いちゃいちゃ閑話:いっしょにお泊り(グリム編)
本編のブックマーク登録200件の感謝を込めて書いた閑話です。
えっちぃの苦手な方、ストーリーを純粋に楽しみたい方は回れ右でお願いします。
今回はグリム回です。
第三十九話の移動中のお話。
本編中にまた導入部を入れようかと思いつつ、
話の流れ的に入れられなかったやつです。
…実はそろそろ運営さんから十八禁警告が入るのではとガクブルしてます。
大丈夫だよね?幼女どうしがじゃれ合ってるだけだもんね?
イナガウ・アッシュでモンスター騒動を解決し、
グリムを屋敷から連れ出すことに成功した後…
俺たちは冒険者ギルドに報告する為、オーハマ・ヨークへと向かっていた。
その道中。
宿で一泊することになったのだが…
「グリムはモワと一緒の部屋でいいよな?」
昨日まで引きこもり生活だったグリムを、
突然外泊させる形になってしまったことを思い、
少しでも安心できるよう従者のモワとの宿泊を提案したのだが…
「お主と一緒の部屋がいいのじゃ。」
グリムの返答は、意外にもこれだった。
え?俺でいいの?
***
「ほんとに俺でよかったのか?」
部屋に入り、再度確認する。
先に部屋に入っていたグリムは、
ベッド腰かけ、足をブラブラさせていた。
「うむ。…レティーナも座るが良い。」
ベッドをぽふぽふと叩くグリム。
「そんじゃ……ふぉ!?」
隣に座った俺の腰辺りに、グリムはがしっと抱きつく。
そのままグリムは…俺 の 服 を 脱 が し に かかった。
「ちょ!?待て!!何!?」
「フフフ。お主の出した"お洋服"…素晴らしいモノだったのじゃ。
ならば必然…"下着"も相応のモノを着けておるのじゃろぅ?」
ぐいぐいと強い力を込めるグリム。
ちょっと待て!!幼女に脱がされるとかどんなプレイだよ!!
俺も今は幼女だけど!!
抵抗も虚しく、俺は服を脱がされ下着姿にさせられた。
「ほぉぉ!!これは…なんとも!!」
俺の身に着けた白のキャミソールと綿100%のショーツをまじまじと見るグリム。
やめて!!流石に恥ずかしいから!!
「透けるような美しい白さ…ほぅ!肌触りも心地よいのぅ!」
俺の心中などお構いなしに、下着を撫でまわすグリム。
「あー!もう!そんなに見たいなら出してやるから!!」
そう言って俺は右手を握り、ぽんっ!と下着を出す。
「ふおぉ!よいのか!?貰ってしまうぞ!?」
「あぁ…だから服返せ。」
下着と交換に、俺は服を取り返した。
うぅ…もうお嫁に行けない…。行かないけど。
グリムは受け取った下着を持って物陰へ。
俺はその間に服を着なおした。
「むふふ~。ありがとうなのじゃ~♪」
ご満悦なグリム。
「あぁ…着たのか?」
俺が問うと、グリムは躊躇なくスカートを捲る。
ちょ!不意打ち!!
「どうじゃ?似合うじゃろぅ?」
似合うっつーか…正直エロ過ぎる。
幼女が目の前でドヤ顔でスカート捲ってパンツ見せてくれてる。
この状況で我慢が出来るほど、俺の理性は強靭では無い。
故に…!
「グリム…!」
「ぬぉ!?」
グリムのスカートを掴んでいた手を引き、ベッドに引き寄せる。
ベッドに仰向けになるグリム。
スカートはまだ捲れたまま。
グリムのロングウェーブの髪が、ベッドに広がる。
最後に残った僅かばかりの理性で、俺はグリムに忠告する。
「…好きでもない相手に、んなコトしたら、何されても文句言えねーぞ?」
そう告げた俺に、しかしグリムは、
「…?好きでもない相手では無いのじゃ。
レティーナには感謝しておるし、大好きじゃぞ?」
そう答えた。
そこで俺の理性は完全に溶けた。
「…やッ!?レティーナ!?」
「…まぁさっき俺もされたからオアイコだな。」
俺はグリムの服を捲る。
先ほど見せつけられた下着はもちろん、
グリムの可愛いおへそや胸も露わになる。
「うぅ~…こんな格好…恥ずかしいのじゃぁ…。」
「恥ずかしがるなよ…めちゃくちゃ可愛いぞ?」
俺は言いながら、グリムのおへそに口づけする。
腕は細い腰に回し、逃げられないようぎゅっと抱く。
そのまま下着の上から指を這わせる。
「ほんとだ。すっげー良い触り心地。」
「レティーナ…!そこ…!やめ…ッ!」
ぷにぷにと柔らかい"そこ"を、俺の指が執拗に往復する。
「やめる…のじゃっ!な…なんだか妙な気分に…んッ!…」
俺が抱く身体が小さく震えたかと思うと、
グリムの側頭部…耳の上辺りに、小さな"羽"が生えていた。
コウモリのようなその羽は、グリムの"魔族化"の証だろう。
「やぁぁ…。レティーナ、見ないでなのじゃぁ…。」
頭を抱えて、羽を隠そうとするグリム。
口からは小さな"牙"も覗いている。
俺は頭を押さえるグリムの手を優しく解き、
「これもグリムの個性だろ?可愛いぞ?」
そう言って、"羽"にも口づけする。
「ひゅぅッ!」
"羽"に唇が触れた途端、甘い喘ぎを漏らすグリム。
どうやら気持ちいいらしい。
俺は右の"羽"に口づけしながら、左の"羽"を手で愛撫する。
「んッ!だめぇッ!」
空いた手を下着の中へと滑り込ませ、こちらの愛撫も並行する。
「んッ!んんッ!ッ!!~~ッ!!」
グリムは俺に抱き着いて、声を出さぬよう必死に耐えている。
無意識だろうが、俺の肩を甘噛みしている。
少し痛いのは、先ほど見えた小さな"牙"が当たっているのだろう。
「グリム…俺もグリムのコト…大好きだぞ。」
「~~ッ!?」
グリムの耳元で囁きながら、俺は愛撫する指の動きを強める。
「…ッ!はぁッ!はぁッ!やぁぁぁぁ~~~ッ!!」
遂に声を我慢出来なくなったグリムは、
一際大きな声を上げ、背を大きく反らせて、俺の腕の中で果てた。
***
「うぅ…レティーナのバカぁ…!」
ベッドにうつ伏せになり、恨み言を言うグリム。
「せっかくの可愛い下着を…汚してしまったのじゃぁ…。」
「そこかよ!」
俺のツッコミに、グリムが顔を上げる。
「責任取って"替えの下着"も出すのじゃ!」
不貞腐れて言うグリムに、俺は素直に下着をもう一着出してやる。
「んじゃ、それに着替えたら…もう一回な♪」
「……バカぁ!」
その後、俺たちは"さらに三着の替えの下着"を出すまでイチャイチャしたのだった。