表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
裏庭が裏ダンジョンでした@完結  作者: まっど↑きみはる
飲みに行こう

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

108/720

飲みに行こう 6

 流石のムツヤも一気に酔いが覚めてしまった。他の皆はまだムツヤに追いついていない。


 言葉は出せずにいた。裏世界とはあの塔と田舎のことを言っているのだろうと理解は出来たが、何故その事を知っているのかが理解できなかった。


「事情は知らんが、このカバンは悪いようには使わないから頂いてくぞ」


 仮面の男はスピードを更に上げて走る。だがムツヤはそれを超えた速さで先回りをする。


 立ちふさがるムツヤを飛び越えて仮面の男は走り去ろうとするが、ムツヤは飛び上がり蹴りを入れようとした。


 男は身をよじってそれをかわし、綺麗に着地を決める。


 瞬間、森の奥からコルク栓が飛んで男の仮面を撃ち抜いた。


 避けるでもなくそれを受けた男。そこに飛びかかったムツヤの蹴りが行くもまたかわされてしまう。


「懐かしいなアシノ、いや、悲劇の勇者アシノと言ったほうが良いか?」


 男は馬鹿にした口調で言う、すると森の奥から赤髪をなびかせて女が走ってきた。


「懐かしい顔だけど、その名で呼ぶな」


 女は剣を引き抜いて構える。


「やれやれと、流石に厳しいな。ほら、返してやるよ、そうでもしないと地の果てまで追ってきそうだからな」


 男はカバンを適当な方角に高く遠く投げた。ムツヤは男を追うよりもカバンを優先して取りに向かう。


 その間もアシノと男の睨み合いは続く。


「どうした、世界を滅ぼしかねない魔法は使わないのか?」


「黙れウートゴ、それに今どき亜人差別なんて流行らないよ」


 カバンを見付け取り戻したムツヤはアシノの横に並び、魔剣ムゲンジゴクを構える。


「おい、裏の住人。その隣りにいる女はあてにならないぞ?」


「やめろ!! それ以上言ったら斬るぞ」


 女は冷や汗を流した、だが残酷にも男の口は止まらない。


「その『ビンのフタをスッポーンと飛ばす能力』で俺を斬れるのか?」


 そう言って男が馬鹿にすると怒りで顔を赤くしたアシノが飛びかかった。 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ