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ときは八月、青空の下

作者: 秋葉竹



従って

生きてみても、いいと想うよ


じぶんだけで立つなんて

けっこう

しんどそうじゃないか?


弱みを

さらけ出すのも、ありだと想うよ


肩肘張って生きるのって

いろいろ

たいへんそうじゃないか?



ときが八月なら

しかもこんなに暑いのなら

顔を歪めて

「暑いぃぃぃぃッ!」って

声に出してもいいと想うよ


聴くほうが嫌がるんだと云うのなら

ひとのいないところで


「暑いぃぃぃぃッ!」って

声に出すのはどうだろうか?


だって

暑いんだから。


我慢なんて

あまりしなくて

いいと想うよ


なぜって

生きてることがすでに

我慢だって

知ってるから


従って生きるって、

我慢することだもんね


どちらを選ぶか

というところはあるかもしれない

我慢することと

疲れてしまうこと


というなかで


ときは八月

憎らしいくらいの快晴で

雲ひとつない晴れっぷり

こいつは部屋へ戻って

エアコン効かせまくろうか

でも

エコとかCO2とか

そんな問題も考慮して

けっきょくは

高めの温度設定になってしまうんだよな


従って

生きてるんだよなぁ

ふつうに生きると、


みんなのことも考えて

じぶんだけが悪目立ちしないように、ね

そんな寂しいことも考えて


生きていっているんだもんね。



綺麗に逝ったカレみたいに、

スカッと、したいなぁ。



なんて

考えてみたくなる。








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