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柴犬に変身できるようになった僕が、ダンジョン配信を始めたらバズってた〜気づかずにショタの性癖を歪めてたようです〜  作者: 暁 とと


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第56話 知られざる力

ミノタウロスが強すぎる。僕の唯一の攻撃方法である噛みつきが効かない。


「どうしたもんかな〜」


 家の中でゴロゴロしながら考えていた。やっぱり、武器が必要だよな。武器を使おうにも、手に持つことができないし.....


 と考えていた。試しに獣人の姿でダンジョンに入ると、獣人のままだった。


 ダンジョンに入ると柴犬の姿になるから、獣人の姿でダンジョンに入っても柴犬の姿に変わってしまうかと思っていた。


 だけど、獣人のままでダンジョンの中で活動できることがわかった。


ーーーじゃあ、武器を持てる!?


 僕は、手を握ったり開いたりして、自分の手を見ていた。早速武器探しに向かった。武器にも色々とある。


 剣や槍、弓など、色々ある。でも、どれも訓練が必要なものばかりだ。だから、訓練なしで何か良い物はないかと、獣人の姿で事務所に向かった。


 事務所には武器を貸し出している。事務所の地下を武器庫として使っているらしい。盗まれないように厳重に保管・管理されている。


 僕はマネージャーさんに連絡して、武器庫の中を見せてもらうことにした。


「柴犬さんの庭にダンジョンが!?」

「うんうん」

「しかも、初めての一階層でボスが出現したんですか!?なんか、すごいですね」

「えへへ〜」


 驚かれ褒められたので、照れてしまった。


 マネージャーさんが電子キーロックや二重扉を開けると、中にはたくさんの武器が並んでいた。


「すごい!!」

「でしょ〜探索者ギルドの武器屋よりも多い武器を置いている自信がありますね」


 僕は周りを見渡し、良さそうな武器を探した。剣を持ってきたり、槍を持ってきたりしたけど、どれも扱いにくい。


「柴犬さんには、こういう単純で小さめの、当たれば大ダメージのハンマーとかどうです?」


 マネージャーさんに勧められ、ハンマーを握った。ハンマーは、マネージャーさんが両手で持たないと持ち上がらないほど重かったが、僕は片手で持ち上げることができた。


「す、すごいですね....」

「僕も、こんな力があるとは....知りませんでした」


 僕も、こんなに重いと思ったハンマーを軽々と持ち上げられることに驚いていた。それに、剣よりも攻撃範囲が広いので、ハンマーを借りることにした。


 事務所には、マネージャーさんが持ってきたハンマーの3倍ほどの大きさのハンマーがあったので、それを借りることにした。


 重さは、大体500キロとかなり重いらしい。さすがに片手では持ち上がらない。両手でようやく持ち上げる振り回す事が出来る。


 どうしてこんなものが置いてあるのか聞いてみると、社長の趣味らしい。家に担いで持ち帰るのは難しいので、後でスタッフ総出で運んでもらえることになった。

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