表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/6

いちゃいちゃ閑話:いっしょにお泊り(グリム編)

本編のブックマーク登録200件の感謝を込めて書いた閑話です。

えっちぃの苦手な方、ストーリーを純粋に楽しみたい方は回れ右でお願いします。


今回はグリム回です。

第三十九話の移動中のお話。

本編中にまた導入部(すんどめ)を入れようかと思いつつ、

話の流れ的に入れられなかったやつです。


…実はそろそろ運営さんから十八禁警告(おしかり)が入るのではとガクブルしてます。

大丈夫だよね?幼女どうしがじゃれ合ってるだけだもんね?

イナガウ・アッシュでモンスター騒動を解決し、

グリムを屋敷から連れ出すことに成功した後…


俺たちは冒険者ギルドに報告する為、オーハマ・ヨークへと向かっていた。


その道中。

宿で一泊することになったのだが…


「グリムはモワと一緒の部屋でいいよな?」


昨日まで引きこもり生活だったグリムを、

突然外泊させる形になってしまったことを思い、

少しでも安心できるよう従者のモワとの宿泊を提案したのだが…


「お主と一緒の部屋がいいのじゃ。」


グリムの返答は、意外にもこれだった。


え?俺でいいの?


***


「ほんとに俺でよかったのか?」


部屋に入り、再度確認する。

先に部屋に入っていたグリムは、

ベッド腰かけ、足をブラブラさせていた。


「うむ。…レティーナも座るが良い。」


ベッドをぽふぽふと叩くグリム。


「そんじゃ……ふぉ!?」


隣に座った俺の腰辺りに、グリムはがしっと抱きつく。

そのままグリムは…俺 の 服 を 脱 が し に かかった。


「ちょ!?待て!!何!?」

「フフフ。お主の出した"お洋服"…素晴らしいモノだったのじゃ。

 ならば必然…"下着"も相応のモノを着けておるのじゃろぅ?」


ぐいぐいと強い力を込めるグリム。

ちょっと待て!!幼女に脱がされるとかどんなプレイだよ!!

俺も今は幼女だけど!!


抵抗も虚しく、俺は服を脱がされ下着姿にさせられた。


「ほぉぉ!!これは…なんとも!!」


俺の身に着けた白のキャミソールと綿100%のショーツをまじまじと見るグリム。

やめて!!流石に恥ずかしいから!!


「透けるような美しい白さ…ほぅ!肌触りも心地よいのぅ!」


俺の心中などお構いなしに、下着を撫でまわすグリム。


「あー!もう!そんなに見たいなら出してやるから!!」


そう言って俺は右手を握り、ぽんっ!と下着を出す。


「ふおぉ!よいのか!?貰ってしまうぞ!?」

「あぁ…だから服返せ。」


下着と交換に、俺は服を取り返した。

うぅ…もうお嫁に行けない…。行かないけど。


グリムは受け取った下着を持って物陰へ。

俺はその間に服を着なおした。


「むふふ~。ありがとうなのじゃ~♪」


ご満悦なグリム。


「あぁ…着たのか?」


俺が問うと、グリムは躊躇なくスカートを捲る。

ちょ!不意打ち!!


「どうじゃ?似合うじゃろぅ?」


似合うっつーか…正直エロ過ぎる。


幼女が目の前でドヤ顔でスカート捲ってパンツ見せてくれてる。

この状況で我慢が出来るほど、俺の理性は強靭では無い。

故に…!


「グリム…!」

「ぬぉ!?」


グリムのスカートを掴んでいた手を引き、ベッドに引き寄せる。

ベッドに仰向けになるグリム。

スカートはまだ捲れたまま。

グリムのロングウェーブの髪が、ベッドに広がる。


最後に残った僅かばかりの理性で、俺はグリムに忠告する。


「…好きでもない相手に、んなコトしたら、何されても文句言えねーぞ?」


そう告げた俺に、しかしグリムは、


「…?好きでもない相手では無いのじゃ。

 レティーナには感謝しておるし、大好きじゃぞ?」


そう答えた。

そこで俺の理性は完全に溶けた。


「…やッ!?レティーナ!?」

「…まぁさっき俺もされたからオアイコだな。」


俺はグリムの服を捲る。

先ほど見せつけられた下着はもちろん、

グリムの可愛いおへそや胸も露わになる。


「うぅ~…こんな格好…恥ずかしいのじゃぁ…。」

「恥ずかしがるなよ…めちゃくちゃ可愛いぞ?」


俺は言いながら、グリムのおへそに口づけする。

腕は細い腰に回し、逃げられないようぎゅっと抱く。


そのまま下着の上から指を這わせる。


「ほんとだ。すっげー良い触り心地。」

「レティーナ…!そこ…!やめ…ッ!」


ぷにぷにと柔らかい"そこ"を、俺の指が執拗に往復する。


「やめる…のじゃっ!な…なんだか妙な気分に…んッ!…」


俺が抱く身体が小さく震えたかと思うと、

グリムの側頭部…耳の上辺りに、小さな"羽"が生えていた。


コウモリのようなその羽は、グリムの"魔族化"の証だろう。


「やぁぁ…。レティーナ、見ないでなのじゃぁ…。」


頭を抱えて、羽を隠そうとするグリム。

口からは小さな"牙"も覗いている。


俺は頭を押さえるグリムの手を優しく解き、


「これもグリムの個性だろ?可愛いぞ?」


そう言って、"羽"にも口づけする。


「ひゅぅッ!」


"羽"に唇が触れた途端、甘い喘ぎを漏らすグリム。

どうやら気持ちいいらしい。


俺は右の"羽"に口づけしながら、左の"羽"を手で愛撫する。


「んッ!だめぇッ!」


空いた手を下着の中へと滑り込ませ、こちらの愛撫も並行する。


「んッ!んんッ!ッ!!~~ッ!!」


グリムは俺に抱き着いて、声を出さぬよう必死に耐えている。

無意識だろうが、俺の肩を甘噛みしている。

少し痛いのは、先ほど見えた小さな"牙"が当たっているのだろう。


「グリム…俺もグリムのコト…大好きだぞ。」

「~~ッ!?」


グリムの耳元で囁きながら、俺は愛撫する指の動きを強める。


「…ッ!はぁッ!はぁッ!やぁぁぁぁ~~~ッ!!」


遂に声を我慢出来なくなったグリムは、

一際大きな声を上げ、背を大きく反らせて、俺の腕の中で果てた。


***


「うぅ…レティーナのバカぁ…!」


ベッドにうつ伏せになり、恨み言を言うグリム。


「せっかくの可愛い下着を…汚してしまったのじゃぁ…。」

「そこかよ!」


俺のツッコミに、グリムが顔を上げる。


「責任取って"替えの下着"も出すのじゃ!」


不貞腐れて言うグリムに、俺は素直に下着をもう一着出してやる。


「んじゃ、それに着替えたら…もう一回な♪」

「……バカぁ!」


その後、俺たちは"さらに三着の替えの下着"を出すまでイチャイチャしたのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ