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第六話その1
十二月二十五日、
今年もあの日が来た。
「クリスマス」
それは年に一度のお祭り。
子供達はプレゼントを開け、
恋人たちは互いに一夜を過ごすように
彼ら自身にとっても大切な日である。
対する俺はというと…
大学一年生
毎年のクリスマスを一人で過ごす。
一人で。
一人で。
…まあ、いわゆる「クリぼっち」
と言うやつですわ…。
家には家族がいるけどそれはノーカウント。
俺は家族のことが非常に嫌いだからだ。
母は自分に優しく、他人に厳しい。
妹は俺を執拗に煽ってくる。
父はお節介で俺に対して感情的。
こんな家族と一緒に過ごせるかって?
「…んなもん、俺はそう思わねえよ。」
と思いつつ、まあ今では家族とは喧嘩しねえように善処してる。
ただ、昔は我慢できなかった。
ずっと隠していた望みを叶えたくて、行動した。
その結果、あの日、__にあったんだ
「屋上の__」に。
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