ハリボテの社長
私はインフニティガーデンオンラインの運営をしている。
まあ、運営と言ってもインフニティガーデンオンラインを作って運営してる会社の一応社長。インフニティガーデンオンラインは私が暇潰しのために作ったVRの仮想世界に魔物とかNPCとかを入れてゲームにしたやつ。
暇潰しで作った仮想世界で遊んだのを実況してネットに流したらいつの間にか私は社長の椅子に座ってる。インフニティガーデンオンラインのインフニティガーデンは私の無限の庭と映像のタイトルにしてたからゲームの名前もその名に。
「・・・暇」
社長になったけど暇。私が元を作ったから社長の椅子に座ることになったけど、実際私の秘書が社長。私、実際会長ポジションだし。
ポチ
「暇」
ポチ
「暇」
テーブルに乗ってるインターホン・・・これ?インターホンでいいのかな?まあ、それを押して言う。
【暇なら買い物に行けばいいのでは?】
事実上社長の秘書から返事が来た。
ポチ
「ネットで買うほうが早いから行かない」
返事を見事に私は踏み潰す!
【・・・でしたら、インフニティガーデンオンラインをしたらどうですか?社長はまだ1度も改良してからしたことはないのですから】
ポチ
「あれ?やってなかったけ?」
【はい、私が知る限り他の会社のゲームをしてるのしか見てないです】
そういえば元の私の無限の庭の時に私しかいないから飽きてたからやってなかった。
ポチ
「じゃあやってみようかな?あっ、でも社長が昼間からゲームも問題じゃない?」
【いつも社長室で携帯ゲームをやってるのにいまさらの問題ではないのですけど。気になさるのなら社長自ら不具合の調査のめいもくでやるのはどうでしょう】
不具合調査を理由に社長がゲームをやる。それはナイス♪
ポチ
「ふっ、実は今までゲームしてたのもそれよ♪」
【嘘ですね。本当だとしても他社のゲームなので無駄でした】
はい、嘘です。
ポチ
「じゃあそういう理由でインフニティガーデンオンラインやってみる。あっ♪でもそれだと普通にプレイヤーやると不具合見つけられるかわからないからちょっとプログラムをいじって魔物になろう♪」
【・・・・駄目ですっと言ったらもっと駄目なことをすると思うので許可します。調査ですから監視させますからくれぐれもプレイヤーを挫いてやめるようなことはしないでください】
・・・・私のことをどう思ってるか小一時間問いただしたい。
ポチ
「了解。もう押すの面倒だから終わり」
でも、ハリボテの社長なので無理なので涙を飲んで了解する。
「ヘットギアはどこだけ?あっ、この前隣の部屋に新型のダイブカプセル置いてたからそっちにしようかな?」
私のベットルームにあんなでかいの邪魔だと思ってたけど今はグッジョブ♪まあ、飽きたら邪魔♪と思うと思うけど♪