表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/57

明日の天気を変えてみよう

 村はずれの大きな木の下で、俺は親友と座っていた。

 遊んでいたところ、通り雨が降ってきたので雨宿りだ。

 樹齢がわからないほど昔からあるこの大樹は、村から信仰されているほどに神聖なものだ。

 この通り雨は、じきにやむだろう。


「唐突だが、ようやく俺にもスキルが発現した」


 親友は本当に唐突にそう言った。

 スキルが発現したということは、大人になったということだ。

 そういえば数日前が15歳の誕生日だったか。


「ああ、そうなのか。めでたいな」

「それでな、その能力なんだが……お前にだけは話しておく」


 基本的にスキルの名称や能力は、信用できない他人に話してはいけない。

 俺はそれなりに信用されているのだろう。


「俺の能力は、天候を変える能力だ。正確には変遷させる」

「変遷?」

「俺が能力」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ