表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

短い短編(童話・ヒューマンドラマ・現実恋愛など)

じしゃくみたい

掲載日:2021/04/20

 ……じしゃくみたい。


 わたしは、一人でいた。


 だってはなすひとがいない。


 みんなまるくなっていて、入れない。


 わたしはこくばんのところに行った。


 こくばんに、じしゃくがついている。


 わたしはそれをはがして、そしてこくばんに向かってなげてみた。


 ついた。


 もうすこしはなれたところからなげてみた。


 ついた。


「ねえ? なにやってるの?」


 一人の女の子が、わたしにそういった。


「じしゃくなげ」


 わたしはかってになまえをつけて、こたえた。


「わたしもなげる」


 その女の子はいった。


 そしてこくばんからじしゃくをはなして、わたしと同じところから、なげた。


 ついた。


「……いまからトランプするけど、一緒にやらない?」


 まんぞくそうにじしゃくをながめたあと、そう女の子はわたしにいった。


「う、うん。やりたいよ」


 わたしはこたえた。


 そしてこくばんをはなれて、女の子といっしょに、きょしうしつのまん中のほうにいった。


 こくばんにはじしゃくがひとつ、のこされた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ