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電験三種と過ごした日々  作者: 37,5or9
32/52

2.5 位置エネルギー/エレクトロンボルト

――また2020年5月――


 動画投稿サイトで電磁気系の内容を調べていると、投稿サイトのAI(?)は関連動画をお勧めしてくれるようになる。高校物理の解説動画が多かった。大勢の方が動画を投稿してくれているのが判った。ありがたいことだと思う。

『モンキーハンティング』もそんな中で見つけた動画の一つで、他にもいろいろ見ていた。


 皆さんは『力学的エネルギー保存の法則』というのを学校で習っただろうか。実は私は……まあそれはともかく、この法則についての動画も見ていた。


 内容はざっとまとめるとこんな感じだ。


■■


・U=mgh[J]

(U:位置エネルギー、m:質量、g:重力加速度、h:高さ、J:ジュール)


・K=1/2mv^2[J]

(K:運動エネルギー、m:質量、v:速度、J:ジュール)


 力学的エネルギー保存の法則というのは、保存力のみがはたらくとき、位置エネルギーと運動エネルギーの和は一定になるというものだ。(実は保存力のことをよく判っていない)


①ボールをある程度の高さに持ち上げているとする。この時、位置エネルギーが最大で運動エネルギーがゼロ。


➁次にこのボールを離す。すると落ちていく。位置エネルギーはmghでhが小さくなっていくと、位置エネルギーももちろん小さくなる。その代わりに運動エネルギー、1/2mv^2が増加していく。mは変わらないから、速度が上がっていく。

 位置エネルギーと運動エネルギーの和は一定なので位置エネルギーが減った分、運動エネルギーが増えている。


③最後に床に落ちる時のことを考える。このとき、高さが0になるので、位置エネルギーもゼロになり、その代わり運動エネルギーが最大になる。


 位置エネルギーと運動エネルギーの和は常に一定。ということは①と③の時のエネルギーも同じ、ということになる。


 

 U+K=一定


      手に持っているとき = 床に落ちる時

mgh’+0(運動エネルギーゼロ)=0(位置エネルギーゼロ)+1/2mv’^2

             mgh’= 1/2mv’^2


(h’:最初の、最高点の高さ)(v’:床に落ちる瞬間の速度、一番速度が大きい)


 こんな感じになります。【色々おかしいかもしれません。ご容赦ください】


 金があるときは時間がないし、時間があるときは金がない。多分そんな感じだ。(?)

 でも貧乏暇なしとも言うし、私はいつも……まあ自分のことはどうでもいい。


■■


 それでやっと今回の本題に入るのだが【理論科目の電子】の部分で、電界中の電子の運動の所(コンデンサーの極板の間の電界中に存在する電子の運動を考えるような部分)で似たような式を見たことがあった。


 電界中の電子の動き、そのエネルギーについての公式。


・eV=1/2mv^2[J]

(e:電荷、V:電圧、m:質量、v:速度)

 eVがqVと表記されている場合もあったけれど、内容は同じだ。eVはエレクトロンボルトというらしい。


 私はまた似ている、と思った。

(これもエネルギー保存ということだ、おそらく)


 と……一旦は思ったのだが、式の右辺、運動エネルギーの方は同じなのだが、なんだか左辺が違う。eVとmghというのがどうもピンとこない。暫くモヤモヤしていたのだが、過去問をやっているときに思いついた。


 平行板コンデンサーの電界を考える問題で、E=V/d[V/m]となるものがあった。

(E:電界の強さ、V:コンデンサーにかかる電圧、d:平行板間の距離)


 これを【eV=1/2mv^2[J]】に代入してみる。

 

・e【V】=e×【V/d×d】   これでE=V/d[V/m]だったから

    =e×E×d

    =eEd  


 ・eEd =1/2mv^2[J]となる。


 ここでさっきの力学的エネルギーの式と比べてみる。

 

・mgh’ = 1/2mv’^2 [J]

・eEd  = 1/2mv^2   [J]


 これで個人的にしっくりくるようになった。

 mgもeEも同じくFで力を表すから、左辺はどちらも力と距離をかけていることになる。

(F=ma, F=mg, F=eE)



【今回のまとめ】

・eV =1/2mv^2[J] は

 eEd=1/2mv^2[J] とした方が個人的にしっくりくるという、本当にただこれだけのことでした。読んで下さった方、ありがとうございます。


挿絵(By みてみん)


※ 今回の内容はわざわざそんな考え方する必要ないだろ、と思われても仕方ないものなのであまり気にしないでください。

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