表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
裏庭が裏ダンジョンでした@完結  作者: まっど↑きみはる
いわゆる男の娘

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

90/720

いわゆる男の娘 5

「腹減りましたね」


 とりあえず木を集めて寝床を作った後にムツヤはポツリとそう言った。


 今日の依頼は簡単に終わるだろうとユモトの弁当以外に食料は持ってきてこなかった。ムツヤのカバン以外には。


「その辺で動物でも居れば狩りが出来ますが、鳥の1羽も居ないですね」


「あ、あの、ムツヤさん! これは僕の責任です、どうしても食べ物が見つからなかったら僕を…… 僕を……」


 息を吸い直してユモトは続けた。


「僕を食べて下さいムツヤさん!」


 ムツヤとモモは首をかしげて『この子はいったい何を言っているんだろう』と思った。その時にムツヤのペンダントが光りだす。


「ムツヤー、大変そうね」


 褐色の肌と露出の多い服。裏ダンジョンの主であるサズァンだ。


「な、だ、誰ですか!? それより何事ですか!?」


 ユモトは突然の出来事にうろたえたが、ムツヤとモモは慣れたもので普通に挨拶をする。


「はじめましてー、っていうか本当に女の子にしか見えないわね。私はサズァン、裏ダンジョンの管理者よ」


「あっ、えっ、裏ダンジョン?」


 状況がまだ飲み込めていないユモトとそれを見てクスクスと笑うサズァン。


「ねぇ、ムツヤ? ユモトには本当のことを言っても良いんじゃない? 状況が状況だし、あっいけないまた魔力が消えちゃう。バイバイムツヤ、モモもムツヤのことよろしくねー」


 サズァンは嵐のようにやってきて去っていった、モモは何かを考えて決心する。


「ムツヤ殿、ユモトにはやはり本当のことを話されたほうが良いのではないでしょうか」


 このメンバーで冒険者として旅することになるならば早く伝えておいたほうが良いし、何より今は緊急事態だ。ムツヤは話を切り出す。


「そうですね、ユモトさん、実はですね……」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ