海水はなんか美味い(馬鹿舌)
私は行ってた小学校、中学校が何故か水泳に力を入れていたので多少ですが泳げます
一生の謎がなぜ水泳に力入れるかです。
確かに行ってた学校の近くは水害が多いって言ってたけど泳いで生き残るバカは居ないし
何故でしょうね
旅行当日、何事もなく旅館に着いた。
クリートは旅館を見るとその大きさに圧巻だ。
「いやぁ!さすがは高級旅館だな、でけぇ」
周りは自然いっぱい、五分くらい歩くと海に着く。
最高の場所だ。
「クリートさん!荷物置いたら海に行きましょ!」
「あ、あぁわかった」
クリートは超がつくカナヅチだ。
だから海には極力避けたかったがこれを機に克服したいため入ることを決めた。
「お、お兄さん海に入ってもいいかな?」
「全然いいけど、気をつけてな」
「お兄さんは行かないの?」
「俺?俺は、どうしようかな」
と言うとアフィーが
「せっかくなんだし入りなよフレドさん、友達のクリートさんも入るじゃない」
「あいつ入るのか!だってあいつはカナヅチ」
と言い切る前に口を防いだ。
「お願いだ、それだけは黙っておいてくれ」
と言うとノルンが興味を示したようで
「何かあるのです?」
「いや、何でも、それより早く行こう!ね」
と話を強引に変えてやり過ごした。
「ノルン、あなたの水着姿を想像しただけで」
「あんたは、ここは公共の場でしょ!」
と言うと頭に強烈なチョップを食らわせた。
「へぶし!」
と声を漏らすと鼻血を垂れ流しながら倒れた。
「じゃあクリートさん!私旅館に行ってきますね」
と言うとノルンはヴェルを肩に担ぎ旅館に入った。
クリートの母は気になったように聞いてきた
「クリート、確かあんたはカナヅチだったよね、大丈夫そんな嘘ついて」
「何とかする」
と言うとクリートとフレドは旅館に向かった。
「本当に冷たいよねー」
とクリートの母はノリを撫でながら言った。
旅館に入り部屋に行った。
内装はかなり和が強調されている。
「かなりいい所だな」
とクリートが呟きながら部屋に向かった。
そして部屋に着いて扉を開けるととても広い部屋があった。
部屋も和を強調させておりとても落ち着く場所に仕上がっていた。
「さぁ、とりあえず用意して海に行くか」
クリートはカバンを開けて着替えフレドの部屋に向かって一緒に行こうとした。
「フレド、入ってもいいか?」
中から声が聞こえる。
耳をすまして聞くと。
「フレイヤ、自分専用の部屋があるからそこに行ってくれ」
「でも私不安なんですよ」
「大丈夫だ、今日は俺たちとスタッフ以外居ないから」
「でも怖いです」
「何が怖いんだ?」
「ゆ、幽霊」
「大丈夫だ、幽霊なんて居ないよ」
「ほ、本当?」
「だからほら、行ってきなさい」
「ありがとう、お兄さん」
とフレイヤが言うとドアが開いた。
クリートはフレドの部屋の前に立って待っていた。
「フレド、一緒に行こう?フレイヤも一緒にいくか?」
と聞くとフレドは快く了解してくれた。
フレイヤも同じくだ。
「じゃあエントランスで待ってるよ」
と言うとクリートはエントランスへ向かった。
数十分後ぐらいすると2人とも来た。
フレイヤの水着はかなりデカイ、クリートとフレドはかなり顔を赤くしながら見た。
フレイヤの顔は疑問符が出ている顔だった。
それに気づいたフレドは話を変えるためにクリートに質問をした。
「行けるのかクリート、カナヅチなのに」
「う、うるさい、ここらで克服といきたいんだ」
「そうなんですかクリートさん?」
と疑問に思ったフレイヤは聞いてきた。
「フレイヤ、そうだけど」
「大丈夫ですよ、私もカナヅチなので」
「そうなのか!」
「はい!」
フレイヤはそう言った。
クリートはとても安心した、このメンバーでカナヅチがもう一人いたことに。
海に3人で向かうともうみんな来ていた。
ついさっき来た3人以外でビーチバレーをしていた。
クリートとフレドは目のやり場に困った。
クリートはたまたま見たところにノリが居た。
ビーチパラソルを立てて優雅に過ごしていた。
クリートは理性を普通に保てる犬になりたいと思った。
ノルンはクリート達が来たと気づくと走ってクリートの所に行き。
「クリートさん!泳ぎましょう!」
「いや、待ってくれ、少し軽く運動してから入るよ」
「確かにそうですね、ならビーチバレーでもしましょう、2人も一緒に」
と言うとノルンはクリートの腕を引っ張り海の方へと向かった。
ここからクリートはカナヅチをバレさせないための戦いが始まる。
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