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ヒーロービート  作者: 手負い
超能力発現編
7/12

第6話「start♯0.6featアオイ」

書き方が何故か変わる

「外って?」「…ううん何でもないです」


女の子は俯き首を振る

何でもないと言う事は大抵何かある事を指す

まぁ聞かれたくないことなのだろう

深追いせず次の質問に移る


「キミを追っていた、人達は誰か知ってる?」

少しの間を開け女の子は答える

「政府の人また捕まえに来ると思います…」



まぁ…ただのロリコン集団では無いとは思っていたが政府か

にしても、背丈から見るに歳は9、10歳辺りしかも銃を持つ連中に追っかけ回されたのに淡々と答える

慣れているのか、それとも単に私が安心させる何かを出しているのかな


「政府か…キミどうして追われているの?」


女の子は無言だ

何故答えないのだろうさっきの“外”と言う単語が絡んでいるのは間違いない

ここに居てもしかたないので、路地裏から連れ出すか


「ま、とりあえずここから出ようか」

「うん…」

「あんなに追い回されて疲れたでしょおんぶしてあげるよ」

「迷惑になりますので…」

「子供が遠慮するんじゃないのさぁ早く」


女の子はしっかりしているなぁ…何度も言うけどあんな目にあったばかりなのに遠慮までするとは…

とりあえず、薄暗い路地裏を女の子おぶり歩き出す。


「キミそう言えば名前は?私は五色アオイよろしくね」

「ミームです」


ミームか、髪の色にしても外人?いやもう異世界人?

とりあえず何人かを聞くことを含め何故追われていたかの追求も含め

親しく接するやはり親密になれば早く聞けるだろうし

おそらく政府の奴らに本当に追われているのならまだここらに連中が彷徨いている可能性があるそうだとしたら、また襲われるかもしれない


路地裏から出て、近くの行きつけであり今の自分の住居でもある喫茶店につく

名前は「シャトル」かなり雰囲気が出てるおしゃれな喫茶店で土日の夜は耳に残るジャズの流れる会員制のバーになったりと

ここら一体では、通の行く店としての地位がある、後は基本的にそんなに客がいない。


「いらっしゃい…ってアオイお前また学校サボったのか…」


マスターであり、自分の保護者の代わりでもある50歳ちょっとのイケ親父“五色アサギ"は自分に苦言を言おうとしたが

背負っているミームを見てなんとなく何か起きたことを察する

カウンター席にミームを下ろし、奥に行きすぐにアサギに状況を説明する


「とまぁ…こんな感じ…政府の連中がどうしてこのエリアにいるのか何故あの女の子を追っていたのか調べたいんだけど手を貸してよ」

「確かに気になるな…まぁそれより、あの子の所に戻るぞ」


数分の話ではあったが、ミームも子供あんな出来事があっては不安だろうとと言うことを考えアサギは自分と戻る

戻るとミームは女性と話していた、この女性は従業員の“高梨さん”いつもニコニコおしとやかでシャトルの制服がよく似合う

美人で良いし、夜の仕事でも食っていけそうな美貌…大人になったらこう言う女性になりたい。


「あ、ちょっとはずしてごめんね、それで早速だけどさ」

「…さっきのことですか」


あまり話したくなさそうだ、何故話したがらないのだろう遠慮なのか裏に何かあるのか

それはまた次の機会に。


書き方が変わり見づらさに磨きがかかる

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