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柴犬に変身できるようになった僕が、ダンジョン配信を始めたらバズってた〜気づかずにショタの性癖を歪めてたようです〜  作者: 暁 とと


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第70話 スカート

加工した魔石は、期限の1日前になんとか完成させることができた。


「え、本当にできたんですか?」

「はい」


マネージャーさんは驚いていた。無理だろうと考えていたらしく、一応、もう3日ほど余裕を見ていたようだ。とはいえ、完成したのなら売るだけだ。


加工した魔石は、一つ5万円で販売することにした。僕はこれまで魔石を加工して売ったこともないし、信頼もない。そんな僕が作ったものが売れるかどうかは正直怪しい。


僕が、頑張って作った物だから売れて欲しい気持ちがある。宣伝として動画を配信することにした。


「こんにちは〜! 今日は僕が1から加工した魔石を、100名限定で販売することにしました!」


『おお〜』

『探索者じゃないけど、買っちゃおうかな〜柴犬さんの手作りだし』

『100名か……少ない。手作りだし、仕方ない』


「販売方法は抽選になります! しかも、この魔石はちゃんと防御壁を発動できます! 価格は5万円です!」


『安い!』

『当たれええ!!』


「概要欄から予約できます。ただし、かなり高額なので、無理せずにお願いしますね」


そんな風に配信を進めていると——『ズドン!』と、大きな音がした。庭のほうからだ。


視聴者のコメントもざわつき始める。


『大丈夫?』

『な、なんだ!?』

『そういえば、ボスを倒してから2週間経ってなかったっけ?』


僕もすぐに異変を確認するために庭を覗いた。そこでは土煙が上がっていて、物干し竿や洗濯物を干していた場所が地盤沈下で埋もれてしまっていた。


「やっぱりか」


思い当たる節があった。ダンジョンのボスを倒してから、今日でちょうど2週間ダンジョンが崩壊するのは分かっていたけども……まさかここまで影響が出るとは……。


 ちなみに、今日は天気が良かったから、僕は持っている服をすべて洗濯していた。今の姿は柴犬なので、当然、今は何も着ていない。


とりあえず、視聴者に状況を伝えることにした。


「えーっと、ダンジョンが崩落しただけでした〜。色々片付けとか必要なので、今日の配信はここで終わります〜」


 そう言って、僕は配信を終了した。


「ん〜どうしよう」


 改めて庭に降りてみたが、僕の服がすべて地面に埋まってしまっている。そのせいで、着替える服がない。


外出して服を買うにしても、このままでは裸のままで行くことになってしまう……。


そう悩んでいると、あることを思い出した。


アリスさんにもらった服があることを。なんやかんやで受け取った服だが、袋に入れたままで、中身を確認したことはなかった。


僕はクローゼットの奥から袋を取り出し、中身を確認する。


「う……うん〜いや……」


袋の中には、スカートばかりが入っていた。まあ、アリスさんが選んだものだから、十中八九女性物だとは思っていた。


 とりあえず、柴犬の姿から獣人の姿になり、試しに着てみる。スカートはしっぽを出す所があり邪魔にならず助かるけど……やっぱり恥ずかしい。


 ジーパンとかないかと袋の中身を全部確認したが、スカート系の服しか入っていなかった。


背に腹はかえられない。僕はふんわりとしたロングスカートに、フリルがあしらわれたハイネックのブラウスを着用し、ショッピングモールへ向かうことにした。


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― 新着の感想 ―
これはメスお兄さん、皆の性癖壊れちゃう
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