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3人惚れさせる特殊能力を持つ男の末路

作者: タジマ

「よいか!?片山信治よ!三人までだ!三人以降は今まで通りモテないお前に戻る」

「えっ!じゃあ三人同時に惚れさせたら?」

「取り合いになるだろう」

「ちなみにお前が念じれば能力は発動する。終わらせたい時もだ!その時相手がお前の事を強く引き続き強く想えば相手に好かれ続けていくことになる」

「それは…下手すると三股に…」

「普通の恋愛と変わらない。モテる奴はいきなり嫌われたりしないしな。その時はお前の魅力が有るという事だろう。喜べ!」

「いやいや!そん事俺には起きないスよー!」


「大丈夫ですか?」

「はい?」

「何かうなされていましたが?」

「え!?」

この男、片山信治はカフェにいた。寝ていたような誰かと会話していたような記憶が混雑している

(確かさっきまで…可愛い店員さんがいて、そのコがレジを打ち終わるまで息を止められたらそのコと付き合えるって遊びをしていたはずだが…)

悲しい遊びだ。信治の予想に反してレジは人が沢山並び窒息しそうになり気を失ったのだ

(さっきのが夢じゃないのなら試してみようかな…)

その女の子の胸のネームプレートを見る

(大槻さんか…よし!大槻さんが僕に惚れますように!)

何も起きない

「そんな都合の良い話はないか…」

(30半ばのバツイチ男にそんな奇跡は起きないよな…)

信治はレジに向かい会計を済ませる。さっきの店員さんだ

「ありがとうございました!…ちょっと待ってくださいね!」

店員さんはレシートの裏に何か書くと信治に渡した

「ではいってらっしゃいませ♪」

笑顔で見送られた。レシートの裏を確認してみる

トークアプリのIDが書いてあった

「マジかよ…でもここに連絡したら怪しい勧誘とか来るんじゃ?」

あり得る事だけに直ぐに返信はするべきではないのだが、信治は直ぐに返信した。スケベ心が勝ったのだ!

…ピコピコ!

「直ぐ返信来たし…」

「返信してくれたんだ!怪しまれてお返事もらえないと思ってました!」

ご丁寧にバイトのネームプレートと上半身の写った写メも送られてきた。

「マジじゃん!明らかに本人!どーしよ!」

とりあえず返信する

「一応自己紹介しておくね。僕は片山信治。普通の会社員だよ」

「知ってますよ♪この前鞄に社員証付けてたの見ましたから!私はあのカフェの店員で大槻恵梨香です!19の専門学生だよ♪」

(若いな…何故僕に?)

「何で僕とこうやってお話ししようと思ったの?」

ストレートに疑問をぶつけてみる

「何でだろ?なんかいつもコーヒー飲みながら仕事してたり疲れてそうだったら笑顔になってもらいたいなーって思ったからかな♪」

「そっか!じゃあまたお店に行くよ!」

「じゃあ私のシフト教えておくから私の居るときに来てね♪私のことはエリでいいから!」

「あ、ありがとう…」

キャバクラの営業みたいなやり取りをしつつ信治はこの訳のわからないおっさんに与えられた力が本物であることを確信しつつあった



あれから一週間。やり取りは毎日というより事あるごとにあった

学校の話、バイトの話、友達の話。時々ついていけないものもあったがエリは信治との会話をやめようとはしなかった。

エリは信治に真っ直ぐぶつかってくる。明るい彼女に癒されてはきたが、信治は近所の本屋に向かいながら良からぬ事を考える

(もう一人増やそうかな…)

モテない人がモテると勘違いしがちというが、今の信治がまさにそうだった

信治の狙いはだいたい決まってた。本屋の店員さんだ。ちょっとおっとりとしてて本を探しているときに気さくに話してくれた癒し系の女の子

(エリともタイプ違うし、明らかに接点無さそうだから安全だよな)

適当に本を選んでレジに持っていく。その女の子がレジにいるのを確認し顔を見ながら念じた

(ネームプレート無くて名前もわからないけど、僕に惚れますように!)

「久々ですね♪読む本の系統変わりました?」

「まあ…はは、ちょっと違う本にもチャレンジしようかと…」

何も起きない

(レシートに連絡先とか書いてくれるのかな?)

期待して待つが…

「あっ!この本!私持ってますよ!今度処分しようかと思ってたのです♪よろしければ譲りますよ?」

「マジすか?欲しいです!」

(これが接点かー!)

釣りをしていてアタリが来たときに近い感覚

「じゃあ今度お店に来られる前日に連絡下さい!トークアプリのID教えておきますので♪」

にこやかに女の子がスマホをポケットから出し、手際よくIDを交換する

(これは本物だな…ちょっと怖いぐらいだ)

「じゃあ今度連絡しますね♪」

あまりの呆気なさに怖さも感じつつ信治は本屋を後にし、いつものカフェに向かう


すぐに本屋の女の子からも連絡がきた

「バイト今終わりました!まだ名前お互い知りませんでしたよね。私は菜々子っていいます。お店でも皆からナナって呼ばれてます♪」

「へえ、そうなんだ!僕は信治だよ。そのまま呼んでくれていいから」

「わかりました♪本ちゃんとありますから取りにきてくださいね♪」

そんなやり取りをしてると妙な視線を後ろから感じた

「…へえ、♪マークとか女の子だよね?」

「へっ!?」

エリだ!カフェでスマホをいじっていたが、いつも通りの席は通路に背を向けて座っているので後ろから簡単に覗けてしまう

「いや、あの…これは…」

「まあ…いいや。ちょっと待ってて」

いつも明るく笑顔のエリの初めて見る鋭い眼光に信治は固まった

(嫉妬か?確かに最近妙にエリとの距離が縮まってはいたが…)

ほどなくしてエリが信治の元に来る

「お待たせしました!ケーキセットです♪」

信治の元にモンブランケーキがのった皿が差し出されるが…一番上にのった栗を貫通してフォークが突き刺さっている

(インスタ映えしそー…じゃなくて)

「いや!頼んでないけど…」

「サービスです!」

凄い目で凄まれた

「別に付き合ってるわけじゃないけどさ…目の前でやらなくても…」

ちょっと涙目のエリに申し訳ない気持ちになる

「ごめんね…」

「じゃあ今度ご飯に連れていってくれるなら許します♪」

(これは丸く納めるチャンスか!?)

「わかった!オッケーな日教えて!」

このチャンスは逃したらいけないと思った。あと、断ったらきっと刺されるだろう

「はい!今夜連絡しますね♪」


そしてその今夜連絡は来たのだが、信治は頭を悩ませていた。

「信治さんの奢りの食事会、今度の土曜日にしませんか?私バイト休みなんです♪」

「菜々子です。今度の土曜日私の家にきませんか?この間お話ししていた本、続編も合わせて5冊あるので。あっ、大丈夫ですよ!家族と同居じゃないので(笑)お菓子作りも好きなので是非食べに来て下さい!」

ダブルブッキングだ。信治は頭のなかで素早く損得を計算する。

(エリはこの間傷つけたのもあるから断りにくい。でも菜々子ちゃんはいきなり家だぞ!食事の後に「よろしければ私も」なんて展開あるかもだぞ!)

そんなこといきなりあるのか?

(とりあえずエリちゃんは土曜日仕事ってことにして翌日にでもずらしてらって菜々子ちゃんの家にいこう!こんなチャンス滅多にない!)

「誘ってもらって申し訳ないけど、土曜日は仕事だから翌日の日曜日にでもどう?バイト後でもいいからさ!」

「うーん…わかりました。日曜日なら19時に終わるのでその後なら大丈夫ですよー」

(よし!)

すかさず菜々子に行ける旨を連絡し信治はダブルブッキングを見事(?)回避した

(土曜日が楽しみだ!)

この日から土曜日まで辛い仕事も乗りきれそうな気がした



そしてその土曜日

地図アプリで送られてきた住所を元に辿り着いたアパートの前にいた

(今のところ変な輩はついてきてないし、待ち構えてはいないよな…)

用心しながら(常に走って逃げられるよう身構えつつ)インターホンを押す。

「はーい!」

信治の予想に反してそこには満面の笑みの菜々子が。しかもエプロン姿だ!

「来てよかった」

思わず呟く

「ちょうどお茶を入れたのでどうぞ♪本もテーブルに用意してありますから♪」

「じゃあお邪魔しまーす」

(中にも怖いお兄さん的な人はいないよな?)

彼の今の気分はサバンナのインパラなのだ

「ちょっとケーキを焼いてみたんです♪」

「おおー!女の子の手作りは初めてかも!」

(これは本物のやつや!美人局じゃない!ではこの後菜々子ちゃんを美味しくいただく作戦を…)

彼がそんなことを考えながらソファーに腰かけた時、玄関のドアが開けられる音がした

(輩か?輩なのか?いやいや、本を譲ってもらうのだから正直に話そう!わかってもらえるはずだ!)

身構えて腰を少し浮かした信治の前に現れた人物は一番予想外だった

「お姉ちゃん!私のスマホ知らない?見つからなくて…」

「えっ!?」

「あっ!」

そこに現れたのは…

「エリちゃん!?」

「信治さん!?どうしてウチに?お姉ちゃん!知り合い!?」

「お姉ちゃん?」

(エリちゃんは菜々子ちゃんの妹!?)

一番あってはいけないパターンだ。信治も予想外過ぎて言葉が出ない

「あら、エリちゃん。テーブルの上に置きっぱなしよ?あと、信治さんと知り合いだったのねー」

お姉さんほんわかとした返し。意外と冷静だった

「何で?信治さん?今日仕事じゃないの?私の誘い断ったらじゃん!!」

「いや、あの…急に空いたというか…」

もう何を言ったら良いのかわからない

「エリちゃん!信治さんを困らせないの!信治さんも色々あるのよ?」

ちょっと強めに菜々子がエリに言い聞かせようとする

「でもお姉ちゃん、私がバイト先の気になるお客さんと仲良くなって今度ご飯に行くって話したよね?」

(気になる人?そうなんだ!嬉しー…いやいや!)

「でも名前もわからないし、聞いてないからその人が信治さんて私もわからないわよ?」

「うーん…それはそうだけど……!!じゃあ今日私の気になる人を招待してお茶するって言ってたよね?その人って信治さん!?」

「うーん…そおいうことになるわね」

(菜々子ちゃんも!?これはまた嬉しー…いやいや)

信治は幸せを前面に出して現実逃避しつつあった

「酷いよ!私の方が先なのに!」

「でもね、信治さんはエリちゃんではなく私の方を優先したのよ?」

(あ…地雷踏んだ)

さすがに信治もいろいろヤバいのがわかった

「!!信治さん!そーいうことなの!?」

涙目でエリが信治を睨み付ける

「それに今日は私勝負下着なのよ?意味わかる?お子ちゃまのエリちゃんにはわからないかな?」

(意味わかります!)

どこか飛んでしまった信治をよそに菜々子はエリを挑発する

「わ、私も次信治さんと会ったときはそのうもりだったもん!」

これは嘘だろう。だが菜々子は続ける

「それにお子ちゃま体型のエリちゃんには信治さんを満足させられないのじゃない?」

「そんなことないもん!」

「洗濯する時見てたけど、ずっと同じサイズだったわよ?」

「う…信治さんが大きいのが好きとは限らないもん!」

なんか話が違う方向へズレきている

(ちょっとこのままここに居るのはマズいかな)

二人がヒートアップしているスキにそっと後退りしてアパートを脱出する。そしてトークアプリの通知をオフにした

しかしブロックするわけでもなく、自分を好きになる呪い(?)を解こうともしなかった。落ち着いてきたらしっかり個々に謝ればなんとか継続できると信治は考えているのだ。ここに男の下心が強く表れた

(家はまだ知られてないから大丈夫か…)

一応用心しながら帰路につく

(次、ラストだけどどうしようかな…)

こいつマジか!?

(試しに絶対に付き合えそうもない人で試してみようかな?)

スマホの待受画面を見ながら信治は考える。そこには信治が好きなアイドルの画像があった

(よし!多和田亜利砂にしよう!)

多和田亜利砂。役者、声優などもこなす9人組のアイドルグループの一人だ。

翌日の昼にライブがあるのでそこで試してみようと信治は考えた

(直接会える訳じゃないし遠くからだから効き目なさそうだしな…叶ったら叶ったで嬉しいし…)

そんなことを考えながら信治は追っ手が来ないことを確認して家に入った。



そして翌日。ライブ会場

サイリウムを持ったファンで埋め尽くされ熱気溢れるなかライブが始まる

うおお!!

いつ聞いても地鳴りのような男の叫びは慣れない

(やっぱ可愛いなー)

自分の座席付近まで来て手を振る多和田亜利砂を見ながらつぶやく

(よし!このコが僕の事を好きになりますように!!)

祈ってみた。しかし何も起きない

多和田亜利砂が手を振りながら移動する際にこちらを見たような気がした

(よし!目があった!)

よくライブで熱狂的ファンが陥る錯覚だ

信治のそんな思いとはよそにライブは順調に進んでいく

「じゃあこれからサインボールタイムでーす♪」

うおお!!

アイドルのサイン入りゴムボールが次々と客席へ投げ込まれる

(呪い(?)が効いてればせめてボールぐらい取らせてくれよ!)

そんなことを考えながら信治は手を伸ばす

しかしお目当ての多和田亜利砂の投げたボールは全く違う方向へ飛んでいった

(やっぱそんなことはないか…)

しかしその時、取り合ったボールが跳ねて信治の方向へ飛んできた

(キター!やっぱり効果あるなー!)

ジャンプしてキャッチしようとする

が、その瞬間に横にいた大きめの男とファン侵入防止柵に挟まれた

やはりそんな効果はなかった

意識を失う直前、心配そうにこちらをみる亜利砂を見た気がした


(…ん?)

信治が目を覚ますと待ち合い室ような場所のソファーに寝かされていた。まわりに人はいない

(ライブ中に押し潰されて気を失ったのか…ライブ終わっちゃっただろうな…)

体の痛みなどを確認しながら立ち上がる

「あっ!気がつきました?」

立ち上がった信治の後ろから声がした

「あ、多和田亜利砂だ」

目の前にあれだけ憧れていた多和田亜利砂がいたのだが驚き過ぎて素のままだ。横にマネージャーらしき人もいる

「大丈夫ですか?すみません、私の投げたボールで…」

申し訳なさそうに頭を下げる

「いえいえ!全然大丈夫ですよ!体丈夫ですし!」

(生で見ても可愛いなー)

全く違う事を考えていた

「怪我などはありませんか?何かあった事を考えて連絡先を教えていただきますか?」

マネジャーに聞かれる

「わかりました!えっと…」

アドレスと番号を教えていざ亜利砂と話そうと思ったが…他のスタッフに離されて遠くにいた

(やっぱりそんなことないか…)

スタッフの人たちに見送られ関係者出口から出ることになった

時計を見る

「もう22時半やん!」

ライブ会場は結構遠方にあるため家にはもう戻れない

(仕方ない…駅前のネットカフェに泊まるか…)

駅前のネットカフェに入ると、SNSに生で見た亜利砂の感想を書いて眠りについた


翌朝、スマホの着信で目が覚める

「はい?」

知らない番号だった

「あの、すみません昨日の事で…」

(ああ!マネジャーさんに番号を教えたな!)

「マネジャーさんですか?」

「いえ、あの多和田亜利砂です…」

「はい!?」

軽くパニックしてキョドった

「すみません!直接謝りたくてマネジャーのメモを見て暗記したんです♪」

「おお!…おっ!?」

言葉が出てこない

「今日の最終日は来られるのですか?」

「いえ、チケット取れなかったので…」

「そうですか…昨日遅かったですけど、無事に帰られました?」

「いや、帰られなくて駅前のネットカフェで寝ましたよ」

「そうですか!私も駅前のホテルにいるのですが、良ければこれから一緒に朝ごはんとかどうですか?リハまで時間空いてるのですよ」

「ええ!?」

いきなり急展開した

(呪い効いたの!?)

「…都合悪いですか?」

「いえいえ!是非是非!」

「じゃあ今から30分後に駅前のカフェに待ち合わせでいいですか?」

「わかりました!すぐ行きます!」

「ふふ♪じゃあ後ほど♪」

(すぐシャワー浴びよう!)

身支度を整えると早めにネットカフェを後にした


駅前には一つしかカフェがないためすぐにわかった

ちょうどその奥側のホテルから亜利砂が出てくる

(本物やー!)

なるべく怪しくない笑顔で近づき声をかける

「おはようございます!」

「あ!おはようございます!お体は大丈夫ですか?」

笑顔で応えてくれている

(もう死んでもいいな)

「じゃあ行きましょうか!」

トントン

亜利砂の笑顔に和みつつ並んで歩き始めた時、信治の背中を誰かが叩いた

(マネジャーか?熱心なファンか?)

恐る恐る振り返る

「菜々子ちゃん!?」

ハズレだ

「みーつけた♪」

ちょっと怖い笑顔の菜々子がいた。エリもその横にいる

「信治さんSNSで書きすぎー!すぐに特定出来ましたよ♪で、お姉ちゃんと駆けつけましたー♪」

(共闘!?それはマズい…)

「亜利砂ちゃん!ごめん!」

二人を振り切るように信治は走り出す

「待ってください」

「待ちなさいよ!」

二人の声がしたが振り返らずとにかく走った

(どうしたらいい!?)

考えながらしばらく走って振り返ると、病み的笑顔で走ってくる菜々子ちゃんと鋭い眼光で走るエリ、心配そうに走ってくる亜利砂が見えた

「もう呪い解いて!もういいから!」

足を止めて目を閉じ信治は心から祈る

目を開けると…

走ってくる三人の姿が…

「話違うじゃん!おい!おっさん!」

「良かったじゃないか!呪いは解けたがお前は魅力だったんだなー」

呑気な声が頭に直接話しかけてくる

「もういいって!」

再び走りながら信治は思った

(欲張らず一人ずつにしておけば良かった!!)

懲りてないやん

(リセットして最初からまたやり直しできますように)

絶対に叶わない願い事をしながら信治は走った

きっとモテない人が急にモテるとこんな感じになるのだろう


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