表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/57

短篇 最期


「うおおおおおおおおおおおおお! まおおおおおお!」

「うおおおおおおおおおおおおお! ゆーしゃぁああ!」


 双方の拳と拳がぶつかり合い、衝撃波が発生した。

 地面が凹み、大気が割れ、天を貫いた。

 その衝撃波は成層圏を突破して数秒後に消えたが、発生源は消えていない。




「うおおおおおおおおおおおおお! まおおおおおお!」

「うおおおおおおおおおおおおお! ゆーしゃぁああ!」


 双方の脚と脚が重なったとき、衝撃波が発生した。

 衝撃波は周囲の物体液体を問わず全てのものを破壊しつくした。

 クレーターが生まれ、マグマが噴き出し、誰もが言い表すならばこう言うだろう。


 『地獄』と。




「うおおおおおおおおおおおおお! まおおおおおお!」

「うおおおおおおおおおおおおお! ゆーしゃぁああ!」


 次の瞬間信じられない事が起こった。

 魔王の体が光り輝き宙に浮いていったのだ。


「漸く……漸くだゆーしゃ」

「やっと……やっとかまおお」










 数秒後。

 ゆーしゃは覚醒したまおおにやられて世界は滅んだ。

 まおおは好敵手を探すべく旅に出たが、世界が滅んでいるので相手がいるはずもなく、飢えて死んだ。

2014/12/20/17/59


とあるファミリーレストランのアルバイトの面接を申し込んだ。

爆死した。


おしまい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ