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地獄王の遠征開始
朝の陽射しが地獄の屋敷を照らす
人々が目を覚まし、動いていくのが音だけで分かる
「失礼します 大王様、天界から手紙です」
そう言い部屋に入ったのはこの地獄の門番 ネツァクであった
「天界から手紙なんて珍しいな...どれどれ」
アクゼリュスは手紙を読んだ
そこにはカイルーツァから嵐の神への申請を承諾するかの質問が書いてあった
アクゼリュスは数秒悩んだ末に
「却下だ」
そう言うとアクゼリュスはホドを読んだ
ホドはアクゼリュスが出かけていくことを聞くと理解して、その間は自分が代わりをする といった
アクゼリュスはネツァクを連れて地獄宮殿を出て徒歩で地上へと向かった