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プロローグ
月が街を照らしている。
冷たい夜風が、自分の背中を撫でる「もう、夜は半袖じゃ寒いか…」
月を見て一人呟き帰路に着く
ふと思う
パッとしない、自分はそんな人間
特技も、優れたものは無い
過去も、生い立ちも、特筆すべきが無い
そんな自分が、嫌いだ。
努力ならした、そして知ったのは限界
才能なしでは超えられない壁
今がその限界なのだろうか
そして、自分は明日を思う
「異能力発現試験」
99,999%の確率で超能力を手に入れられる…
その超能力が今の自分の何かを変えてくれると信じて目蓋を閉じる。
いくつか他のアカウントで以前投稿していたのですが
毎度毎度アカウントにアクセスできずパソコンを買い替え新たに書き始めました
5話からが本番です5をみるべき