旅立ちの準備
「多種族と友好関係ってどういうことなんですか?」
「驚くとこそこなの?まぁいいわ説明するわね
エルフ、獣人、ヒューマン、魔人、竜人、小人、吸血族の中の【種族間であまりよくない関係】の所
がいくつかあるのよ。その改善のために君を魔法陣にこの世界の知識とついでに前世の得意なことが反映されるように組み込んで召喚したということよ」
[知識と言っても主に言語だけどね]
前世の得意なことかーなんだろうな
「ステータスオープンと言ってみて」
ここは普通なんだな
【ステータスオープン】
〔名前〕赤井 政野 〔年齢〕24歳 〔レベル〕1 〔種族〕ヒューマン 男
◦HP1250 ◦MP250 ◦攻撃787 ◦賢さ983 ◦素早さ872 ◦防御1247
◗スキル
◦友情確立 Lv,1・・・友情ができやすい ◦ドM根性・・・くらったダメージステータス変換できる
◦×××・・・ほかの神の管理下 ◦状態異常耐性EX・・・状態異常にかからない
◗性格
変態〔ロリコン、お姉さん好き、メンヘラ好き〕
追加[ドM]
...........................
待ってこのステータスひどすぎん特に性格って俺24才なのか
「え?あなたヒューマンだったの?てっきり耳の短いエルフかと…
それより男って何?」
急に言葉使いが変わったなー研究者の新しい物を前にした時の距離の詰め方みたい
「男ってないんですか?性別みたいなものって」
「性別ってどんなものなのかしら?」
「体の違いってことですかね」
性別がないのか?
「じゃあ子供ってどうやってどうやって生まれるんですか?」
「そんなの決まってるじゃない手を合わせて魔法を使うのよ」
それは地球とは全然ちがうな
「僕がいた世界では男と女がいてそれぞれが一人ずついて
ある事をすると生まれるので男と女が区別されているんですよ」
「意外なところで文化の違いがあったわね」
「他にも色々ステータスで気になるところがあるけど早速最初の村に向かってもらうわね
最初は小人族とかどうかしら」
「小人族ですかわかりました。でも一ついいですか?これって終わったら元の世界にって・・・」
「戻れるわよ生きてればだけど」
さらっとやなこといったなー
「ロゼさんが戻すってことですか?」
「それは違うわよ全部が終わったら戻れるはずだから」
なんか隠してんな、、、でもこれは言わないんだろうな~
「それは置いといて行くんでしょならこれを渡しておくわね」
バックとなんだこのスマホみたいなの
「それは魔法のバック必要なものが入っててその箱型のものはそれにあなたの魔力を流せば私と連絡が取れるというものよ困ったことがあったらすぐに言ってね」
一人用の電話みたいなものかなありがたいな
「あとそれで偽装のステータスと見た目変えられるからつかってね!
そして異世界人だということを隠してがんばってね」
隠すのは鉄則だよな~てかこの疑似スマホめっちゃ便利じゃん
「外に車あるで半日くらいでつくからね」
どんな仕組みなんだろ
へー後ろに石ついてるからこれって魔石かな
「小人族は何の種族で行けばいいとかありますか?」
「魔人、吸血族、エルフ以外ならなんでも大丈夫よ」
エルフって意外だな
「わかりましたじゃあ無難にヒューマンでいいかな」
「それがいいと思うわ」
「最後に魔物に気をつけること!」
やっぱり魔物いるのか気を付けよう
「じゃあ行ってらっしゃい」
「行ってきます!」