いちゃいちゃ閑話:いっしょにお泊り(ロロ編)
本編のブックマーク登録150件の感謝を込めて書いた閑話です。
えっちぃの苦手な方、ストーリーを純粋に楽しみたい方は回れ右でお願いします。
今回はロロとイチャイチャします。
第三十四話 忘れ物はないですか?の冒頭部分の続きです。
実はこれ、一回書いた後で修正してます。
というかブックマーク150件越えたタイミングで上げようとしたんだけど
あまりにも変態だったんでマイルドに直すのに時間が掛かりました。
直してこれかよ!って思った方はきっと心が綺麗なんです。…たぶん。
「あ~…すまん、ロロ。ちょっとイタズラが過ぎたな…。」
ロロと同じ部屋に泊まった日…。
一緒にハンバーガーを食べていたところ、
ロロが俺のほっぺに付いたタルタルソースを不意に"舐め取って"きた。
無意識にしてしまった自分の行動に、しかしロロは慌てふためいた。
そんな時、ロロの口元に同じようにてりやきソースが付いているのを見た俺は…
それを同じように舐め取って見せた。
俺としては、「これくらいスキンシップだろ?気にすんな!」って気持ちだったのだ。
他意は無かったのだ。
…。
……すんませんッ!!嘘ですッ!!嘘付きましたッ!!
真っ赤になってあたふたするロロが可愛すぎたんですッ!!
…とまぁそんなワケで。
現在、俺の隣には真っ赤になって顔を両手で隠すロロが座ってます。
「ごめんって。そう落ち込むなよ。」
そう言葉を掛ける俺に、ロロは聞き取れないくらいの小声で答える。
「……ことで…るんじゃ…ないで…ります。」
「ん?」
俺が聞き返すと、先ほどより少しだけはっきりとロロが答える。
「舐められたことで…落ち込んでるんじゃ…ないであります。」
ロロは顔を隠していた両手をおろす。
「その…レティ殿に…な、舐めて頂いて……嬉しかったであります。」
え?マジで?
「でも…こんな事で喜んでしまう自分は…
その…"変態"なのでは…と…。」
そう言って、また顔を真っ赤にする。
あーなるほど。
舐められて喜んじゃった自分が恥ずかしいのか。
「ロロ…。」
「?……ふぇっ!?」
俺は隣に座るロロの頭を抱き、そのままゴロンと仰向けになる。
「レ、レティどの!?」
仰向けに寝転んだ俺のちょうど胸の上に、ロロの顔がくる形だ。
「ロロ。俺のこと舐めてくれないか?」
「え?…ふぇええ!?」
俺の腕の中で、ロロは戸惑いの声を上げる。
「俺もロロに舐めてもらって嬉しかったぞ?
ロロが変態なら、俺も変態だ。」
そう言って、胸元のボタンを外す。
「…嫌か?」
俺の言葉に、ロロは呼吸を荒くしている。
「……たい……ます。」
「ん?」
問い返すと、ロロはのぼせたような顔をして答える。
「舐め…たいで…あります…!」
「ん。じゃあ、頼む。」
そう答えると、ロロは震える舌で、俺の胸元を舐め始める。
胸元から鎖骨、首筋、顎を伝ってへ頬へ。
ロロの小さな舌が、俺の身体の上を滑る。
まるで溶けかけのアイスクリームを味わうように。
「んっ…!」
「れひぃどの……、れひぃどのぉ…!」
ロロは一心不乱に俺の身体を舐める。
その息遣いは先ほどよりも更に荒く、
ロロの興奮の度合いを俺に伝えた。
最後に口元を長めに舐め、ロロはようやく顔を離した。
…うん。"される側"ってのも、結構興奮するな。
「よっし。じゃあ"交代"な。」
「ふ?ふえぇ!?」
俺はまたゴロンと転がる。
今度はロロを下にして覆いかぶさるような体勢だ。
そのままロロの胸元に舌を這わせる。
「~~ッ!ゃっ…ぁッ!?」
声が漏れるのを必死で抑えるロロ。
「我慢しなくていいぞ?」
「……ぅゆっ!?……れ、れてぃどの…まっ、…ゃあ!?」
ロロの普段と違う声が妙に色っぽく、
俺はロロの身体を無心で味わった。
「……ッ!?くぅ~~!!……ゃあああ~~~ッ!?」
ロロが一際大きな声で喘いだ後、
ロロの頭には犬のような"耳"が、
腰にはふさふさの"尻尾"が表れていた。
「…だめ…で…あります。…見ないで……。」
"魔族化"…魔族の"力"を使ったり、生命の危機や感情の昂ぶりによって起こる"身体の変化"。
ロロの…【ヘルハウンド】の魔族化は、どうやらコレらしい。
「…ごめんなさいであります。
……こんな動物みたいな身体……嫌でありましょう?」
ロロはそう言うが、
「わりぃ、ロロ。…余計興奮してきた。」
「ふえぇ!?」
俺は右手で耳を、左手で尻尾を、そして舌でロロの胸元を撫でまわす。
「ひゃっ!?やあ!?んッ!あぁぁッ!!」
頭を、胸を、尻尾を、同時に責められたロロは、
もはや声を出すのを我慢することすら出来ない程に乱れた。
特に尻尾が弱いらしく、撫でる度に切ない声を上げる。
「やあぁぁああ!?んぁああ!?あぁああああああ!!」
最後に尻尾の付け根をきつめにぎゅっと握りながら唇を唇で塞ぐ。
「~~~~~~~ッッ!!?!!!???」
ロロは声を出せないまま、腰を浮かせてビクンッ!と跳ねた。
「……っぷはぁ!……はぁ!はぁ!…はぁ、、。」
唇を離して、ロロを見る。
まだ呼吸が整いきっておらず、視線はぼぉっと中空を泳いでいた。
「ハァ…ハァ…れてぃ…どのぉ…。」
「ハァ…ロロ…大丈夫か?」
俺の問いに、ロロは虚ろな目でこくんと頷く。
まだ身体の火照りが冷めていないらしい。
そんなロロの頭を抱いて撫でながら、俺はロロに告げる。
「ハァ…じゃあロロ……ちょっと休憩してから」
「?」
「……もう一回"交代"してもいい?」
ロロは驚きつつも…恥ずかしそうに、こくんと頷いた。
その後俺たちは"全身が唾液でべとべとになるまで"イチャイチャしたのだった。