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死ぬほど怖いぞ

テレビがあると言ったけど現異混合しているので普通に出てきます、まぁ現代とはすこーし雰囲気が違うみたいです

家に帰ると死ぬほど疲れが出た。


色々と聞きたいことが山積みすぎてどれから聞けばいいかすら分からない。


「クリートさん、 私これで良かったのでしょうか」


「急になんだ、良かったと言われても、まぁもう少し虚言を抑えて欲しいぐらい」


「虚言じゃなくて事実じゃ」


「言った俺が馬鹿だった」


「お願いだ面倒事に巻き込まれたくないんだ、特に色恋沙汰は」


「クリートさんそんなこと気にしてたのですか」


「あれだと明日から俺とお前はちゃんと注目の的だ」


「噂はだいたい70日間、それも流行りに敏感な学生、すぐにそんな噂消えますよ」


「ああ、そうだな消えて欲しいよなあの言ってることかなりインパクトあるから当分忘れられないけどな」


「逆に学校であまり私たちが喋らなかったら逆に怪しまれません?」


「言われてみればそうだけど、どこをどうとっても今行動を起こす度に怪しさMAXになるんだよ」


「いわば蟻地獄といった感じなのですね」


「ああ、そうだな」


もう正直諦めがあった、だが1つ妙なことがある。


今日のノルンの行動が好きな人の外堀を埋めるような行動が多いため少し気になっていたのだ。


「ていうか殺しの命令無視してるけど怒られないのか?このまま進むと恋人ごっこになるぞ」


「ここここここ、恋人!」


明らかに動揺している、これまでにここまで動揺している人を見た事ないくらいに。


「まぁ俺も命が惜しいからタダでは殺されたくないけど」


「それでも戦うのはなぜなの」


「俺が過去、目の前で殺されている人を見た時何も出来なかった、だから力が欲しくてあれを創ったんだ」


クリートの顔は曇っていった。


「ごめんね、辛いことを聞いて」


「いや、良いんだ、実際これを作るためにたくさん魔法系統のことを学んだんだ」


「どういうのを学んだの、やっぱり変形魔法とかを組み合わせたの?」


「最初は変形魔法でやったんだけど失敗、だから色々な形でやった結果、スーツは服を変形させて創りアーマーは磁石魔法と縮小魔法を用いて腕時計に入れて、ごめん、こんな話おもんないでしょ」


「いや良いよ、それだけ想いが詰まってるんだから」


クリートが時計に目をやるともう夕方だった


「もうこんな時間か、晩飯の用意するから待ってて、テレビでも見ていてリモコンは机の上に置いてるから」


クリートは晩飯の用意をどんどん済ましていきだいたい2時間がたった


「できたよ、もう家のあるもので作ったから」


そう言ってクリートは机に野菜炒めと大型トカゲの肉の焼き肉を置いた。


「すごい!食べて良い?」


「ああ、良いよ」


許可を得ると大型トカゲの焼き肉を食べた、ノルンはとろけた顔で


「美味しいです〜」


「良かった、めちゃくちゃ高かったからまずかったまじで辛かったぜ」


「野菜炒めも美味しいです〜」


「ありがとな」


笑顔で食べてるノルンを見ているとどんどんノルンの顔が赤くなってきた。


「私顔についてます?」


「いやついてないぜ、笑顔で食べてくれていて嬉しかっただけだ」


「ありがとうございます、クリートさん!」


ご飯を食べ終わるとクリートは


「風呂の用意は自分でしてくれ、タオル無いのなら今掛かってるタオル使ってくれ」


「タオルなら持ってきてるから大丈夫」


クリートは考えた、ノルンは少し天然なだけなのかもしれないと。


明日のことを考えているとどんどん頭が痛くなってきた。


皿を洗い終わらして風呂に入るとそのまま寝た。


翌日、目が覚めいつもと同じくパンをノルンの分も焼いた、眠い目をこすりながらパンを食べた。


ノルンが明るい声で


「おはようございます、クリートさん!」


「おはよう、パンの用意出来てるからこれ食ったら学校に行って」


寝ぼけた声で言った。


ノルンがパンを食べていると突如爆発音がなった、クリートはその音で完全に目覚めた、


ノルンはピストルを持ち、クリートは腕時計を着けた。


「あの爆音、テロの奴らか!?」


「いいえ、あの音的に多分未来から何者かが送られた感じですね、あれもしかすると」


「何か心当たりでもあるのか」


「確かこの任務私一人じゃなかった気が」


「超重要なこと忘れてんじゃねぇーよ!」


「わ、私も人間です、少し忘れることも、確か熱出して来れなかった気が」


「くっ!今度こそ殺られるのか」


「大丈夫です、あなたの命を御守りしますので」


「いやダメだ、俺の為に自分の未来を潰すなんて、そんなことさせない」


「私はあなたに恩を貰いました、必ず返させてもらいます」


どんどん足音が近づいて来る、涎を飲み込みドアを開けるのを待った。


「ノルン、助けに来たよー!」


「ヴェル!あんたの助けは大丈夫ッぽそうよ」


「そんな硬いこと言わずに、それともなんなのここで新しい彼氏でも作ったの?私というものがありがながら!」


クリートは激しく絶望した、きっと類は友を呼ぶという言葉は本当なのだということを。


多分、いやきっと彼女はノルン目当てできたのがこの数秒でわかった、そしてノルンはここに残る気満々なら彼女もきっと残る。


オワタ


「ヴェル!今度こそあの世送りにさしてあげるよ!」


「激しいプレイ派なの、でもノルンが望むのなら、私ヴェルザンディは体をあげるわー!」


「ははは、ノルンこの脳内真っピンクさんがその風邪ひいた同僚なのか」


「そうよ、前日私は空港近くのホテルで寝たんだけどあいつだけ私の寮に入り込んで裸で寝てたらしいの」


「ははは、はぁ、だいぶクレイジーな方を読んでしまったみたいだな」


ドアの向こうで激しい声がした。


またノルンに負けず劣らずというかノルンより性格が濃い人が来たという事実が絶望だ。


「その向こう側に男の声が聞こえるわ!まさか本当に!それもターゲットの子!許せない、許さない、許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない!」


と呪いの言葉をかけられたクリートは叫び


「なんか頭のおかしい人が来てしまったじゃねぇか!なんだあいつ!愛の一方通行じゃねえか!」


「とりあえずチャチャッと終わらせに行きます、あなたは行かない方がいいです」


「どうしてだ?」


「多分あいつの事だから四肢が無くなっても襲いに来てくるくらいえげつないわ」


「ははは、笑えねぇ」


今夜はよく眠れないと察した。


その説明を聞いた時ホラゲの敵かよというツッコミを抑えるがやっぱりそうにしか見えない。


学校行く前に無駄な体力を使いたくないからここはノルンに任せることを決めた。


「ノルン、ごめん戦えるか?」


「お易い御用ですよ!クリートさんのためなら戦えます!」


若干背筋がゾッとしたがノルンに任せた。


なんかこっちもこっちで嫌な予感がする。


「脳みそ真っピンクマン!ここで引導を渡してやるよ」


「やっと来てくれたのね!」


クリートが見た姿は割とまともに感じた、金髪の長髪で声はおっとりしていた。


どこをどうとってもヤンデレとは感じないオーラだった、だがクリートを見た瞬間。


その時思い出した、フレドに言われた事を。


「おっとり系ほどヤンデレ率高いからな!乙女ゲーやりまくった俺が言える」


「それはギャルゲーだと思うぞ」


実際言われた通りだ。


ちゃんとヤンデレ要素を兼ねている。


体から黒いオーラを出していると思うくらい恐怖を覚えた。


「あいつが敵なのね!ぶっ殺す!」


高速で向かってきた、そしてパンチをしてきたが当たる直前にアーマーだけを着けたからノーダメージで突破できた。


「いきなりパンチかよ!」


「あんたを殺すためなのよ、このヴェルザンディを舐めないで欲しい」


2人は向き合い止まった。


(まずい、本当に負ける、ここで負ける訳には!)


クリートは相手の強さにビビっていた。


果たしてクリートは勝てるのか

ブックマークお願いいたします


やる気と気合いがムンムン上がりますので

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