自分は偉いと思っている――にも嫌な顔一つ見せず、笑顔で対応する若い店員。店員の鑑のような心を持っている。
「はい! 僕のおすすめはこちらです!」店員はさっと実物を取り出した。「キウイとブルーベリーのハチミツパフェです! 他にも数種類の果物が入っていまして、当店で四番目に人気です!」
「それも頼む」
「はい! ありがとうございます!」
持ってきていた本を読もうとしたマリティアだったが、一分もたたずに頼んだものがすべて運ばれてきた。対応が早いのも評価が高い所以かもしれない。
まずは溶ける前にアイスを食べる。
「うふぁいな」
店員がにこにこする。マリティアの視界には入っていない。
すぐにアイスがなくなると、コーヒーを半分くらい飲んでパフェにも手を伸ばす。
「うまい」
パフェはとても甘かった。特にはちみつが濃厚で、マリティアは非常に大満足である。
「ふーむ、神社か」
廻街にある神社には、まず杉が三本並んで立っていた。五百年前に、廻街に生えていた木から挿し木して育ったのだそうだ。もともとは別々の街にいたが、三十年ほど前にこの廻街に里帰りした――と、説明看板に書いてある。
「……でかいな」
五百歳なのだから、当然である。三十年前の人々はこんなにでかい木をどうやって運んだのだろうか。残念ながら看板には答えはない。
パンフレットによれば、この神社は狐を祭っているとのことだ。それも医学と薬学の土地神の化身だ。確かに狐の石像がある。
「土地神か。会ってみたいな」
そう呟きながら白い小石が敷き詰められた道を歩き、賽銭箱に五円玉を数えきれないくらい入れる。最近まともな出会いが無いからだ。
「ん?」
張り紙の作法に則って礼をする。すると、マリティアは何か輝く物を見つけた。
近寄ってみる。どうやら、コインのようだ。鉄製のそれは錆びてはいないが、表面がだいぶ潰れていてなんと刻まれてあるのかは読めない。
マリティアはそれを手に取る。
「……おわ!?」
いきなり視界が黒く染まった。空中に浮かんでいるような感覚だ。
「『黄昏』!」
とっさに防御用の魔法を発動する。それが効いていたのかは分からないが、数秒後にマリティアの意識は吹き飛んだ。
「……うー……」
マリティアが目を開けると、まず青い海が見えた。右を見れば、白い砂浜が続いている。
ぱっと立ち上がる。どうやら砂浜で倒れていたようで、服には砂がたくさんついていた。手で払う。
しかし、なぜ砂浜なのだろうか。神社にいたはずだが。
手を開いてみればさっきのコインがあったが、だいぶくすんだように見える。つんつんとつついてみれば、魔法が組み込まれていることがなんとなく分かった。やはりコインによる魔法で転移したのだろう、なんと迷惑なことか。
「それよりも、ここはどこだ?」
きょろきょろしてみる。青い海と狭い砂浜しか見えないが、ここが小さな島だということは分かった。マリティアが歩けば数秒で端から端に着けるぐらい、本当に小さい。
スマホを起動する。充電は半分くらいあるので、マップを開いて現在地を確認したが……
「……壊れているのか?」
現在地を示す赤いカーソルは、太平洋のど真ん中をちょろちょろと移動していた。これではここがどこか分からない。
次に、知り合いに電話をかけてみる。
『お掛けになった番号は現在使用されておりません』
「けっ」
スマホをかばんにしまう。
「……それにしても、どうしようか」
見渡す限り海だ。本当に何をすればいいのか分からない。
「おい、コイン。元の場所に戻せ」
つっついてみたが、何も起こらなかった。
ため息を一つついてから、座り込む。
地面が、抜けた。
「うわっ!?」
今度は驚きすぎて魔法を発動する暇もない。バランスを崩し、マリティアは頭から小さな島の下に落ちて行った。
「うっ」
なんとか体をひねって頭から突撃するのは避けたが、途轍もなく痛そうな音が響いた。背骨を強く打ったので痛みにのたうち回る。
「ぐ……どこだここは……」
相当深いところに来たのか、開いたはずの穴から差し込む光も見えない。とりあえず魔法で光の玉を生成し、視界を確保する。
地面は明らかに人工物だった。平らな岩石の床に細かく規則的な模様が刻み込まれている。それ以外は全くの暗闇で、なんだか黒い霧がかかっているような感じがする。
「大丈夫?」
突如、背後から声が聞こえた。若い女の声だ。
「……誰だ?」
マントの中からサーベルを抜き、声の方向へ向ける。
そこには、青緑の髪の少女が立っていた。服と肌は雪のような白で、目は宝石のような青と緑のオッドアイ。はり付けたような笑顔で、どこか不気味さを感じる。そして頭には、猫のような耳があった。
「うちは瑞。すごい音が聞こえたけどさ……痛くないの?」
「これぐらい、我は何ともない」印が笑顔のまま両手を挙げたので、サーベルをしまう。「それより、ここはどこだ? 貴様はなぜこんなところにいる?」
「あー……」
瑞は斜め上を見た。
「ここは……名前って言うほどの名前もないねえ。うちはちょっとやらかしちゃってさ、しばらくここから出られないように魔法掛けられてるわけ」
てへっと苦笑して自分の左腕を見せる。そこには水色に光る腕輪があった。
「そうか……ここからはどうすれば出られる?」
肩をすくめる瑞。分からないらしい。
「うちも出たいけどね。壁はかたいし穴もないし……これまでも何人か来たけど、すぐいなくなっちゃったから、みんなはしばらくすれば出られるんじゃない?」
「ならいいが」
マリティアがマントの中から拳銃を取り出し、ばらして点検を始める。
「食い物はあるのか?」
「いや、ないね。でもお腹はすかないわけ。不思議だよねー」
瑞は大きく伸びをしたが、バランスを崩して背中を強打した。マリティアが呆れた目を向け、瑞は舌をぺろっと出した。
* * *
薄暗い部屋。窓のカーテンはすべて締め切られていて光は差し込まないはずだが、物を問題なく識別できるぐらいの明るさは保たれている。床も壁も天井も木でできていた。
煢は手に持っていたお手玉を壁に投げつけた。
とても薄めの金髪を耳に掛からない辺りで雑に切っている。右目にモノクルをかけていた。高校生くらいの少年で、血気盛んな、すぐに喧嘩をはじめそうな目をしている。
「こら煢。物を雑に扱わない」
近くで書き物をしていた疂が小声で煢をいさめる。
煢と同じような金髪だが、わずかに赤っぽい。髪型は全く同じだ。黒い蝶ネクタイを着け、タキシードを着ている。こちらは一人とは正反対に、老人のような落ち着いた目をしていた。
「だってよー」煢が唇を尖らせた。「最近、お金が入ってこねえもん」
「じゃあ働けばいいじゃん。ぼくは最近バイトやってるよ?」
正論をぶちかます疂。煢は何も言い返さない。
二人は廻街に住む土地神だ。廻街が少しずつ過疎化し、若者も神社にあまり来なくなったことで収入は十年前の五分の一に減ってしまった。
「お? メダルから反応が……」
最近なくしたメダルだったが、そこに組み込んでいた転移魔法が発動したのを感じる。
「……まずいじゃん」
「……まずいな」
行き先にはどこまでも続く空間がある。そしてそこにはとてつもなく凶暴な化け物がいると叔父から聞いた。
だからといってうかつに手を出せば、『神頼み』で依頼された時以外世界に干渉してはならないという神々の取り決めに反してしまう。一部の神は免除されているようだが、煢と疂は対象内である。
「誰か知らないけど、ちょっと祈ってくれないかなあ……」
二人のため息が重なった。
* * *
「うー、風呂は気持ちいいな」
マリティアは魔法を使い、大きな丸太の小屋の中に大理石製の巨大湯舟を創り出した。そして火の消えないランタンを大量に空中に浮かばせ、明かりも確保。久々に強い光を浴びたからか、しばらく瑞は目を腕で覆っていた。
「あー……なんかうち、ちょっと、眠く……」
声が聞こえたのでマリティアが目を開けると、瑞の顔の半分以上が水に浸かっていた。
「おいバカ」
「うっ、あれ……はっ! のぼせてた!」
さっきまでは本当に幸せそうな顔をしていた瑞だが、思い出したようにまた張りつけたような笑顔に戻った。
「マリーちゃんはここに来る前は何をやってたの?」
マリーというのはマリティアのあだ名だ。つけられた本人はなかなか渋ったが、瑞はそれを無視してこう呼び始めた。
「旅行だ。イギリスから来た」
「へえー! 長旅だね」
その後三十分くらい話をすると、さすがにのぼせてきたので風呂から上がり、魔法式の洗濯機と乾燥機で洗っておいた服を着る。乾燥機の熱が残っていて、程よく温かい。
風呂の隣に二人分のベッドが並んでいる。湿度管理はしっかり魔法でされており、そのあたりの店で売られているようなベッドよりも遥かにふかふかで心地よい。
「うはー……しあわせー。うち、ここに来てから一番幸せかも」
「……」
マリティアは何も返事をしない。
マリティアは布団に入った後、三数えれば寝られるのである。
ガキィン!
甲高い金属音が小屋の中に響いた。
「人がせっかく寝ているんだ」マリティアがゆっくり目を開く。「どういう理由かは知らんが、我は睡眠時間を邪魔されるのが一番嫌いなんだよ」
少し不気味な笑顔の少女――瑞がナイフをマリティアに突き立てようとしていた。マリティアは本能的な感覚でサーベルを抜き、受け止めている。
腕を振ると、力がそれほどない瑞はナイフをすぐに手放す。
「どういうつもりだ」
「……」笑顔のまま、目をそらす。「うち以外の人がいると……化け物が、襲ってくるから」
「そうか」
じゃあ仕方ないなと、マリティアはすぐ瑞を許した。瑞が少し驚いたような表情になる。
「マリティアさんに任せておくんだな、どんな化け物だろうが我の敵じゃない。我を舐めるな」
ナイフを拾って渡すと同時に、地響きのような足音が聞こえてきた。瑞が頭を抱えてうずくまる。
別の空間に小屋を丸ごとしまい、敵を迎え撃つ準備をする。
右手には愛用のサーベル『ブラックアート』、左手には拳銃『アクシスflat-S012α』を構える。
「準備は万端だ、じっとしてるんだな。我の邪魔はするなよ」
「……うん。約束だからね」
「ああ」
体長が百メートルはあるような化け物が見えてきた。岩石や機械などを無理やりくっつけて団子にし、手足をはやしたような気味の悪い姿をしている。黒い油のようなものがぼたぼたこぼれているので一層不気味だ。
「さあ、行くぞ!」
マリティアは魔法で足に力を入れ、小さな爆発を起こしながら一直線に敵へ向かう。
遠い敵には銃を連射する。別の空間から魔法で弾丸を補充しているので、何度も装填する必要がない。
放たれた弾丸は化け物の体に小さな穴をうがっただけだが、防がれている様子は全くない。
「せやっ!」
サーベルで攻撃する。極限まで研がれた特別製のサーベルは、化け物の右足の一部を豆腐のように斬り裂いた。
「――――――」
耳障りな音を立てながら、右腕を振る。思ったよりも動きが速くてマリティアはちょっと焦ったが、魔法で自分を地面にたたき落として難なく回避する。腰がすごく痛い。
すぐさま地面を蹴って飛び起き、攻撃する。まずは右足を潰すことに決めた。
「『暁』!」
空気を蹴り、サーベルを右足へ突き刺してから魔法を発動する。サーベルの周囲に爆発が起き、広範囲にクレーターができた。
「――――!」
「おっと」
左腕を振り下ろしてきた。マリティアはまともに回避行動も取らず、サーベルを突き刺してから再び『暁』を発動。
化け物は痛みからか無事な右手をやたらめったら振り回す。少し離れてから右足へ拳銃を連射し、追撃する。
「思ったより弱いな? どうした?」
「――――――!!!」
「……ええ?」
突如、化け物の姿が消えた。
(右!)
とっさに前に転がる。轟音とともに地面が抉れた。
姿が見えなくなったことで、回避がしづらくなった。マリティアは空気の動きを感じて回避する。
「こっちだな!」
サーベルを振り回す。
「『暁』っ! 爆ぜろ!」
「――――!」
本体から離れたからか、見えるようになった化け物の一部が飛び散る。血よりもずっとどす黒い液体も飛び散り、マリティアの頬にかかる。
「うわ」
袖でそれをぬぐった。そして、
「おい……迷惑だなあ機械団子め……」
頬の一部――ちょうど液体がかかった部分――が、化け物と同じように黒く鉱物化していた。それは、じわじわと周りの肌も侵食していく……。
* * *
「くそっ、無駄にしぶといな……」
三十分後。
侵食はマリティアの頬だけではなくもう顔の半分、そして首から肩にまで及んでいる。もう右目がぼやけてほとんど見えない。
そして化け物の四肢は、異常ともいえるしつこさでくっついていた。先ほどなんとか右足を切り離せたが、このペースではこちらがまともに動けなくなるのが先だろう。
「おい」ポケットに手を突っ込み、コインをつっつく。「何とか言えよ諸悪の根源」
当然ながら、何も起こらなかった。動きの鈍ってきた体を魔法で補助しつつ、敵の拳を躱す。
「ちくしょう……」
舌打ちをする。それと同時に、後ろから声が響いた。
「負けないでマリーちゃんっ!」
必死な顔の瑞が叫ぶ。
「……そうだったな。『約束』してたもんな」
ふっと体が軽くなった気がした。諦めかけていた部分もあったが、自分だけではないのだ。守るべき人もいる。
「よっしゃあ! 元気百倍だぁ!」
再び、いや、最初よりもはるかに強い力を出す。あとは、時間との勝負だ。
「くたばれぇっ! 『暁』!」
「――――――!?」
魔法を連発し、ありったけの力を込めて敵を切り裂く。
何も見ない。ただ、敵を倒すだけだ。
約束を、果たすために。
* * *
「――ちゃん! マリーちゃんっ!」
「……あ……」
マリティアはたたき起こされた。泣きそうな顔の瑞が見ている。団子のせいかだいぶんぼやけている。
「おはよう……機械団子は倒せたのか――うわっ」
右足に力が入らず、派手に倒れてしまった。もう足が黒い鉱物になっている。
「てか……ここ、どこだ?」
真上には、青い空と白い雲が広がっていた。だいぶ久しぶりな気がする。
「あ……そうだよ! どこか分かんないけど、地上に出られたよ!」
固い首を何とかぐぐっと動かす。だだっ広い草原のようだ。
「化け物が倒れたら、私の腕輪も壊れて……で、気がついたらここに」
「そうか。よかったな」
うんうんと何度もうなずく瑞。
瑞がうれし泣きするのを見ていると、だんだん足が痺れてきた。
(あ、もうダメだなこれは……うん?)
よく見ると、足が少しずつ元に戻っている。痺れていたのは、感覚が戻ってきていたからのようだ。
そこへ、ふたりの少年が歩み寄る。
「やあ」
「ん……誰だ」
モノクルの少年が軽くストレッチしてから自己紹介する。
「俺は煢」
「で、ぼくが疂。ぼく達は廻街担当の神さ」
瑞が首をかしげる。
「おじちゃんは? 代替わりした?」
「五年ぐらい前に僕の叔父が病気にかかって、今は療養中。しばらくしたら治るだろうけど、これを機に引退するんだって」
「へえ」
煢が懐から一枚の紙を取り出す。
「えーと、瑞は神になる試練を達成。はい、今日からお前は神様だ」
「……え? あ……うっ……」
瑞はばたっと倒れた。マリティアが芋虫のような動きで近寄る。
「大丈夫だ。そいつが叔父に神様になりたいとか言うから、そいつと仲良かった叔父は記憶を一部改変してあの迷宮に入れたんだ。誰かと協力して団子を倒せればクリアだ」
「ちなみに、殺された人たちは普通に記憶を消して社会に戻ってるから大丈夫だよ。いやー、試練の事すっかり忘れてたからだいぶ焦っちゃった」
「そうか」
マリティアはとりあえずつかれた。少し目を閉じると、すぐに寝てしまった。
皆さんこんにちは。館翔輝です。
今回は『青空色の法則』という僕が書いているシリーズのスピンオフというか外伝というかそんな感じです。マリティア・J・スターダストは三話『リカバリー』の敵キャラです。いちおう。よかったら検索して読んでみてください。
よろしければ、コメントやいいね、評価をよろしくお願いします!
最後までお読みいただきありがとうございました! これからもよろしくお願いします!
2023年7月30日 館翔輝
Copyright (C) 2023 Yakatatobi Kirari.