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―14―
ある日の夕食後 遊助が言い出す
「卵焼き作る」
(遊助は 卵焼きと目玉焼き 作れます)
「え? 今から?」
取り敢えず 一度 嫌がる母
「だめ? まだ何か食べたいもん」
(遊助は 夕飯のメインディッシュを ほとんど食べてません)
「遊子も 食べたい」
「じゃ、作って半分こしたら?」
一度嫌がるけど 結局 いつも許してしまう 母
遊助 卵焼き作成中……
「すごーい、綺麗にできたね」
褒めるの 大事
遊助 一口大に カット中
「あ、砂糖と麺つゆ 入れるの忘れた」
おもむろに 卵焼きに 砂糖をかけようとする 遊助
「いやいや、それはない それはない」
「大丈夫 やらせてよ」
「いやいや おいしくなる 方法があるから! まって!」
「じゃじゃーん 麺つゆに つけて食べよう」
(麺つゆを二倍希釈したもの登場)
「おいしい」
「おいしい」
結局 その麺つゆに
夕食のメインディッシュまでつけて食べ出す遊助であった
―おまけ―
遊子の意味不明なクイズ
「あ のつく おばさんは 何でしょう?」
さて なんだろう……?
「正解は あっちこっちおばさん」
なんじゃそれ
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