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オバチャンがシロクマになったわけ☆




 あらすじ欄にも書かせていただいておりますし、今更ではございますが……私のペンネームは「代 居玖間」と申します。


読みは「シロ イクマ」、意味は白い熊っていう感じで覚えていただけますと嬉しいな♪


いやいや、忘れていただいてもスルーしてくださっても大丈夫です……ええ、ちょっと作者が凹むだけでちっとも問題ございませんとも……(´;ω;`)ウルウル ←素直じゃない作者(笑)


今回からチョイと文体を変えましてお気楽に書かせていただいておりますゆえ、ご了承のほど宜しくお願いいたします(_ _)☆……そして、顔文字も使っちゃいますw


なのでお気楽に読んでいただけたら嬉しいです(*´σー`)エヘヘ ←何か開きなおったらしい。





 どうして今頃になってペンネームについて語るのかと申しますと、ぶっちゃけ単なる気まぐれなのでございます。


ただ……振り仮名をふらないとシロって読んでいただけていないみたいで、ちょっと不安になったのでございます(^^ゞ


代はダイとも読めますし、そうすると有名な作曲家の團伊玖磨(だんいくま)先生の、めちゃめちゃソックリさんに……(✽ ゜д゜ ✽)ヒョエー☆


Twitter内や他サイトさんで教えていただいて、作者本人はビックリ仰天ww


でも、光栄なことだと思ってます。


そんなエピソードも良き思い出で自慢のネタでございます☆


でもでも、本気と書いてマジでわざとじゃないんです〜(汗)


ホントだよ?







 ときを遡りますこと数十年前……うら若き乙女だった(たぶん?)作者は、地元の職業高校に入学したのでございます。


近くて気楽に通えて事務系資格も取れちゃうなんてお得じゃね!?って、うっかり気軽に決めたのですが……エライコッチャな学校でした。


どういうことかと申しますと、都会の学校では先ず見かけない長ーい学ランの内側には派手な刺繍がw


先輩方のかっちりリーゼントヘアが(まぶ)しかったです。もうテカテカでした。


それから、膝上丈のスカートがトレンドになろうっていうのにくるぶし近くまでありそうなスケバンスタイルのスカートが闊歩(かっぽ)していたのです☆


住めば都と申しますし、なれれば自分に合った楽しい学び舎でございましたが……ナイショですが入学当初は正直言ってビビりましたともw


今になって思えば……おっかない先輩方も愉快な先生方も、良くも悪くもだいたい中身は素朴でマイペースな人たちだったみたいです。


(注:ここまでのお話は……もちろん作者主観の独断と偏見による独り言ですヨww)







 いやいや、本題はソレじゃないのです。


問題は私の内面にあったのです。


入学式を済ませた新入生はクラスごとに教室の席についたのですが、このときの作者は学校生活を順調に送れる気力がすっかり枯れ果てておりました。


元々が内向的でボンヤリしている性質らしく小中とスクールカーストの底辺を漂っていたので、新学期らしく多少の緊張感を保っていたつもりなのに……なんと、内心のダルダルがにじみ出ていたらしいのです。


先生の自己紹介やら生徒間の自己紹介やらのホームルームが終わったあとに、前の席の背の高い女子がクルリと振り返ってヨロシクネって言ってくれた、そのあとに。


彼女がちょっと何かを考えて、言ったのが……


         「〇〇さんって、なんだかシロクマみたい〜」


                        ……っていう言葉だったのです。








 衝撃でした。


色んなニックネームで呼ばれましたが、シロクマは初めてで(笑)


脳内が?????で埋め尽くされて、ちょっと反応に困りました(^^ゞ


なんでシロクマ?ってなりましたw


で、シロクマってあの白熊かなって聞いてみたのです。


「うん。動物園でノホホンってしてるあのシロクマ。雰囲気がそっくりだもん」


という答えが返ってきました。


「見てると()やされるわ〜」


……とも(笑)


どうやら(けな)されたわけではないようで一安心ww


それが彼女とのファーストコンタクトだったような気がします。


それ以前にも何かしらのやり取りがあったのでしょうけれど、吹っ飛びました。


私にとっては、とっておきの青春の思い出の一コマでしょうか(*´艸`*)♪







 それはなぜかと申しますと……彼女のその言葉とその後の交流で、私自身が救われたから……なのです。


彼女なりに私の内面を分析して、まるごと受け止め受け入れてくれたと思えたんです。


ぐうたらスローでやる気なしでも、自然体でオッケーと(笑)


ちょっと不思議テイストな彼女は、そのあと卒業までずっと私をシロクマと呼び続けてくれました。


他のクラスメイトや友人たちには別な呼び名で呼ばれていましたし、自分はそもそも名前を読んでくれるような友人が少ないコミュ障キャラなのですけども。


シロクマ呼びは後にも先にも彼女唯一人(ただひとり)だけ。


以来、私はずっと自然体のシロクマでいられることになったのです。


友人のおかげで、こうありたいって……自分でそう決めることができたんです(>ω<)☆









 そんなこんなで、山あり谷あり数十年。


親しかった友人たちとも年賀状だけのやり取りという、相変わらず面倒くさがり屋でコミュ障な私です。


彼女は都会で頑張り、結婚してお子さんも生まれたと便りがありました。


私はというと地元で就職し、なんだかんだで結婚しノホホンな毎日を送っています。


年をとっても中身の思考回路は、あの動物園の檻の中でグデっと氷に寄りかかって涼んでいるシロクマ仕様。


気ままに泳いでみたり流されてみたり、それなりに……自然体w


今もなお、元気にシロクマをやってます。


ありがとう我が友よ☆








 そんなあるとき、ちょっとしたきっかけで沢山の物語に刺激を受けた私は自分も何かを書いてみたくなったのです。


学生時代は読書とは縁遠いような奴でした。


本屋さんには漫画を買いに行くだけでしたし、図書館は真面目に勉強をしている人が行くところだと思ってました。


図書室で本を借りるのは面倒くさいとも思ってました。


正直言って敷居が高いとも。


どうしてそんなふうに考えていたのか謎ですが、本格的に読書を楽しむようになるのは大人になってからでした。


今の自分がソコソコ読書を楽しめるのは、だぶんですが……イヤイヤながらも受けさせていただいた義務教育と、あとは漫画のおかげじゃないかなって思ってます。

(スンマセン、学校は嫌いじゃないけど苦手でしたw)


漫画の台詞で漢字の読みを覚えたり、キャラクターたちの心情を想像したり、ストーリー展開の面白さを味わったりできたことは大きな影響だったんじゃないかなと、今になって立ち読みを生温かく許してくれていた本屋のご主人に感謝していたりw……小学生時代は連日通っていたかもです(^^ゞ ←超迷惑な奴


中身を吟味するのは必要かもしれませんが、漫画だって人生の糧になりうるんだとここでコッソリ主張しちゃいます。


……って、ちょっと脱線しましたが、こんな奴がいきなり物語を綴りだしちゃったのです。マジか〜(笑)







 そこで必要になったのがペンネームというわけで。


ちょっと考えて、先ず浮かんだのがシロクマだったのは必然だったのかも知れません。


ふつうにシロクマで良かったはずなのに、ひねくれ者な私はペンネームまで(ひね)っちゃったので、シロクマ→白い熊→しろいくま→……うぅーん、もちょっとカッコよくならないものか……ヨシ、じゃぁ漢字をあててみようじゃないか☆っていうノリと勢いで、姓名判断のサイトでアレコレ組み合わせてごちゃごちゃ楽しんで、最終的にしっくり落ち着いたのが「代 居玖間」だったのです。ワオ☆





 代という字にも()わりとか田地とか色々な意味があるようですが、時代や世代など受け継がれる時間を表す漢字なのだとか。


かたちが気に入っての採用ですけども、にんべんが入っている辺り……熊と言いつつ、けっこう人を意識しちゃってますねw


居と間で居間……検索すると家族がふだん居る部屋ってでてきたりします。


リビングなんて言葉もありますが居間ですね。


あとになって気がついたのですが、ちょっと家族については個人的に思うところがあり無意識にこの文字たちを入れてしまったんじゃないかなって思ってます。


しかも執筆場所がおもにキッチンと居間なので、あれっピッタリじゃね?って(笑)


私の居場所でもあるようですw


求む居心地の良い居場所ww(*´ω`*)


あと、間の文字を入れたのは何かと何かの間をつなぐ気持ちを入れたかったからかな。


そして、玖は黒色の美しい石を表す文字らしいです。


磨かれた石みたいな感じの認識で使うことにしたのですが、うーん……気取りすぎたかな(^^ゞ


本人的には己を磨こうっていう意気込みみたいな、ちょっとした意思表明でしょうか。





 そんな感じで、わりと気軽に当て字風味なペンネームになったのですが……結果、あの有名作曲家先生に似ちゃったワケなのでございます(。>﹏<。)アセアセ


それで声をかけていただいたり交流のきっかけになったりと嬉しい効果も付加されまして……至る過程はともかくも、なんて光栄なことだろうと思うようになりました。


どれもコレもが素敵な出会いと思い出で、我ながらお気に入りのペンネームになってます(๑•̀ㅁ•́๑)✧





 色々と忘却の彼方に放り投げがちな作者でございますが、物語を綴ることが趣味っていうか、それが半分くらいライフワークみたいになってます。


楽しみに出会うことができ、思いがけず長く続けることができているのは幸せなことですね。


どこまで行けるかわかりませんが、シロクマのままで行けるところまでノッシノッシと歩いていきたいなって思ってますw


思いつくままにダラダラと語ってまいりましたが、改めてペンネームをワクワク考えていた頃の初心を思い出す良い機会となりました。


ここまで根気よく読んでくださった読者さま、マジありがとうございます。


私のとりとめのない思い出話におつきあいいただき感謝です(>ω<)♪






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― 新着の感想 ―
[一言] 申し訳ありませーーーん。 ずーーと、「だい」さんだと思っていましたーー。
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