45頁目 王都リギアと王立図書館:後編
前回のあらすじ。
王都リギアに到着した。独自の製紙技術を学んだ。
しょこまん次回の投稿は明後日になります。
作者、海外旅行経験は十数年前にイタリア一週間旅行に行っただけで、その他は未経験です。
イタリアもミラノとヴェネツィアの二つの都市しか回っていないので、ものすごく勿体ないですね。
今思えばフィレンツェやローマも行ってみたかったと思いますが、当時はとある漫画の影響でとにかくヴェネツィアに行きたかっただけですので、十分満足です。
海なし県ですので、久々に嗅いだ海の匂いがヴェネツィアというプチ贅沢!
海。しかも砂浜ビーチなんて非リア非モテの作者には無縁です。
そんな海への憧れを抱きつつ、今年も海に行くことなく突き進みます。
そういった想いを詰め込み、代わりにシアちゃんに海へ行ってもらうことになりました。
そうです。シアちゃんが海を見たいと言ったのは、作者の海への(特にリア充への)憧れが歪んだ結果です。
色々とくだらなくて申し訳なす!
エメリナ王国の王都、リギアに到着した私は、獣皮紙というこの国を初めとした海に面した国で多く使用されている紙を見つけた。紙屋で獣皮紙について話を聞いたついでにこの町の宿のことを聞いてみたところ、手頃な場所があると教えてもらうことが出来た。
「ここかな?」
そして、目の前にはその宿があるという建物が建っている。若干古い雰囲気を漂わせているが、その方が赴きあるので特に気にせず入店。個室でチェックインした。
建物そのものは三階建てと周りの建物と同じくらいだが、壁が妙に分厚い。おそらく三〇から四〇ナンファルト、つまり三〇、四〇センチメートルくらいはあるだろう。防音仕様なのだろうか? 扉も何やら物々しい鉄扉。
窓の外を見ると大通りから少し奥まった場所にある建物の二階の一室なので、あまり景色が良いとは言えない。
「あれ?」
窓枠が広げられている痕跡がある。ふと見上げて窓枠の上部へ視線を移すと複数ある穴をセメントのような物で埋めた跡があった。
これらの証拠から、一つの仮説が立てられる。というかもうほぼ正解だろうと思う。
「牢獄……」
前世でも古い収容所を改装してホテルにする事業とかテレビでやっていたのを見たことがあった気がするが、ここがそうか。やたら古い部分や基礎的な所は物々しい感じで、新しい作りの場所は、利用者が使いやすい状態になっている。
これはいわゆるリノベーションというものではないのだろうか。すごい。何だか今時の女子の流行っぽい。経営者、オカマのおじさんだったけど。
まぁ女子の心はあるかも……少なくとも私よりは女子力があるかもしれないと思うと、前世含めて一〇〇年と数十年を女として生きてきたはずなのに、すごく負けている気がする。
気を取り直して。こういった雰囲気、良いと思う。うん、好みだ。思わず写真に撮ってみたくなるが、写真機はこの時代にはないし、絵にしようにも私には絵心というものもない。
「でも、こんな町中に収容所があったのかな?」
疑問に思った私は、ギルドや本屋、海に行くのを後回しにして町の中を散策することに決めた。特に重点的に見るのは宿屋の裏手、そこから城壁まである区画だ。
「この路地裏のそれっぽい雰囲気も良いね」
歩きながら建物や通りを見渡していると、見れば見るほどカルカソンヌのようだ。ただ、あちらは小高い丘というか山の上に築き上げられた城郭都市なのに対し、リギアは地形の起伏などはあるが、概ね周りを丘に囲まれたすり鉢状の底辺に位置する場所に都市が造られている。
「なるほど」
外観では特に気になる点はないのだが、通りの石畳の形状が一定の場所から微妙に変わるポイントがある。使われている石の材質は同じだろうが、きっと通り毎に印を付けて上空から見下ろしたら、一本の線で繋がるのではないだろうか。
あくまで仮説であるが、古来はここに城壁があったのだろう。収容所、牢獄は本来なら町の隅に置いておきたい建物のはずだ。それが現在のリギアでは中心部からは大きく外れているが、それでも町中に建っている。
「都市拡張工事の際に、今の宿屋の位置にあった収容所を閉鎖して別の場所に移したとかかな」
それで廃墟となったあの建物を、現在の店主……ではないな。歴史が合わない。
もっと昔の人が購入して手を入れたのだろう。もちろん宿屋として経営していたとは限らない。普通に家として住んでいたのかもしれないし、商会として用いていたのかもしれない。
一応、脱獄防止、外部からの接触防止の為に頑丈な造りだ。銀行などの業務をするにはピッタリであろう。
まぁ、この世界では銀行はなく、その役割を担っているのがギルドになる。とはいえ、お金の貸し借りなどは行っておらず、あくまでお金の預かり、管理、引き出しのみだ。多くの冒険者が出入りするギルドは、王城に次いで最も安全な場所と言える。
となると、次に行く場所が決まった。
「本屋……いや、図書館ね」
歴史書だ。この町、あるいは国の歴史を紐解けば、もう少し踏み込んだことが分かるかもしれない。ついでに怪物図鑑何かも借りて読もう。
本などのかさばる物は出来るだけ持ち歩きたくない。本音ではリアカーを引いてでも本は持っておきたいくらいなのだが、旅で邪魔になるのは目に見えているので却下だ。
「収納魔法とかあると便利なのになー」
ないもの強請りをしても駄目だ。
当初は買う方向で考えていた。しかし一度購入に踏み切ると、今度は歴史書だとか、次は地学書だとか際限なく買う未来が見えるので自制している。
「私の知らない怪物がまだまだいるようだし、まずこのエメリナ周辺の怪物を洗い出して、頭に入れなきゃ」
最悪、名前と見た目、大きささえ分かれば良いし、その三点だけでも覚えられれば後は何とでもなる。一度読むだけでは覚えられないだろうから、滞在中は何度も読み返そう。それで叩き込む。暗記物のテストではないが、目の前にある物の名前が分かるだけでも、全然違うのだ。覚えておいて損はないので、頑張って勉強しようと思う。
「勉強……かぁ」
前世の私がどうだったかは分からないが、この性格だ。きっと勉強は嫌いでないにしても少なくとも苦手ではあっただろう。それがこの世界に生を受けてからは、他にやることがなさ過ぎて暇というのも多少あったが、それでも生きる為に生きるのに必要な知識を得ようと貪欲に学んでいた気がする。
そして今は、趣味として様々なことを記録に残そうと旅に出て、旅先でもこうして勉強しようという意欲が沸く。
「聞いた話だと……あ、あった。ここね」
流石王立図書館というべきか、王城や教会に負けず劣らずの大きさと豪華さだ。しかし、外観の造りはどこか他の建物よりも浮いているように感じられる。気のせいだろうか。
「どこかで見たことあるんだけど……どこだっけ?」
入り口の前で仁王立ちして建物を見上げる謎のエルフの女性。端から見ると怪しいことこの上ないが、かといって自分から声を掛けようという勇気のある人はいないのか、皆私を見て見ぬ振りをして通り過ぎていく。そして、私は周囲の反応など興味なく、ただ一点、このどこか見覚えのある建物だけだ。
記憶の奥底、眠っているだろう知識を呼び起こすなんて言葉は生易しい。無理矢理掘り起こして、掘削して、今世ではなく前世にヒントがあるだろうと当たりを付けてひたすら探る。
すると、ぼんやりと遙か昔に見たことがある情景と重なるものが出て来た。
「あー、確か旧帝国宿泊施設だっけ」
とあるテーマパークに行ったのは、学生の頃だっただろうか。ぼんやりと記憶の中にある映像と、今目の前にある建物が何となく一致したような気がする。
もちろん、全く同じという訳ではなく、あくまで所々似ているような気がする。雰囲気が似ているような気がする。というか、見れば見る程違うような気がする。といった曖昧なものであるが、パッと見そう感じてしまった。
周囲の建造物と同じような造りでありつつも、どこか異国っぽさというか変わった雰囲気を持つ建物だと思った。
気が済んだので、早速調べ物をするべく入館する。
中は図書館なので当然だが、静かで、遠くで判子だろうか、何か押すか叩く音と、時折ヒソヒソ話がある程度である。
本棚を見て回ると、親しみ慣れた本という形の物はざっと半数くらい。もう半分は獣皮紙が一枚一枚、項目毎にまとめられていたり、巻物のように繋ぎ合わされて巻かれている状態で置かれていたりした。特に、歴史書の棚は、古くからある書き物を雑多に集めたかのように置かれていて、一応整理整頓はされているだろうが、これで図書館と名乗れるのかと問われれば首を傾げる状態だった。
「歴史書というより、当時からの出来事を記したただの記録ね」
小さく呟き、一枚一枚をめくって中身を見ていく。
このような状態では誰も読まないのか、そもそも歴史に興味がないのか、この周辺の棚には人が近付く様子もなく、たまに職員と思われる人がいくつかの紙の束を持って、適当に空いたスペースに押し込んで、また別の棚から数枚を引き抜いて去って行く様子が見られた。
扱いそのものは雑に見えるが、保存状態は良好だ。多少埃を被っている物もあるにはあるが、大体が普通に読める状態で保管されている。
今手に取っている記録も、三〇〇年前に書かれた日記のようだった。
何でも、仕事が忙しく家に全然帰ることが出来ていなかった夫が久々に帰宅すると妻が不倫をしており、挙げ句の果てに離婚させられた上、不倫相手と一緒に目の前から去られてしまった男の嘆きが延々と書かれている。
「いつの時代の昼ドラよ」
何ともまぁ、人間関係というのは昔から変わらないんだなぁ。
呆れながらも、この日記を読んでいた理由。それはこのリギアの城壁を設計した男こそが、この日記の執筆者だからだ。
城壁自体はもっと昔からあったが、この男がしたのは昔あった城壁を、町の拡張に合わせて現在の場所に移築することで、そのプロジェクトリーダーとして抜擢されたのだった。そして嘆きの日記の所々には、設計案と思われる落書きがそこかしこに散りばめられており、こういったことが後の歴史書として役立つとして保存されていたのだろう。不倫云々の件も一緒に後世に語り継がれることになってしまったが。
しかし、貴族なのに不倫で駆け落ちとか。
ドラマじゃああるまいし、それをよく国が許したなぁと思いながら読み進めていくと、元妻と不倫相手は、リギアから追い出されることになったと書かれている。
もう二度とあいつらが入って来られないように、より高く頑丈な壁を築き上げてやる。ついでに既存の壁も補強も兼ねてより強固にしてやると私怨たっぷりで綴られている。
「もうどうだっていいや」
歴史なんて紐解けば所詮そんなものだ。知るまではワクワクし、調べている間もこうだろうかそうだろうかと考えながら読むのは楽しいが、答えに行き着いてしまうと、何だって思ってしまう。しかしそれでも懲りずに再び知りたいことがあれば、たとえそれが嘘というオチだったとしても答えを得るべく奮闘するのは変わらない。
というかデマの方がまだ面白いオチだと思う。しかし真実はアッサリというか単純というか、退屈というか、何というかつまらない、疲れる、呆れるものなのだと痛感する。
歴史を調べる名目でなければ、誰が好き好んで獣皮紙数枚に渡って書かれている元妻への恨み言なぞ読むものか。
「よし」
歴史の方は目処が付いたので、今度は怪物図鑑でも読もうと思い、足を向ける。
生物関連の書籍は、冒険者に限らず多くの人が手に取るからか、種類はともかくちゃんと製本された物が数多く並んでいる。そして、ほとんどの本が真新しく、紙の質も獣皮紙などではなくジスト製の紙のようだ。ということは、この中の印字もジストの活版印刷によるものだろう。
ジストの技術を用いた本だからか、半数はジストの生物図鑑が占めていた。古い書物は主にここエメリナで発行された図鑑だろうが、そちらを手に取る人はいないようだ。皆一様に新装版エメリナ生物図鑑を手に取っている。
確かに、どうせ読むなら新しい、そして読みやすく修正された本の方が良いに決まっている。私もそうだ。古い書物は文字が潰れていたり、欠損があったり、言い回しが古臭かったりしてとにかく読みづらい物が多い。それに、新装版には過去作には載っていなかった最近発見された生物なども掲載されているだろうし、昔はそうだと思われていたことが長年の研究で覆された物もあるはずだ。
だが、昔の書物自体それはそれで役に立つ場合がある。
「お」
丁度一冊残っていた新しい生物図鑑を手に取り、その隣にあった何冊もある古い文体、古い紙に古い製本技術によって作られた昔の図鑑も棚から引き出した。
とりあえず今夜はこれを読み込むとしよう。
そう思って棚から離れる時に、周囲の声が耳に入る。
「エルフ? 初めて見た」
「やっぱほんとにすごい美人なんだ」
「本当に耳長い」
「肌綺麗……」
「髪も艶があって羨ましい」
「冒険者かな?」
「一人かな? パーティに誘ってみるか?」
「むさいあなたのところじゃどうせ誘っても無理よ」
「だよなぁ……」
「本や噂にあった通りだな」
「噂といえば、エルフって本読まないって聞いたぞ。文字読めないから」
「それ本当か? でも今の人、普通に本借りていったけど」
「噂だからな。本当は読めるんじゃね?」
「エルフってヒトの歴史上最も古い種族って言われているよな? じゃあ、あの古文書も読めるんじゃね?」
「あれは流石に無理だろ……ってか、その存在自体も噂だしな」
「古代に文明があったことを証明する書があるってな。まぁでもそういう浪漫は好きだぞ」
「俺も」
「俺もだ」
「はぁ、男っていつまでもそうよね」
「でも、そこが良いんでしょ? ほら、あの人と……」
「ばっ! 今ここで言わなくても良いでしょ?」
耳が長いのは飾りではないので、そういうヒソヒソ話は筒抜けなのだが……特にこういう静かな空間では余計に耳に入りやすい。せめて私がいなくなるのを確認してからにして欲しい。恥ずかしいから。でもこの金髪を褒められたのは嬉しいと思う。母から受け継いだ自慢の髪だ。何故か父から受け継いだ翠の目は何も言われない。普通なのだろうか。まぁ普通の人間族だったしそうなのかもしれない。
それよりも、気になるワードがあった。古文書? 噂? 気になるが、今はそちらではなく今手にある図鑑を読み解くことが先決だ。
私は、受付で貸し出しの手続きを行って牢獄を改装した宿へ戻った。
「あ、ギルドに行くのを忘れていた」
気付いたのは部屋に戻って、図鑑を半分程読み進めた頃だった。
「まぁいいか。明日、うん、また明日。それよりも……やっぱり一角獣の記述は少ないのね。遭遇率も低ければ戦闘に発展することも早々ないからね。だから素材もほとんど出回っていないし」
今は知識欲を満たすことを重点に置くことを優先した。
気になる点を列挙して私物の手記に書き出して、古い書物と新しい書物を見比べて相違点なども探していく。
特に、昔の図鑑には載っていて現代版で削除された部分をメモる。こういうのは伝承が書かれていて、後の研究で立証されたから消されることもある。
しかし、火のない所煙立たず。ジストの言葉で言い換えるなら、揺れると石が落ちる。何もなければいきなり石が落ちてくることはない。わずかな振動など何らかの原因があるから落石があるという鉱夫からの言い伝えが元とされている。
何もなければ伝承として語り継がれることもない。ならば、古代の人は本当にそれを見たのかもしれない。その可能性が残る記述を探る目的として、昔の図鑑を引っ張り出したのだ。
まだまだ夜は長い。ジックリと検分しようではないか。
【名前】
ユニコーン
【種族】
草食種もしくは獣脚種
【別名】
一角獣
【生息地】
草原、森林、山岳など様々な場所で目撃例がある
【大きさ】
頭胴長五ファルト前後
【生態・特徴】
草原などの開けた土地に住む個体は、角が長く先端が尖っていることから鋭角獣、森林などの空間に制限のある土地に住む個体は鋭角獣に比べて角が短く、若干丸みを帯びていることから鈍角獣と呼ばれて区別されることがあるが、どちらも正式名はユニコーンである
いずれも体毛は白色や銀色、青みの帯びた白色
鋭角獣と呼ばれる個体は、主に雷魔法もしくは風魔法を使うとされ、一方で鈍角獣と呼ばれる個体は、植物魔法もしくは水魔法を使うとされている
一角獣の目撃例、遭遇例自体は非常に少ないながらもない訳でもなく、運が良い冒険者ならば二回、三回と複数回遭遇した例もあるが、戦闘に発展したということはあまり耳にしない。何故なら一角獣は警戒心が強く、下手に近付いただけで逃走してしまうからだ。しかし、伝承によれば幼子のような純粋な存在であれば、興味本位で近付いてくることがあると言われている。また、古文書によれば、迷子になった子供を両親の元まで送り届けてくれたという言い伝えがあり『おうちにかえろう?』というお伽噺の、元になっていると言われている
他怪物と争うことがあるのかどうかについては目撃例がないこと、また痕跡が少ないことから、あるかもしれないということで詳細は長いこと不明とされていた。しかし嵐の日に雷を取り合って白雷獣と戦っている場面に遭遇
鋭角獣はその生息地という点から一角獣の中でも目撃例が多い方である為、一般的に一角獣と言えば鋭角獣を思い浮かべる人が多い。一方で鈍角獣は森林に住むという特性上、目撃例は一角獣全体の二割に留まっていることからその生態は謎に包まれている(あくまで記録や文献に残されている物に限る)
鈍角獣の中で長く生きた個体は、角が変形しシカのように枝分かれしていくのだそうだが、中には生まれ付き枝分かれする一角獣もいると言われている。発見例があると言われているだけで、明確な記録などが残っている訳ではない
本来は単体で行動しているのだが、出産して間もない頃は家族で行動していることが多いと言われているとのこと。
滅多に人前に姿を晒さないので、その生態のほとんどは不明。もし家族で行動している姿を目撃出来たらその群れが立ち去るまでに、五回願い事を唱えたら願いが叶うという言い伝えがある
鋭角獣、鈍角獣とは別に聖角獣と呼ばれる個体があると言われているが、その詳細は不明であり、存在そのものがいるかどうかも定かではない。しかし、過去の文献によると、山岳地帯での任務で原因不明の病に冒された状態での目撃例が数例であったことから、幻覚を見たということになってしまっている
しかし、そのいずれの目撃例も共通点が複数みられることから、幻覚ではなく本当に目撃していたのではと筆者は考えている
また、いずれの発見例も病によって意識が朦朧としている状態であること、そしてその状態から生還しこうして記録として残っていることから、無事に下山出来るように道案内をしていたのではないかと捉えることも出来る
【素材】
戦闘に発展する例が非常に少ない為、討伐記録もほとんどなく、使える素材についてはほとんど分かっていないが、角や体毛、血液は、武具や魔法薬の素材になるのではと思われる
角を素材として用いたと思われる魔剣があるとされ、どこかの国の教会に聖剣として祀られていると話に聞いたことがあったが、現時点入手した文献には記録としてなく、またその国の名前や位置なども不明な為、存在するかも分かっていない




