ハンター登録
説明が長いです。
「ハンターズギルドに加入したハンターは、正規ハンターと準正規ハンターに分かれます。正規ハンターとは、当ギルドの管轄範囲に住居を持ち、年間規定量の依頼を完遂するハンターの事を指します。準正規ハンターは正規ハンターの条件に満たないハンターを指します。また、別の町に移動する際には正規、準正規かかわらず当ギルドにて移動申請を行わなければいけません。
1、当ギルドはハンター活動の仕方は本人の自由ですが1年間このギルドを全く利用しない時
2、本人または第三者を利用してこのギルドの事業を妨げる行為をした時
3、王国法、王国法に基づいてする行政の処分又はこの組合の定款若しくは規約に違反し、その他故意又は重大な過失によりこのギルドの信用を失わせるような行為をしたとき。
5、民間人や当ギルドに対し暴力的な要求行為をしたとき。
6、民間人や当ギルドに対し法的な責任を超えた不当な要求行為をしたとき。
7、取引に関して、脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為をしたとき。
以上の事をした場合はいかなる理由があろうとハンターとしての資格を剥奪します。以上のことで何かわからない事がありますか?」
なるほどわからん・・・じゃなくて、えーと、要は普通にハンターをしなさいってことかな。
「まぁ、最初はわからないですよね。皆さんそう言いますので・・・」
どうやら顔にわからんって出てたみたいだ。
すると、受付嬢が立ち上がり奥へ向かった。と思ったらすぐに戻ってきた。手にはカードが握られている。
受付嬢は椅子に座り、そのカードをこちらに渡してきた。不思議な色合いのカードだ。俺はそのカードをしげしげと見ていると・・・
「それではそのカードについて説明しますね。そのカードは身分証でもあり、そのカードで各地のギルドにてお金の入金、出金が出来ます。さらに「ステータス」と言いながらカードに魔力を流すと、カードにあなたの力量が数字化され表示されます。しかし、この昨日は本人にしかわからない様になっています。」
うぁ、ゲームみたいだな。俺は手渡されたカードに魔力を注ぎながら「ステータス」と呟いた。その瞬間にカードに見慣れた文字が浮かびあがった。日本語だ・・・えーと、自分のステータスはと
鳴神 守
性別:男
体力:320
魔力:580
スキル:空間魔法【空間庫、空間断】、魔力操作、魔力身体強化、魔力武器強化、抜刀術、剣術、柔術、解体、気配察知、刃物研ぎ
スキル多っ!!項目が少なっ!!
はぁ・・・スキルのほとんどが祖父絡みだし・・・
「それでは、新しいハンターに祝福がありますように!」
カードを見ながら呆然としている俺を受付嬢は笑顔で見送りをしているのだった。