表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
裏庭が裏ダンジョンでした@完結  作者: まっど↑きみはる
冒険者になろう

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

68/720

冒険者になろう 4

 料理が届くまでの待ち遠しい時間を感じる間もなくサズァンが現れて、そして消えた。


 それから間もなく二人のもとにペペカグというパスタが届いた。


 食欲をそそるニンニクとオリーブオイルの香ばしくいい香りとパスタの中に見え隠れしているエビとイカ。


「これがペペカグですかー、それじゃいただきます」


「いただきます」


 二人は同じ挨拶をした。そこにモモは疑問を感じる。


 食事の作法は神を信じる者か、食材の命に感謝をする自然崇拝者で大きく別れており、前者は各々が信じる神に祈りを捧げ、後者は自分の為に犠牲になった命にいただきますと言う。


 オークは自然と共に生きる事を良しとするので、自ずと自然崇拝者になるが、ムツヤは邪神だが神であるサズァンの庇護下に居るようなものなのでサズァンに祈りを捧げるものだと思っていたからだ。


 当時は疑問に思わなかったが、よく思い返すとモモの家で食事を振る舞った時も同じだった。


 しかし、深く聞いてもあのムツヤ殿とサズァン様の思考なんて自分には理解できないし、想像するだけ無駄なのだろうと、フォークを手にとってパスタに挿し、くるくると巻き付けた。ムツヤもモモのそれを見て真似をする。


 ムツヤは見よう見まねで食べた、にんにくとオリーブオイルの風味は今まで味わったことのない感じで、少し辛味がある。


 フォークの先に刺さっていた白い奴、エビは知っているのでこれはイカだろう。これも不思議な歯ごたえの中にほのかな甘みがあった。


「モモさん、これメッチャ美味いですね!」


 上機嫌なムツヤを見てモモはホッとする、やっと機嫌を治してくれたらしい。モモは笑顔でそうですねと相づちをして食べていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ