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柴犬に変身できるようになった僕が、ダンジョン配信を始めたらバズってた〜気づかずにショタの性癖を歪めてたようです〜  作者: 暁 とと


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第22話 配信始めて以来の初ドロップ

「どうも、犬です。SNSにも投稿されていると思いますが、なんと僕はイヌイ事務所に所属することになりました!!」


『うぉおお。おめでとう!!』

『やったぁあああ!!』

『活動の幅広がりますね』


 と、暖かいコメントで溢れていた。


「最近、ダンジョン配信をしていなかったと思うので、今日は5階層を目標にしていこうかなと思います」


『頑張れ〜』

『スパ...チャ....』


「スパチャは、まだ解除しません」


 そう言って、スマホをしまいダンジョンの奥へ向かった。


 ゴブリンを倒し、スライムは僕の天敵なので、出会っても僕の足の速さで逃げ切り、3階層まで突破した。


 3階層にはゴブリンの上位種、ホブゴブリンが出現する。ホブゴブリンは普通のゴブリンと違い、防具を身につけていて、一回り大きい。そのため倒すのに少し苦労しそうだ。


 3階層をてくてく歩いていると、防具を装着し鋭い刃物を持ったホブゴブリンに遭遇した。


「グギャアアアア!!」


 僕の存在に気づくと、ホブゴブリンが大きな雄叫びをあげて襲いかかってきた。


 僕は、いつも通りその攻撃をかわしながら、防具で守られていない首を狙い、飛びかかって噛みついた。


「グァガアアア!!」


 ホブゴブリンはよろめき、首から大量の血を流しながら、手で押さえて出血を止めようとしている。普通のゴブリンならこのダメージで倒せているのだが、さすがに耐久力が違う。


「グギャアアアア!!」


 最後の力を振り絞り、ホブゴブリンは持っていた武器を僕に向かって投げてきたが、届かずそのまま倒れ、消えていった。


「ああああ!!」


 僕は大きく叫んだ。ホブゴブリンを倒したら魔石がドロップしていた。


「やったぁあああああ!!!!!見て見て、魔石!!魔石だよ!!」

 

僕は魔石の元に駆け寄り嬉しくてつい、その周りをくるくると回っていた。


『うぉおお!!配信始まって初めての魔石ドロップおめでとう!!』

『神回!!』

『すげぇええ!!』

『おめでとうございます!!』

『クルクル回ってる〜可愛い〜』

『すっごい、シッポ振ってる〜嬉しいんだね〜そだよね〜初めてだもんね!!母性溢れちゃうよ〜』


 配信を始めて、初めての魔石を手に入れた僕は、それをリュックの中に入れた。もしかしたら、もう一度魔石がドロップするかもしれないと思い、再びホブゴブリンを探して倒してみた。


 すると、また魔石がドロップした。


「ありぇ?」


 僕は首を傾げた。


『うぉおおお!!柴犬さんの時代がきたか!?』

『運がいいね〜』

『おめでとうございます!!』


 魔石を2個も手に入れ、僕はルンルン気分で家に帰ることにした。本当は5階層まで行く予定だったけど、魔石は手に入ったし、ホブゴブリンの血が僕の毛に飛び散って気持ち悪い。早くお風呂に入りたい。


「今回は、5階層まで行くつもりだったけど、今日は満足なので今日の配信は終わりま〜す」


『おつかれ〜』

『神回配信』

『魔石取れて良かったね〜』


 ダンジョンを出ると、時刻は夜の6時。家に向かって歩いていると、スマホに電話がかかってきた。近くの公園に寄りリュックの横ポケットからスマホを取り出し、電話に出た。


「もしもし?」

「柴犬さんですか?」

「はい」


 マネージャーさんからの電話だった。


「ごめん。今日出演してくれる予定だった人たちが全員カキに当たっちゃって、公式動画配信に出てもらえないかな?」

「今からですか?」

「うん、今から!」


 出演者全員、生牡蠣パーティーでもしてたんだろうか?


「まあ、予定はないので大丈夫ですけど....その前にお風呂に入っても?」

「時間がないので直行でお願いします」

「いやでも、行くのにも時間が.....」

「もう、目の前にいますよ」

「え?」


 ふと、横を見ると車が停まっていた。その車の側にはスマホ片手に手を振るマネージャーさんが居た。


「どうして僕がここにいるのが分かったんですか?」

「配信が終わって帰る頃にはこの辺りだろうって予測してたんだよね」


 このマネージャーさん.....やり手だ!!


 僕はスマホを切りリュックにしまっていると、時間がないのかマネージャーさんがこちらに向かって来た。


「じゃあ、行きますよ」

「は、はい」


 マネージャーさんに抱えられ、そのまま車へと乗せられた。


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