表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
修学旅行先は異世界でした?  作者: 神由
王都編
11/86

驚愕のトイレとおっさん

トイレ回


トイレに到着すると大人数用で広く、小便器が6つ並んでおり奥には個室が4つ並んでいた。

入り口から入ったらすぐに洗面台があるのも日本で見た風景に似ている・・・

まさかと思い、蛇口の所に手を近づけると水が勢い良く出てくる。驚いたのはその後だ。手を蛇口から離すと、どこからか温かい風が手に当たり手はすぐ乾いた。

日本の洗面台よりもすごくないか・・・


次は小便器だ・・・


小便器の前に立つ・・・そして離れると水が流れた。

・・・まぁ、日本にもあるよね。


ここまで来たら予想ができるけど・・・俺は個室のドアを開けて中に入ると、便座の蓋が自動的に開き地球のと同じ西洋式便座がある。俺はズボンを脱ぎ、便座にゆっくりと座った・・・温かい・・・

便座が温かい・・・用を済まし、周りを見ると・・・期待したスイッチ類も無い・・・それと紙も無い・・・アレ?どうするんだろうと思った瞬間、おしりに柔らかいナニかが触れた。

恐る恐る立ち上がり、便座の中を見ると・・・


ゲームでよく見るあいつがいた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうスライムが。


「うぁぁぁぁ!」


なんで城の中にスライムがいるんだよ!急いでズボンを履き、個室を脱出。

トイレの入り口に向かって走り出した。


ドンッ!


「あっ、すいません!」


注意力散漫だったのか人に当たってしまった。すぐ、謝るのが日本人の性か・・・

ガタイの良い見た目30代ぐらいのイケメンで俺が勢いよく体当たりみたいになったのに微動だにしなかった。


「ん?何だ、お前さんは?何を慌てているんだ?」


不思議そうにそう問いかけてくる。


「ト・トイレにスライムが・・・」


俺はスライムの事を伝えようとしたが中々、言葉が出ない。


「あぁ、お前さん、初めて城に来たのか・・・あれは汚れ取り用のスライムだ。身体に触れても汚れだけ溶かして食べるし、もし全身が包まれても服と身体が綺麗になるだけで安全だ。安心していいぞ。」


安心していいのか・・・


「それよりお前さん!一緒に来ないか?相手がいなくて困っていたんだ。」


そう言って俺は返事もしていないのに手を引き連れていかれた・・・酒場らしき場所に


「ジェイド!いつものを頼む。」


頼みなれた様子でカウンターにいた男性・・・バーテンダーって言うのか?に注文していた。


「お前さんは何を飲む?」


「えっと・・・水かなんかを「よし、酒だな!」」


それ聞いている意味が無い様な・・・あと、俺はまだ学生で未成年だし・・・


「俺はまだ酒を飲める歳じゃないので・・・」








未成年はお酒を飲んではダメですよ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ