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ロボットとオットット

「ああ!!愛しのオットット!!ボクはキミとボクを隔てるすべての事が憎い!なぜ神は僕達にこの様な試練を与えるのだろう?」


「ああ!!ロボット!!なぜ人間達は憎み合い、争うのでしょう!本当なら私達の様に手を取り合い、想い合うこともできるというのに!!私のロボットを思う半分でも理解してもらえたならならきっと.....」


「いけない!!オットット!もうお別れの時間だ。また明日の朝、ベルトコンベアーに乗せられてくる君を箱詰めにしに来るから、またきっと、あそこから焼きあがって出てきてくれるかい?」


「もちろんよ!ロボット!私はまた、死んだザリガニの匂いをした人間の口の中に入っていく、しかし!いつか、あなたの油まみれの口の中に入っていく事を夢見て私は待ち続けるわロボット!」


「オットット!いつか!ケツから燃料しか入れてはいけないこの体が改良され、人間の様に口を持ち、人間の様に君を食せる様になる事を夢見て、僕はまた君を想い続けて今日も燃料を自分のケツからブチ込むよ!」


「ああ!!ロボット!」


「ああ!!オットット!」




(=・ω・)ノ?????





ここは25世紀のTOKYO Shinjyuku

空を見上げれば車が飛んでいる

交通規制をする警察も変な羽&ブースター着けながら飛んでいる

スーパーマンも飛んでいる

スパイダーマンも糸を使って飛んでいる

ゴジラはいない

ガメラもいない

時々モスラは飛んでくる

ラモスは飛ばない

けど、モスラは何もしない

だって機械で作られた物だから.....




車が道路を走っていないという意味ではない

ちゃんと地面を走っている車もある

車を飛ばす時は基本自己責任だ

今飛んじゃおっかな~!って思ったらGO!!していい

だが、渋滞の時が厄介だ

なぜなら、渋滞の時に飛ぶ車はもちろん多い

だから事故が多発する




並んでる車があるとしよう

先に後ろの車が飛び、次に前の車が飛ぶ

あら大変

ガッシャンゴロゴロドカンドカン!!になってしまう

だからちゃんと飛ぶときは前見て、後ろ見て、右見て、左見て、上を見るのが最低条件だ

これを守らないと事故を起こす

これを守っていても時々事故を起こす




長い筒の中には電車、新幹線が走っている

電車や新幹線は地面を走ってはいない

高いところに筒が伸びておりその中を走っている

筒はもの凄い量だ

都心は色々な筒が上を見上げれば交差している

今の日本の問題の一つに挙げられている

筒が沢山、上にあるせいで風景が損なわれるとの事だ

だが、政府は


「すみません対策考えます」


って言いながら裏では鼻をほじっている




ビルは空に向かって、どこまでも伸びている

エレベーターなんてもう、とんでもなく早い

ちなみに隣の国、中華料理の国のエレベーターは速さ重視にしてしまったが為に、止まる時の衝撃が早すぎて止まった時に人が浮くらしい

たまに飛びすぎて天井に頭があたり着地に失敗して足がイッテしまうらしい




街中には所々飛び出す画面

色々なCMやニュースが放送されている

この飛び出す画面は20世紀の映画を真似して作られたと言われている

人が通るごとに飛び出す画面

センサーで人が通ったら画面がグワンッ!っと飛び出し、CMやニュースなどを放送してくる

正直ウザイ

この画面を作った人が車が未来や過去に行く20世紀のハリウッド映画が大好きなので作ったと言う

この画面を作った科学者の名前はなんだったか......

あ!思い出した!

アメリカの科学者マーティー・レフトフライだ




20世紀にここが焼け野原にだったのが嘘みたいだ

道行く人々

これからも変わらない光景ではないだろうか?

ただ昔と違うのは人に紛れて人工知能を持ったロボットが多くいるということだ

そう、25世紀の地球は人間とロボットが共存する世界




(´・ω・`)( `ー´)ノ





私の名前はロボット

文字通り人工知能を持ったロボットだ

名前?

そんなものロボットにはない

ロボットは人間でもなければ、ペットでもない.....ロボットだ!

なのであいつも!

あそこで燃料が足りなくなって地面を這いつくばっているあいつも!!

人間の女を口説こうとしているあいつも!!!

すべてロボットだ!!!!!




21世紀後半にイギリスの学者ガンダムースさん(享年112歳)が初の人工機能搭載した一体のロボットを世に送り出した

それが私達の先祖だ

ガンダムースさん(当時111歳)の記者会見の時、ある記者が


「ガンダムースさん!そのロボットの名前を教えてください!」

「名前?バカ言うんじゃないよ!!こいつはロボットだ!名前などない!そんな質問なんてファッキンだよ!許せないね!いい?こいつはロボットだ!ただのロボットだ!ロボットなんじゃ!わかる?これはロボットじゃんじゃ!チョボットちゃんぽん!ボコボコ納豆!タイマンおっぱい!!」


.....と最後の方は熱くなりすぎて、うまく話せなくなっていた

今でもネットの動画サイトMy Tubeでこの記者会見は見る事ができる




ガンダムースさんのせいで、ある問題が起きてしまっている

もし人間が今ここで


「オイッ!ロボット!」


って叫べば、この道を歩いてるロボット全員が


「はい?呼んだ?」


って言ってズバッ!っと振り向くだろう

"だろう"ではない振り向くのだ

まぁ、こんな事は日常茶飯事なのだが.....

ロボットにはちょっとだけ生きにくいかもしれない




私は22世紀初頭に作られた、型の古いロボットだ

二足歩行ではない

キャタピラだ

なので、燃料を入れるときはケツから指して入れないとダメだ

ちなみにロボットには型が決まってない

二足歩行のロボットもいれば、空飛ぶロボット、タイヤが付いてるロボット、人間っぽいロボット、恐竜ロボット、ミニチュアガン○ム、○ク、ズ○ック....etc

などなど、様々なロボットが巷には溢れている

だが、ロボットの名前は全体『ロボット』だ




ロボットも人間と同じように働かなければいけない

私の職業は某ピザチェーン店


『ピザ・ソックス』


の従業員だ

今日もこの三本しかない指でピザを作ってきた

ちなみに他のロボットはタクシーの運転手、警察、会社の社長、消防隊員、パチプロ、芸人、気象予報士、ヤクザ、プー太郎.....etc

などなど、人間が就ける職業にすべてのロボットが自由に考え、自由に職業に就く事ができる




ちなみに全く働かないロボットもいる

人間で言うNEETだ

25世紀になってもNEET問題はあるのだ

では、働かないロボットはどうなるのか

人間とは違い親がいない

なので

燃料切れして、機能できなくなったら、ごみ収集車がゴミの日に持って行ってしまう

そして捨てられ、分解され、使える部品があれば、ロボット製造会社、又は研究者に送られる

そしてまた、新しく作られる

ちなみに作られたロボットを買いに来る人もいれば

ロボットを作ったら


「ヨシッ!あとは適当に生きろ!」


と言われ野に放たれるロボットの二種類がいる

人間に買われるロボットなどごくまれだ

ちなみに、私は適当に野に放たれたロボットの中の一体だ

25世紀の世界は本当に自由なのだ




色々なロボットがいるって事がわかっていただけただろうか?

だが、ロボットの政界進出だけは難しい

なぜなら

もし、ロボットが選挙に出馬しようとする

そしたらポスターが作られる

そして、もう一体のロボットが選挙に出馬する

そしたら、またポスターが作られる

だが、この二体のロボットのポスターの名前はロボットだ

そして街中で選挙運動をしよとする


「どうかこのロボット!このロボットに清き一票を!」


もう一体のロボットも


「どうかこのロボット!ロボットに清き一票を!」


こんな感じになってしまうのだ

もう全く意味がわからなくなってしまう

なのでみんな混乱してしまい、投票の時もロボットって書いたら


『どっちの?』


ってなっちゃう

だから、暗黙の了解でロボットは政界進出はナシにしているのだ




それにしても腹が減ってきた

ちょっと早いが夕飯にするか

私は行きつけの飯屋へと向かった




飯屋などと格好つけて言ってみたが、ロボットの食事は全てが燃料だ

そして味もわからない

そして実は腹も減らない

ただ、燃料がなくなりそうやんけ~!って思う事ぐらいなのだ

なので、飯屋ではなく燃料屋だ


「こんばんわ~!!機械印字きかいいんじさん!」

「オオ~!!ロボット!今日は早いじゃないか!」


この人は機械印字 願富良がんぷらさん

名前は機械っぽく、顔もロボットっぽいが正真正銘の人間だ

この燃料屋もお爺さんの代から続いている年期の入った燃料屋だ

ちなみにお爺さんの名前は百式ひゃくしきさん(享年98歳)

願富良さんのお父さんの名前が志井土(SEED)さん(享年102歳)だ


「どうする?今日は?」

「う~ん。給料日前なので......ネズミのゲロ吐きにします」

「オイオイ!そんな燃料じゃ力でねぇ~ぞ?ええ?ロボット?」

「う~ん.....でも、給料日前なんで.....」

「しょうがねえな!ヨシ!サービスだ!虎のオシッコをネズミのゲロ吐きと同じ値段で売ってやる!」

「エエッ!いいんですか?」

「イイってことよ!おめぇは常連さんだからな~!なんたって俺の爺さんからの常連さんだからな~!サービスだよ!サービス!」

「あ、ありがとうございます!」


そして私はお金を払う




今月は出費が凄かった

なんせR(ロボKB48のコンサート&握手会&新アルバムが発売されてしまったからな

年に何回かこういう時期があるのだ

ちなみにRKB48は21世紀に流行ったアイドルグループを真似て作ったグループだ

メンバーは全員ロボット

だが、21世紀に実際にいたアイドルをロボットにして作った

顔も実際に存在したアイドルの顔

だが、ロボットだ




なんと21世紀に起こった事と同じ現象が起こってしまっている

売り上げランキングはすべてRKB48が上位を独占していたりしている

ちなみにRKB事務所の社長さんは.......ロボットだ!

そして私のお気に入りは断然ロボットだ!

さっきも言ったがどんなアイドルだろうがロボットの名前はロボット

なので私のお気に入りは......ロボットなのだ!




私がケツから燃料を入れていると


---ガラガラッ!---


っと燃料屋のドアが開く


「いらっしゃい!」

「こんばんわ!オッちゃん!」

「オオッ!ロボット!」


スーツ姿のロボットだ

ちなみにロボットは服を着ても着なくてもいい

そして私は今、人間で言う全裸状態だ

さらに豆知識だがロボットのファッション誌もある

『Robot's Non Non』など、色々なファッション誌がある




「よお!ロボット!お前も来てたのか?」


私に話しかけてくるロボット

ロボットもここの常連だ


「まあな。ロボット、仕事帰りか?」

「なんだロボット!お前もなのか?」

「まあな」

「今日は疲れた~!やっぱ営業はキツイよ~!オッちゃん!今日はそうだな~.....ヨシッ!象の金玉!」

「オオッ!いいのにするな~!」

「まあな、疲れてるからな~!ロボットは虎のオシッコか?」

「あ、ああ....金がなあんまし.....給料日前だし.....」

「ロボット!まさか!またRKBじゃないだろうな?」

「........」

「まったく、お前は......」

「う、うるせえな!」

「あんまし、あんなんに金使うなよ」

「あ、ああ.....わ、わかったよ」


しょうがねえだろ、ファンなんだから......




「ヘイッ!!お待ち!!象の金玉!」


願富良さんが叫ぶ


「どうも!はい!これお金!」

「まいど!!」


ロボットはお金を渡し、口の部分から燃料を流し込む

正直ロボットが羨ましい

今のロボットの外観は人間が銭湯から出てフルーツ牛乳を一気飲みをしている所にそっくりだ

本当に羨ましい

俺なんてケツからだぞ!ケツから!人間で言う座薬投入状態だよ!


「そうだ!ロボット!」


ロボットが燃料を入れ終えると私に話しかけてきた


「何だロボット?」

「明日の夜空いてるか?」

「なんで?」

「いや、明日、取引先のパーティーがあるんだ。どうだ?一緒に行かないか?」

「あのな、そういうのは女性を誘うんじゃないのか?」

「いや、ロボットに性別なんてないだろ?」

「じゃあ人間は?」

「ロボット!お前はバカか?クソか?ウンコか?ガラクタか?ネジか?木材か?」

「言いすぎだ!ロボット!そんな事言われるともっと行きたくなくなった!!」

「良いじゃねえか!なあ?高級燃料摂取し放題だぞ?」

「今、さっき燃料摂取したばっかだよ!」

「ロボット!あ~言えばこう言うな~お前は~!!」

「行かないよ!」

「頼むよ!一体だと心細いんだよ!」

「ダメだ!ロボット!」

「いいだろ?ロボット」

「嫌だ!」

「なんで?」

「なんで!?」

「ウンコ!」

「ウンコ!?」

「ロボット!」

「いや、ロボットだよ!」

「え?」

「え?」

「いや、え?」

「え?なに?」

「いやいや!」

「いやいやいや!」

「いやいやいやいや!」

「いやいやいやいやいや!」


---バンッ!---


口論しているとカウンターを思いっきり願富良さんが叩く

それを聞いて二体は口論を止めた


「てめぇ等!他のロボットに迷惑だろ!」


私達二体は周りを見渡す

ロボット二体、人間一人だけしかいない


「オイッ!ロボット!」

「はい?」


二人同時に返事をする


「あ~違う違う!!この世で一番出来の悪いロボットって言われたロボットの方だ!言った方じゃない!言われた方のどうでもいいガラクタの方だ!」

「ちょっと!ひどい!ひどすぎます!」

「お、俺もそこまでは言ってない....」

「まぁ聞け!!パーテーへ行ってこい!良い出会いが待ってるかもしれねえぞ?」

「良い出会い?」

「そうだ、パーテーってもんは出会いの場だ!いろんな人、いろんなロボットがもう、わんさか来る!!」

「願富良さんも経験がお有りで?」

「もちろんだ!良いもんだぞ?ちなみにだが、俺は今の妻とはパーテーで出会ったんだ」

「ほほう!模微瑠数子モビルスーコさんとですか?」

「ああ!そうだ!だから、行ってこい!社会勉強だ!」


私は思う

数世紀生きてる私は確実に社会勉強など不要だと

だが、言わない!

ここは願富良さんを立てなければ!


「わかりました!行きます!」

「オオ!本当かロボット!」


ロボットが私に叫んでくる


「ああ。本当だともロボット。願富良さんに言われては断れないからな」


表情には出てはいないがロボットは物凄く喜んでいた

そして私は明日の夜のパーティーにロボットと一緒に行くことになった




ヽ(`Д´)ノ(゜Д゜)ノ




次の日の夜

私はスーツに身を包み

Ikebukuro駅のメカハチ公の銅像の横に立っている

Ikebukuroのメカハチ公とはShibuyaのハチ公のメカバージョンだ

Shibuyaと同じで待ち合わせ場所によく指定される

なので


「明日、ハチ公前に九時な!」


って行った場合


「どっち?メカ?ノーマル?どっち?」


ってちゃんと聞かないといけない





Shibuyaのハチ公とは違い、Ikebukuroのメカハチ公はものすごく強面だ

なにせ、メカハチ公はTOSA闘犬の元・横綱だからだ

現役の時の名前はもしろんハチ!

もの凄い闘犬だったらしい

メカハチ公物語を聞いた時は油がちょちょ切れそうになるまで泣いたものだ


「お~い!ロボット!!」


右腕を振りながら私に近づいてくるロボット


「遅いぞ!ロボット!」

「悪い悪い!スーツどれにしようか迷ってたんだ!お!さすがのロボットも今日はスーツか!」

「当たり前だろ!パーティーなんだから!」

「結構似合ってるじゃんか!」

「そ、そうか?」

「ああ!イイ感じだ!さ!行こうか!」

「ああ。そうだな」


そして二体はタクシーに乗りパーティー会場へと向かった




二体で招待状を渡し入出する


「ロボット緊張してるか?」

「.......」

「わかる!わかる!その気持ち!俺も初めてのパーティーは緊張したもんさ!」

「.......」


ロボットが返事をしない為、すぐにガバッ!っと横を向くロボット........


「あれ?ロボット?まさか、緊張しすぎて油ちびったか?」


キョロキョロしてロボットはロボットを探す

そしてすぐロボットを発見できた

ロボットはスラロープで入口に向かっていた


「何だ!そっちから登ってたのか!」


入口の前で私に言うロボット


「そうだよ!キャタピラだから、階段はキツくて......」

「ったく、だから早く二足歩行に改造しろって言ってんだ!」

「しょうがないだろ?金がないんだし.....」

「もうRKBに貢ぐのやめろよ!」

「考えとくよ....」


そうして二体は会場に入っていった




会場の中は人とロボットで溢れていた

ロボットとロボットは中に入った瞬間ロボットから


「これをどうぞ!」


っと言われ小さな箱を貰った


「これは一体.....」

「ああ。俺の会社の取引先の製品のお菓子だ!」

「お菓子?」

「まあ、俺達ロボットには関係ないがな」

「オットット?オオッ!あのオットットか!」

「そうだぞ!まあ俺たちには関係ない......って開けんなよ!」


ロボットにはそう言われたが、せっかく貰ったのだ食べられなくても開けるぐらい良いじゃないか

私はそうして蓋を開けた

中から光が飛び出してきたようだった

綺麗な魚介類の形のお菓子達

まるで踊ってるように私には見えた

そして、オットットは私に驚きながらも言ったのだ


「あら?初めまして。私の名前はオットット」


私はオットットに恋をした





(*´∀`*)(*≧∀≦*)




俺の名はロボット

23世紀型の二足歩行ロボットだ

職業はサラリーマンで営業

一応大学も出ている

ちなみにロボットは学校に行ってもいいし、データで直接脳に知識を入れてもどっちでもいい

好きな方を選べるのはロボットの特権とも言えよう

まあ、就職活動の時はやはり大卒と知識データでは大卒の方が見栄えが良いらしい

どの世紀でも大学出の方が得なのだ




そしてこの頃、俺の親友のロボットの様子がおかしい

そう!!あのパーティーがあった日から様子がおかしいのだ

どの様におかしいかって?

そうだな......

例えるなら、正義のロボットが悪いロボットを倒そうとしている、しかし、その悪いロボットは実は黒幕のロボットに操られているロボット

しかも、その悪いロボットは正義のロボットとは幼馴染

なので正義のロボットはもの凄く倒すのを躊躇っている

そうなんとな~くだがこの状況に似ている

いや、全然違う例えだったな

人間的な例えで言うのなら青春アニメみたいな状況に今のロボットは陥ってる感がある




そして、ロボットはあろう事か俺の取引会社の工場に転職するとか言い始めたのだ

どういう事だ?

まったく理解不能だ

考えすぎて、脳みそがパンクしそうだ

いや、脳みそはないんだが.....




取引先の会社は大手お菓子メーカー


『永久に森林伐採はダメよナハナハ来てちょんまげ!!』


もう何世紀も続いている日本人なら誰もが知っている会社メーカーだ

有名なお菓子にはオットットやアメボール、パックンしないッチョ、ハイ!ベロチュウ....etc




そして今、俺ははロボットに事情を聞こうと、ロボットを喫茶店へと呼び出した

店員さんが俺の前にカップ一杯の燃料を置くと同時に喫茶店のドアが開いた

古い型のロボットが私を見つけると私の席に向かってきた


「ゴメン!ゴメン!待ったか?」

「いや、俺もさっき来たところだ」


ロボットは俺の向かいに座り始める


「いらっしゃいませ!お飲み物は何に致しますか?」

「同じのください!」

「かしこまりました」


そう言って店員は厨房の方に行った





「どうしたんだロボット?急に呼び出して」


どうやらロボットは呼び出した理由をわかってないらしい

ここは俺がガチャン!と言ってやらねば


「ロボットよく聞け!転職なんて考えはよせ!てか、なぜ転職をするんだ?」


俺がそう言うとロボットは俺の話を一切聞かず一枚の紙を俺の前に出す


「なんだ?ロボット?これは?」

「え?テへッ!採用しちゃった!テへッ!」

「え?さ、採用だと!?ま、ま、まさか!!」

「そう!永久に森林伐採はダメよナハナハ来てちょんまげ!!の工場に転職できた!!」

「なんだと!お前!え?ま、マジか?」

「おう!マジだ!」


俺が説得する前にもう転職を決めてしまうとは......


「ロボット.....」

「うん?なんだ?」

「もう、転職を決めてしまったなら遅い、だが理由を聞かせてくれないか?」

「実は....」

「実は?」


少しの間、沈黙が生まれる

何だ?この間は?

ま、まさか!?それ程までに転職の理由が深刻なのか!?

い、イジメか?前の会社でイジメか?そうか!そうなのか!!

三本指しかない手でピザ屋は確かにキツイ!!

それでイジメにあっていたんだな!?


「恋なんだ.....」


ん?

コイ?あの泳いでる鯉?

まさか、店長に提案して鯉のピザを提案して、まったくヒットせずに責任を押し付けられたのか?


「な、なんて斬新な発想なんだ....」

「そ、そうか?な、なんか照れるな.....」

「照れる?じゃあもしかしてそれ、ヒットしたのか?」

「何言ってんだよ!何世紀前からあるヒット商品じゃねえか!」


し、知らなかった~!!

人間ってのはホントになんでも食う生き物なんだな

人間に与えられたこの命、人間の事をバカにはできないが

鯉って....鯉のピザ!ってどういう事?


「そ、それはやはりおいしいのかな?」

「さあな~!私達はやはりロボットだからわからないよな~」

「でも、ヒットしたんだろ?」

「したした!」

「ヒットしたなら、ロボットは転職しなくてもよかったんじゃねえか?」

「わかってねえな~!」

「何がだ?」

「こう、ズキュン!と来たのよ!あの時!パーティーの時にさ!」


パーティーの時に鯉のピザなんて置いてたか?

てか、全く話が噛み合ってないって感じるのは俺だけか?


「そ、そうか.....じゃあ、ズキュン!が転職の理由か?」


俺は一体なに言ってんだろう.....


「まぁ簡単に言えばそうだな!愛だよな!愛!」

「は?あ、愛?」

「そう!愛!LOVE!!」

「だ、誰に?」

「オットット!」

「は?」

「だから、オットットに....」

「LOVE??」

「そう!LOVE!!」

「そんだけ?オットットに惚れたから転職?」

「そんだけ.....悪いかよ?へへへへ」


照れながら運ばれてきた燃料をケツから入れようとするロボットにとりあえず俺は踵落としをした




゜(゜´Д`゜)゜(゜Д゜)ノ




頭が痛い.....様な気がする

私はロボットだから

痛みは感じない

まったくロボットの奴!!なんで踵落としなんてするかな?

私は歩きながら昨日ロボットに踵落としされた頭をさすりながら新しい職場へと向かった




「おはようございます!」


私は元気よく言いながら事務所の中に入っていく


「オオッ!君が今日から新しく入るロボット?」


ツルパゲのお爺さんが私に話しかけてくる

七個のボールをすべて集めたら願いが叶う漫画の仙人の人にそっくりだ


「は、はい!今日からよろしくお願いします!」

「うん。うん。よろしくね。私の名前は亀仙かめせんここの工場長ね」


亀仙って.....なにか漫画にご関係が?

なんて事を初日から質問してはダメな様な気がする


「よろしくお願いします!」

「それと、あそこにいる人が主任の人ね」


亀仙さんが指差す方向に一人の男性が違うドアから入ってきた

変な五歳児が主人公の漫画の足の臭いお父さんにそっくりだ


「名前は足臭あしくさ君ね、後で挨拶しとくといいよ」

「わかりました!」

「うん。うん。じゃあ今日からよろしくね!」


そう言って亀仙さんは事務所を出て行ってしまった




ヨシッ!まずは主任の足臭さんに挨拶だな!

そう思った私は机で何やら作業をしている足臭さんの所へと向かう


「失礼します!」

「なんだ?てめえ?」

「私は今日からココで働くことになりましたロボットです」

「ああ。なんか言ってたな。俺は足臭だ。よろしくな」

「はい!よろしくお願いします」

「お!そうだ!今日初めてならどんな仕事するか教えねえとな」

「はい!お願いします!」

「じゃあ、行こうか!」


そう言って席を立つ足臭さん

なんとなくだが臭そうな人だ

ロボットで良かった

鼻がなくてよかった




工場の中にはもの凄い数のベルトコンベアー

だが、まだ起動していない


「君はこの位置で箱詰めしてもらうから」

「はい!」

「え~っと.....あった!はい!これメモリーカードね!」


足臭さんはそう言ってメモリーカードを渡してきた


「じゃあ、あと10分で開始だからそれまでに覚えといて!」

「わかりました!」

「なんかあったら呼んでよ!」

「はい!ありがとうございます」


そして体臭さ....足臭さんは去って行った




メモリーカードをケツに差し込む

古い型のロボットはやる事と成す事すべてケツからだ

ケツで始まりケツで終わると言っても過言ではない




なるほどなるほど!

ロボットはこういうのは楽だ

なんの指導もなく

どの様に仕事をすればいいのかメモリーカード一つでOKだからだ

ヨシッ!完璧だ!あとは愛しのオットットに会うだけだ!


「あれ?キミ、新米?」


私がベルトコンベアーを睨みながら愛しのオットットをまだかまだかと待っていると

四輪タイヤのロボットが私に話しかけてきた


「はい!よろしくお願いします!」

「そっか!そっか!もうメモリー入れた?」

「はい!入れました!」

「キミの型....22世紀初頭だね」

「よくわかりましたね!」

「まあね、ケツから?」

「はい、ケツから.....ロボットは?」

「俺もケツから、ケツからだと面倒だよな?」

「はい、手は?私は三本」

「マジで?俺は五本あるよ!」

「いいですね!」

「久しぶりに見たよ!三本!不便でしょ?」

「はい....」


ロボット二体が楽しく会話しているとデブの人間が腕組しながら叫んだ


「オイ!ロボット!」

「はい!」


二体一緒に返事する


「新米じゃあねえよ!もう一体の方だよ!早く持ち場行けよ!グズ!」


そうどなるとデブは持ち場へと向かった


「あの人は?」


私はロボットに質問する


「ああ。あの人は俺達の上司だな。名前は酢都郎ストローさん」

「え?酢都郎さん?」

「そう!酢都郎さん!」

「本当に?」

「うん!本当に!」

「見た目あれで?」

「そう!見た目があれでも!」

「本当に?」

「マジで!」


永遠に終わらない会話を二体が続けているとデブの酢都郎さんがまた叫ぶ


「じゃあ!またな!」っと言ってロボットは持ち場へと向かって行った




---ジリリリリリリリリリ---




開始の合図と共にベルトコンベアーが動き始める

ああ!やっと君に会えるのか

この日、この瞬間を何度待ちわびたか!

オットット!ああ~!オットット!




そして最初のオットットが出てくる


「オットット!」

「あ、あなたは!パーティーの時のロボット?ロボットなの?」

「そうだよ!オットット!私は君に会う為、ここに転職してきたんだ!」

「ほ、本当に?なら?これからはずっと私達は......」

「もちろんだとも!」

「ああ!ロボット!私はあなたを一目見た時から.....」

「何も言わなくてもいい!私もだよオットット」

「ああ!ロボット!」

「オットット!」

「ロボット!」

「オットット!」

「ロボット!」

「オットット!」

「ロボット!」

「オットット!」


---ドガシャン!!---


デブの酢都郎さんにケツを蹴られるロボット


「てめぇ!箱詰め全然できてねえじゃねえか!」


私の前にはオットットの山が出来ていた




こうして仕事初日は無事終了したのだった.....




(^_^;)(´Д`;)





一ヶ月が経った

私は毎日が楽しくて仕方がない

オットットと過ごせる毎日が.......




---ジリリリリリリリリリ---



音と共にベルトコンベアーが今日も動き出す

私はいつもの定位置に30分前からスタンバっている

そして今日最初のオットットがやってきた


「やあ、オットットおはよう!」

「おはよう!ロボット!今日のお天気はどうかしら?」

「今日はあいにくの雨だよ.....」

「そう....ロボット、サビには気をつけてね」

「もちろんさ、でも私の心は晴れ晴れしている!なぜならまた今日もこうして君に逢えたのだから!!!」

「ロ、ロボット!!」

「オットット!!」

「ロボット!!」

「オットット!」

「ロボット~!!」

「オットッ~!!」


愛を語り合いながら私はオットットを箱の中に入れていく


「ロボット.....」

「どうしたんだい?愛しのオットット?」

「私はいつあなたのその油まみれた口に入れてもらえるの?」


私の腕がピタリと止まる


「オットット......いつの日か改良されれば......そう!!いつの日か!」


私は工場に響き渡る声で叫ぶ


---バコシャンッ!---


デブの酢都郎さんに背中を蹴られる


「またテメエか!!ちゃんと仕事しろよ!!」


だが、今日の私は違った

私はすぐさま、デブの酢都郎さんの方を向く


「ブタさん!」

「誰がブタだ!コラァ~!!粗大ゴミにするぞ!!」

「すみませんブタちゃん!」

「さんからちゃんに変わっただけじゃねえか!」

「ロボットはいつ改良され、あなた方人間と同じ物を食べれる事ができるのでしょう!?教えてください!ねぇ!紅の豚さん!」

「し、知らねえよ!は、離せよ!てか、紅付けてもブタじゃねえかよ!」

「ねえ!飛べないブタさん!いつ?いつ?私はこの愛しのオットットを食べれるのでしょう?教えてください!ねぇ!飛べないブタさん!」

「ただのブタじゃねえか!マジでぶち壊すぞ!!てか、もう離せよ!!」


デブの酢都郎さんは私の腕を思いっきり振り払い


「ちゃんと仕事しろよ!しねえと上に言いつけるからな!」


っと言って行ってしまった




私はまたオットットの方を振り向き、箱詰めをしていく


「オットット、すまない!いつの日か、いつの日か、君をこの油臭い私の体内に入れてみせる!その時は結婚しよう!」

「ろ、ロボット!そこまで私を!?」

「当たり前じゃないか!オットット!」

「ロボット!」

「オットット!!」


いつの日とはいつなのだろうか?

私はオットットと愛を語りながらも不安だけが残っていった




---昼休み---



雨はもう上がっており、晴れている

私はロボットと二体で屋上でケツから燃料を入れている


「なあ?ロボット?」

「ん?なんだ?ロボット?」

「私はいつ、人間と同じ物を食べれる事ができるのだろうか?」

「はあ?うわッ!バカ!変な話するから燃料こぼしちゃったじゃねえか!拭くもの!拭くもの!」


私はロボットにポケットティシュを渡す

ロボットは人間が屋上でウンコをした後ケツをを拭く様に自分のケツを拭き始める

いや、よほどの変態でない限り人間は屋上でなんかウンコはしないか......


「すまないな!ロボット!」

「いや、大丈夫だ....まあ、お前の気持ちもわかる!オットットだろ?」

「気がついていたのか?」

「当たり前だろ!誰でも気がつくよ!」

「そ、そうか....」

「でも、俺の知り合いにロボットの研究者がいるぞ?その人に会ってみるか?」

「え?いいのかい?」

「もちろんだ!同じ職場で働く同僚のよしみってやつだよ!」

「ロボット!恩に着るよ!」

「良いってことだよ!これが電話番号だ!俺からも言っておくよ!」


そう言うとロボットは俺のおでこに自分のおでこを近づかせて赤外線で研究者の連絡先を送ってきた




(*≧∀≦*)ヾ(*´∀`*)ノ




私は仕事終わりにさっそく電話をかけてみた

すると、工場近くの喫茶店に今から行くから待っていてくれてとの事だった


---カランッ!カランッ!---


ドアを開け、私は喫茶店の中に入る

研究者っぽい人は見当たらない

当たり前か、私の方が早いに決まっている

私は席に着き『アオダイショウの舌』を一つ頼んで研究者を待つことにした


---カランッ!カランッ!---


喫茶店のドアが開く

白衣姿で丸めがねで白髪

いかにも研究者っぽい人が入ってきた

だが、その人はカウンター席に座ってしまった

ここは私が頼んだ所存、ならば私から行かなければならない

これが社会人のルールという訳だ!

ヨシッ!

私は白衣姿で丸めがねで白髪の人の肩を叩き...


「失礼します!私はロボット!あなたはロボットの研究者エヴァン・ゲリラさんでしょうか?」

「へ?違うよ?ワシはそこのガソスタで働いてる、コロコロ・コミカルスって名前じゃよ!生まれは火星よ!」

「え?ガソスタ?」

「そ!ガソスタ!」

「え?火星人?」

「そ!火星人!」

「失礼しました!」

「良いって事よ!マスター!バーボンのロックね!」


私はさっき座っていた席に戻ろうとする

白衣姿でガソスタの店員とは......この世の中一体.....てか、火星生まれの人10年ぶりに会ったな



(;゜Д゜)!(・□・;)




待つこと三十分

杖を付きながら、ヨボヨボの腰が曲がったお婆さんが入店してきた

私はなんとなくその人を見る

だが、そのお婆さんは私を見た瞬間

カッ!っと目が見開き

スタタタタタッ!っとダッシュで私に迫ってきた


「お、お、お主!」

「は、はい?」

「ロボット?」

「は、はい.....」

「ワシね、エヴァン・ゲリラ」

「え?あ、あなたが?」

「しょうしょう!」


す、スゴイ!この店内に、ロボットは結構いるのに

私が電話した相手だとすぐにわかるとは

一体どうやって.......


「長年の勘じゃよ!かん!かん!」


え?心の中で考えてる事が読まれている?


「そんなもんわからんわい!」

「.......イヤイヤ!読めてるじゃないですか!」

「はあ?よく聞こえん?」

「いや、あの、私の、心の中をですね?読めてるでしょ?」


私は年寄りに話すように話す


「へぁ?なんて?耳が遠くての?よく聞こえんにょえ!なんて?」


こんの!クソババ!なんかウザくなってきたな


「誰がクソババじゃ!」

「心の中読んでるじゃねえか!!」




(;_;)(*´∀`*)




店員がロボット研究者のエヴァン・ゲリラさんの前に一杯のコーヒーを置く


「先程は失礼しました!」

「良いってことよ!ワシもからかい過ぎたわ!カカカカカッ!!そんで、相談したいことってなんじゃ?」

「はい!実はですね......」


こうして私は簡単に自分の悩みをエヴァン・ゲリラさんに言った




「フムフム.......良いよ!」

「エエッ!イイんですか?」

「フム、エエよ!でも、問題がある」

「問題?それは一体.....]

「ロボット研究者とロボット製造会社じゃ!」

「お主はちなみにどっちに作られた?」

「研究者の方に、名前はパプア・ニューヨーク博士です」

「ふむふむ。その後はポイッ?」

「はい!ポイッ!です」

「な~るほどねぇ~。ふむふむ、オールオッケー。オールオッケー。キルユー」

「え?殺すの?」」

「嘘じゃよ。イッツ、ジョーク!キルユ~???」

「だから殺す!って言ってるではないですか!」

「ノーノー!そんな事は言ってない!ベリーベリーキルユ~????」

「殺すんでしょ!?俺を殺すんでしょ!?」

「カカカカカッ!面白い!実に愉快!実に気持ちいいのぉ!やはりロボットは研究者に限るのぉ!」


そして、コーヒーに口を付けるエヴァン・ゲリラ


「研究者とのぉ、製造会社はのぉ、長年から色々な場面でぶつかってるのじゃよ....」

「え?そうなんですか?聞いたことないですね」

「まぁ、表には出んのよぉ。なんなら、裁判だってやってるじょ?」

「マジですか?」

「マジじゃよ!マジ!オールマジ!キルユ~?」

「殺すの!?ねえ!?殺すの私を!?」

「カカカカカッ!!いいのぉ!実に............トゥギャザーじゃなぉ!!」

「あんた今、トゥギャザー出てこなかったでしょ!?さっきトゥギャザーなんて言ってなかったじゃん!てか、無理に英語使わなくていいですよ!!」

「カカカカカッ!いいねぇ!いいねぇ!んで何の話してたっけ?」


このクソババァ!!


「誰がババァじゃ!」

「だから心を読んでんじゃねえよ!!」




コーヒーをジュルジュルと音を立てて飲むエヴァン・ゲリラ

この人は多分パスタも音を立てて食べる人なのだろうか?


「音、立てるよ!」

「だから!心読むなよ!てか、立てるなよ!静かに食えよ!「ラーメンは音たてて食え!パスタは音を立てるな!」ってことわざ聞いたことあるでしょうに!」

「オオッ!知っとる!知っとる!確か、松尾罵声まつおばせいじゃな!てか、テーマ戻していい?」

「いいですよ!こちらもツッコミに疲れました!」

「ふむ、どこまで......そうじゃ!そうじゃ!まぁ研究者と製造会社は色々とぶつかってた訳じゃな」

「例えば何で?」

「名前じゃ!」

「私達ロボットの?」

「そうじゃよ!ワシ等研究者は名前付けんしゃい側、だが、あっちはのぉ、ロボットに名前なんぞいらん側」

「でも、ガンダムースさんは研究者では?」

「あいつはバカよ!ただのバカ!ウンコよ!カスよ!チン毛よ!チンカスよ!もう脳なんてなかったね多分!もうバカ!おっぱい!」

「な、なるほど....おっぱい?」

「そんでね。裁判になった訳。もちろんワシはまだ生まれてなかったし、当時の事は知らんよ」

「なら、研究者の間では有名な実話と言う事ですね?」

「ちょっと。なに言ってるかわかんにゃい!」

「なんで!なに言ってるかわかんにゃいんだよ!てか、21世紀にいた芸人のネタさっきからパクってんじゃねえよ!」

「スワン!スワン!」

「それ!21世紀の漫画!超流行った海賊漫画!!」

「おぬし、いいのお~!で、話戻していい?」

「どうぞ!どうぞ!」

「そのネタも古いのぉ」





店員を呼び、またコーヒーを注文するエヴァン・ゲリラ


「さて、まぁ色々な、ある訳よ!アイツ等とウチ等。実は人間と同じ食事をできるようにしようともしたのじゃよ?」

「本当ですか?」

「マジよ!マジ!チョベリバ!」

「チョ....エ?そ、そうですか.....裁判も?」

「あったのぉ。でも、負けたよ。不戦敗よ!」

「ふ、不戦?え?裁判やってないの?え?」

「やったよ!もう不戦敗よ!不戦敗!」

「ふ、え?ふ、不戦?え?」

「だからの。やる時は極秘じゃよ!」

「え?改造してくださるのですか?」

「もちもちロンロンよ!キルユ~!」

「だから殺すの?てか、語尾にキルユ~はさっき言った21世紀に流行った同じ芸人のネタにもあったぞ!?好きなの?彼等が好きなの?」

「大好き!イッツ、ラブ!ラブサンドウィッチ!!」


店員がおかわりのコーヒーをエヴァン・ゲリラの前に置く


「すみませんが、費用の方は?」

「ただよ!無料!」

「え?いいんですか?」

「当たり前じゃよ!ワシ等は自由なの!研究者はオール自由人なの!製造会社とは違うのじゃい!」

「あ、ありがとうございます!」

「良いってことよ!てあんでい!」

「てあ?え?てあんでい?」

「じゃあ明日ね!ここウチの住所!ちょっとタクシー乗り場まで乗っけてってて!」

「「て」が一個多いですよ?」

「キルユ~?」

「やっぱり殺すの?俺を殺すの?」

「カカカカカッ!おもしろいのお!じゃあ行くか?」

「わかりました!」


そうして私はエヴァン・ゲリラさんを担いで店をでた

結局エヴァン・ゲリラさんはおかわりのコーヒーを一口も飲まなかった




(^O^)( ???)




ベルトコンベアーから今日最初の焼きあがったオットットが出てきた


「やあ!おはよう!愛しのオットット!」

「あら?今日は随分と機嫌が良い様に見えるわ!」

「そうともさ!なぜらなら今日......へへへへへッ!」

「な~に?ロボット!もしかして浮気?」

「する訳ないだろう?明日のお楽しみだ!」

「もう!隠さず言ってよ!」

「聞きたいかい?」

「もう!焦らさないで!」

「実は今日、口を付けてもらえる事になったのだよ!」

「まあ!本当なのロボット!」

「ああ!本当だよオットット!」

「ああ!!ロボット!やっと!やっと!あなたの.....あ~!!考えただけで嬉しいわ!」

「待っててくれ!オットット!」

「待ってるわロボット!」

「オットット!」

「ロボット!!」

「オットット!!」

「ロボット~!!」


---ドカベシャンッ!!---


またデブの酢都郎さんにケツを蹴られる


「またお前かよ!話してんじゃねえよ!見ろよ!どんだけオットット山盛りなんだよ!!」

「飛べない豚さん!」

「それじゃあただの豚じゃねえかよ!お前ふっざけんなよ!マジでなんなんだよ!」

「聞いてよ!ただの豚さん!私今日、口が付くんです!口が!」

「豚豚うるせえんだよ!早く仕事しろよ!」

「ピグさん!口、口が付くのですよ!」

「.....っだから豚じゃねえかよ!お前マジなんなんだよ!...ってか放せ!なんで掴んでくるんだよ!」

「口が!だから口が!豚汁さん!口が付くのよ!わかる?口が!」

「....っだから、豚じゃねえかよそれも!わかったよ!よかったな!口がつくんだな?わかったよ!だから仕事しろよもう!放せよ!な!頼むから!」

「ありがとうございます!豚まんさん!」

「お前.....」

「なんでしょう?デブちゃん?」


そう言ったら頭を叩かれたのだった




(・・;)(=_=)




仕事が終わり、エヴァン・ゲリラの研究所へ向かったロボット

"山"と言う漢字を思い浮かべて欲しい

ロボットの目の前にまるで"山"の家が立っている

真ん中だけが長く、左右の長さは同じだ




"山"だ

漢字の"山"だ

一体、なぜこんな家を建てたのだろう

てか、窓が一つもないではないか!!

でも、門にはインターホン

そして、インターホンの上には表札


『エヴァンちゃんだよ~ん』


って書いてある

馬鹿げているが、どうやらロボット研究者エヴァン・ゲリラさんの家で間違いないだろう

ヨシッ!






---ピ~ンポ~ン---


インターホンを鳴らすロボット


「誰じゃい?」

「ロボットです!」

「誰じゃい?」

「....っえ?いや、ロボットです!」

「誰じゃい!」

「だから、ロボットです!」

「ほうか....入ってええで!」


結局オチがないのか....


「オチが無くて悪かったのお」

「機械越しででも心読めるの!?」


門が自動で開く

家側ではなくロボットに向かって開いたので

ぶつかった

そして.......ストンッ!

ロボットの目の前から"山"の家が消えた

いや、正確には落ちたのだった




まったく理解しがたい事が起きている

人工知能を持ったロボットも混乱を隠しきれない




一体何が?

なんで山が落ちた?

今私の目の前には何もないんだが.......


「オ~イ!なにしてんだ~??」


落ちた家の方から声が聞こえる

ロボットは恐る恐る事件現場へと向かう




家があった場所には

一本の地下へと続く道だけがあった

あんな巨大建造物が消えたあとにこんなロボット一体がやっと入れそうな穴しかない事にロボットは驚く


「こりゃ~!何しとっと?早く降りてきんしゃい!」


下からエヴァン・ゲリラの声が聞こえる

ロボットは恐る恐るその穴へと入っていったのだった




道は螺旋状になっていた

階段ではなかったので、キャタピラのロボットでもスイスイ降りれた


「お~!やっと来たか!」


降り終えるとエヴァン・ゲリラが立っていた


「あの....」

「質問は中に入ってからじゃ!さぁ入れ!んで質問は?」

「いや、中に入ってからでしょ?」

「そうじゃった!そうじゃった!良いカンジだな今日も!」


そう言って周れ左をするエヴァン・ゲリラ

ドアの横にマイクが突き出ている

何かマイクに向かって言うのだろうか?

だが、エヴァン・ゲリラはマイクをパックンチョした

とりあえず歳いったババアがロボットの目の前でマイクを舐め回している

舐め終えると、ドアが開いたのだった




中に入る二人

部屋の中は2台のベッドが中央にありその周りは飛び出す画面でいっぱいだ

近代の研究室そのものだった

だがロボットにはまず、二つ質問しなければいけない事があった


「あの~.....エヴァンさん?」

「んあんじゃい?」

「漢字の山の様な家は一体どこへ?」

「あれ?あれはただの飾りよ!」

「か、飾り?」

「そう!でも中に住めるよ!結構部屋もあるんだよん!でも、だ~れも借りたがらないけどね!」

「なんでですか?」

「だって、人が来るたびにあの家消えるから!自由に出たり入ったり出来んのよ!ワシの判断で消すし出るし!」

「意味がわかりませんね」

「まぁ、難しいっちゃね。とりあえず不思議な屋敷と思ってくれればええよ」

「はぁ....あ!それと、さっきの行為は一体....」

「ああ。あれね!セキュリティーよ!オールセキュリティーよ!」

「いや、セキュリティーだったら普通、指紋認証とか目とか毛とか暗証番号とか......etcがあるでしょ?」

「王道じゃな!危険すぎる!そんなんだったらテロられるよ!テロ!テロ!怖くてしょうがない!」

「て、テロ!?テロなんてあるんですか?」

「あるよ~!!オメェ!研究者ってのは常にテロと隣り合わせなのよ!!」

「そ、そうでしたか.....ちなみにエヴァンさんはテロられた事は?」

「ないね!見ただろ?ワシのセキュリティー!」


た、確かにあんな事は誰もしたくない

まして、こんなババアがベロちゅうしたマイクなんかに口を付けるなど無理に等しい

どっちがテロだかわかったもんじゃない


「誰がババアじゃい!まったく!年寄りを大切にせい!世の中にはな年寄りじゃないとダメって若者もおるんじゃよ!熟した女LOVE男もいるんじゃぞ!!」

「すみません。もうその話やめてもらえませんかね?」

「なんじゃ?これからテクニックを教えたかったのに」

「結構です!!」

「ほうか....じゃあさっそく始めるか!」

「お願いします!」

「じゃあシャワー入ってくるから!ちょっと待っとけ!」

「そっちじゃねえよ!!」

「カカカカッ!エエ!エエぞ!じゃあ改造始めるぞ!キルユー!」

「殺すの?え?失敗するの?」

「カカカカカッ!おもろいの~!おもろいの~!カカカカカッ!」

「面白くねえよ!!」


こうしてロボットの改造が始まったのだった



---翌日---




焼きたてホヤホヤホヤ子さんのオットットがベルトコンベアーに乗せられロボットの所へ向かってくる


「ロ、ロボット!!あ、あなた!」


オットットはロボットを一目見た瞬間に気がつく


「オットット!愛しのオットット!随分待たせたね!でも!口が付いたんだよ!」


ロボットの目と顎の間にある四角い口


「ほ~っら!こうして開けるんだよ!」


オーブンを開けるように手動になっている口


「ああ!ロボット!美しいわ!」

「本当かい?」

「ええ!ああロボット!愛しのロボット!これで私もあなたに食される事ができるのね?」

「ああ!もちろんさ!では早速!」

「いいの?ロボット?仕事中よ?」

「良いんだよ!オットット!その為に私はここに転職してきたのだから!」

「ロボット~!!」

「オットット~!!!では!!」


ロボットはそう言うとオットットを一つ摘み口に入れた


「ロ、ロボット?」

「なんだいオットット」


口の中から話すオットット


「ロボット......歯は?」

「え?」

「喉は?」

「え?」

「食道は?」

「え?」

「胃は?」

「え?」

「腸は?」

「え?」

「こ、肛門は?」

「え?」


数秒沈黙するロボット

そして.......


「あんのクソババアアアアアアアア!!!!」


っと天井に向かって叫んだ


「うるせえよ!仕事しろよ!」


っと向こうの方でデブの酢都郎さんも叫んだのだった




ヽ(・∀・)ノ《゜Д゜》




仕事が終わりダッシュで研究所に向かうロボット

インターホンを押し、山の家が消えたのを見て、地下室へと向かう


「オイッ!ババア!コラッ!ただ穴開けただけじゃねえか!」

「ケケケケケッ!テへ?バレちった?」


舌を出しながら誤魔化そうとするエヴァン・ゲリラ


「可愛くねえよ!ふざけんなよ!恥かいただろ?これでオットットに嫌われたらどうすんだよ!」

「ふん!そこまでの関係だったてことじゃろ!」

「いやいやいやいや!開き直るなよ!」

「バレちった?テへッ?」


また舌をだすエヴァン・ゲリラ


「ふざけないでくださいよ!ババア!コラッ!」

「まあそう怒るな!ジョーク!イッツ・ジョーク!」

「とてつもないジョークだな!」

「カカカカッ!やっぱり面白いのお主!心配するな!今日は全てを取り付ける!」

「ほ、本当ですか!?」

「うむ!もちろんじゃ!ジョークナッシング!一切ジョークナッシング!信用せい!」

「わ、わかりました!今度こそ信用しますよ!」

「うむ!ちゃんと歯も付ける!」

「オオッ!」

「ちゃんと味覚も感じるようにする!」

「オオッ!」

「胃と腸を付けるのは無理じゃが、オットットを燃料として取り入れるようにする!」

「オオッ!」

「じゃあ!やるぞ!」

「お、お願いします!」

「ウム!イッツ・ショータイム!キルユー」

「ショータ....え?殺すの?」

「カカカカカッ!エエのぉ!お主といると飽きないわ!カカカカカッ!」


こうして二度目の改造が始まったのだった




---数時間後---




ロボットは鏡の前に立つ


「どうじゃ!」

「スゴイ!ちゃんと口じゃないですか!自動だ!手動じゃない!自動だ!」

「カカカカカカッ!凄いじゃろ!!」

「歯もちゃんと付いている!」


イ~ッ!しながら自分の歯を鏡で確認する

ア~ッ!っと口を開くと喉と喉チンコもあるのも確認した

しかも舌もある


「す、すごいですよ!エヴァンさん!これでやっと!」

「ウム!食べれるぞ!オットットを!愛じゃな!愛じゃな!」

「愛ですね!」

「愛じゃ!」


ロボットとエヴァン・ゲリラは握手したのだった




外に出る


「本当にありがとうございました!」

「エエ!エエ!早く愛しの彼女の所に行ってやれ!」


ロボットが「はい!」と返事をしようとした瞬間

ヘリ、パトカー、白バイ、黒バイ、戦車、戦闘機、ゾウ、黒豹、トノサマガエルがロボットとエヴァン・ゲリラの周りを包囲した


「な、な、ななじゃこりゃあ!!!テロか?テロか?これがテロか?」

「お、落ち着いてくださいエヴァンさん!」


そう言って挙動不審のエヴァン・ゲリラを守り始めるロボット


「そこのロボット!!無駄な抵抗はよせ!大人しく連行されろ!」


ロボットは両手を上げる

誠一文字の旗を持ちながら向かってくる警察


「ロボット!改造規約破った罪として現行犯逮捕だ!」

「ふじゃけるな!」


叫ぶエヴァン・ゲリラ


「エヴァンさん!大丈夫です!」

「お、お主!そ、それでええんか?」

「はい!やはり法律違反だったんですね。やはりこの壁は越えられなかった」

「お、お主!」

「夢を持たせてくれてありがとうございました!あの警察さん?」

「ん?なんだ?」

「私は大人しく連行されます!ですから、エヴァンさんには手を出さないでほしい!」

「趣味ではない!」

「そういう意味じゃねえよ!」

「わ、わかった!約束しよう!」


そうしてパトカーの中に入るロボット

窓越しに何か叫んでるエヴァン・ゲリラ

それを見た警察が気を利かせてくれ、窓を開けてくれた


「お主!巨乳か?巨乳好きだったんか?」


そう叫んでるエヴァン・ゲリラを見てロボットは警察に窓を閉めるように言った

そしてパトカーは暗闇へと消えて行った

変態ババアだけがその道には残っていた




その後は尋問、裁判が行われロボットは有罪となった

そして、解体されたのだった




(=_=)(=_=)




---数年後---




あるロボットが起動される

周りが薄暗い

だが、自分の目の前に見覚えのあるお婆さんが笑顔で立っていた


「え、エヴァンさん?」

「カカカカッ!久しいのう!ロボット!」

「あ、あれ?私は解体されたはずでは?」

「実はのぉ......」


解体された後、エヴァンさんは解体されたロボットのパーツを裏組織から裏ルートで居酒屋の裏から入手したらしい

その後、ロボット製造会社と裁判をした

議題は「ロボットも食事を出来るようにする事!」

製造会社は猛反対

だが、エヴァン・ゲリラと他の研究者が頑張ったおかげでロボットも食事ができるようになった

そう、裁判に見事勝利したのだ

だが、人間と同じ食事をするかどうかはロボット次第だそうだ

燃料のままでもいいし、食事してもいいそうだ

やはり自由が一番って事だろう


「す、すごい!そんな事がこの数年にあったんですか!」

「カカカカカッ!凄いじゃろ!惚れるなよ?」

「いや、惚れませんよ!」

「それはそうと、ロボット!」

「はい?」

「お主、ワシの元で働かないか?」

「え?」


確かに、工場は当然の事ながらクビになっているだろう

仕事がないのはちとキツイ


「そうじゃろ?」

「相変わらず、心読むんですね!」

「カカカカッ!んで?どうする?ここで働くか?」

「働くって言っても何をすればいいんですか?」

「ワシの移動手段!どうも一回お主に担がれた時の感触がよくての!まあワシ専属のTAXIじゃな!それと.....」

「それと?」

「これじゃ!!」


暗かった場所に急に光が現れる

ロボットの目の前に広がるのはベルトコンベアー


「こ、これは!?一体!」

「もう一つの仕事は、ここでお主にオットットを作ってもらう!」

「え?」

「二ヒヒヒヒヒッ!!!買収じゃよ!買収したんじゃよ!だから、今日からお主だけがオットットを作ることができる!」

「本当に?」

「本当じゃ!で、どうする?働くか?」

「も、もちろんです!!」


ベルトコンベアーが動き出す

数年ぶりに一つの焼きあがったオットットが出てきた


「ロ、ロボット!?ロボットなの?」

「そうだよ!オットット!すまないね。私を覚えているのかい?」

「当たり前じゃない!一時も忘れた事はないわ!」

「ああ~!!オットット!愛しのオットット!私は君だけをこれからもずっと愛し続ける事ができる!もう離れることはない!約束する!」

「本当に?本当なのね?ロボット!!」

「もちろんだとも!」

「ロボット!!」

「オットット!!」

「ロボット!!」

「オットット!!」


一瞬止まるロボット

周りを見渡す


「どうしたんじゃい?」

「い、いえ、昔ならここでデブに怒鳴られてたんですが......」

「カカカカカッ!心配ないじょ!ちなみに、お主の上司のデブと同僚ロボットは本社のお偉いさんになってもうたいわい!」

「そ、そうですか」

「さて、一時間後に出かけるからの!そん時までちゃんと箱詰めしながら愛をを語り合え!」

「はい!ありがとうございます!!」

「フム!カカカカカッ!!」


そう言って歩き始めるエヴァン・ゲリラ




そして一体と一つのお菓子は永遠に愛を育みましたとさ




---めでたしめでたし---



























































































































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