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非日常は突然

おで旅行いきだい

3日目の朝。


昨日のことがありあまり眠れずにいた。


だがだるい体を食堂まで運びご飯を食べた後大浴場に行き風呂を楽しもうとした。


そこにフレドも来てクリートは温泉に入りながら喋った。


「今日で終わりか」


「まぁ楽しめたし良かった。ありがとな、クリート」


「俺じゃないよ当ててくれたノルンのおかげだ」


「にしても本当に綺麗な旅館だったな、そう思わないかクリート」


「海も綺麗だし旅館も綺麗だからかなり楽しめたなぁ」


隣の女風呂からも声が聞こえてきた。


それでクリートは嫌な記憶を思い出した。


それはフレドも一緒のようだ。


「フレド、1日目地獄だったな」


「ああ、忘れたいよ、そこだけは」


女風呂からこちらに話しかけてきた。


声的にフレイヤだ。


「お兄さん、今日一緒にお土産見に行こう!」


「わかってるよ、予算もかなりあるしいけるいける」


「ありがとう、お兄さん」


クリートはフレドのその関係がとても羨ましい限りだ。


「フレド、その関係どうやれば出来るんだ?」


「どうやってって、普通にしていれば 」


「普通ができないんだよなぁ」


「もう諦めろ、そのうち慣れてくるよ」


「そんなもんかぁ、やっぱり」


クリートは最後の風呂を堪能して風呂に近い場所にある畳の居間に座ってテレビを見ながら過ごしていた。


それを見たフレドとフレイヤは


「お前おっさんみたいだな」


「悪かったな、でもこれがまた楽しいんだ」


「あ、コレ見たかったやつだ、お兄さんちょっとコレ見てから上に上がるね」


「リョーカイリョーカイ」


と言うとフレドだけで上に上がった。


クリートはフレイヤに気になったことを聞いた。


「フレイヤ、お前フレドのことが好きか?」


「うーん、私はお兄さんを尊敬しているから好きかって言われたら難しい、だって私のお兄さん的存在だもん」


と顔を赤くしながら言った。


クリートはフレドの事をフレイヤに話した。


「まぁ、フレドもとても良い奴だから付き合うなら圧倒的にフレドが良い感じはあるなぁ、ごめん急に関係ない話して」


次の瞬間、恋愛好きの耳はとてもよく恋バナと聞こえたところには直ぐに現れた。


「なになに!恋バナ!」


「ちげぇよ!」


「ちょっとぐらい教えてくれたって、減るものじゃないんだし」


アフィーの尋問に耐えた後荷物をまとめ旅館を去った。


去る前にノルンがクリートに


「意外に早かったですね」


「ああ、楽しい時間はあっという間だな」


「また来たいです」


「当ててくれたらな」


アフィーはそれを陰から見てノルンに


「もっと攻めないと!」


と言いたかったがそれをぐっと堪えた。


フレドとフレイヤはクリートの母と一緒に帰りの列車のチケットを貰いに行っていたらしく朝は居なかったようだ。


クリートの母はみんなにチケットを渡し。


「とりあえず列車が来る30分前には駅に来てね、とりあえずそれまでの間お土産でも買いに行きましょ」


クリートはひとつ疑問があった


「でもここ何も無いけど」


「大丈夫、大丈夫、少し歩くと小さな町に着くのよ、そこかなりの観光名所だからそこも観光して行きたいわね」


クリートの母は直ぐに馬車を止めてみんなに


「これで町にすぐ行けるから乗っていきましょ」


と言うと馬車に乗った。


言われるがままみんなは馬車に乗り町へと向かった。


景色がかなり綺麗だ。


アフィーは小声でノルンに


「これはチャンスよ、アプローチの」


「でもみんないる所は恥ずかしいよ」


「大丈夫」


2人が小声で作戦会議をしている間フレドとフレイヤは景色を見ながら


「綺麗ですね」


「本当にな、いやぁにしても空気も美味しいし最高だね」


「そうですね、私お兄さんと来れて良かったです」


「当ててくれたのはノルンさんだから俺は何もしてないよ」


2人は和気あいあいと喋っていた。


ヴェルはノルンに抱きつき


「ここで野外プレイ楽しみましょう」


「あんたは普通に捕まることを言わなくちゃ死んでしまう病気にもかかってるのです!?舌取ってあげましょうか!」


クリートはみんなの話を聞きながら外を見ているとどんどん眠たくなってきた。


気づくと目を閉じて意識が無くなっていた。


目を開けるとノルンが目の前にいた。


寝ぼけたクリートはノルンに


「あれ、もう着いたの」


と聞くとノルンは必死な様子でこう返した


「大変なんですよ!急な襲撃に会って飛ばされたんです、みんな」


だがまだクリートは寝ぼけている。


「ここはどこなんだ?洞窟か」


「ここは多分テロリスト達のタイムマシーンの中です」


その一言で目が完全に冴えた。


「ありがとう、みんなはここに飛ばされたのか?」


「一応この中に入ってるのはわかる、でもどこにいるのかが分からないの」


「ちなみにここはどこ何だ」


「ここは人気の少ない廊下まで逃げてきたので」


「わざわざ俺を連れてごめん」


「良いんですよ、困ってらお互い様ですし、でもまずみんなを助けつつこっちも脱出しないといけないのが面倒だね」


とノルンが言うと一瞬の静寂の間確かにひとつ足音が近づいてきた。


果たして脱出できるのだろうか、まずここはどこなんだ。


ブックマーク、ポイント等やって欲しいな|ω・)

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