第三章のあらすじ
ノアたちはデザートを作った。
すごく美味しいデザートが、喫茶シャーロックの看板メニューになったのだった。
それはさておき。
人狼伝説が残る曰く付きの土地を与えられた貴族、キロフォード家。
貴族であるエレナ=キロフォードが不審死を遂げた。
ノア、リース、ヴァイト、カーミラの4人は、レストレアの騎士クロッカスと共にその調査に出る。
殺人現場を調査し、一旦館に戻った一行。
ヴァイトが部屋を離れて少しすると、悲鳴が聞こえた。
ヴァイトの悲鳴を聞き、ヴァイト探す一行。
ノアとリースは館を探し回るが、館は迷路のようになっていた。
戸惑っていると、何者かに操られたカーミラとクロッカスが2人を追いかける。
外に出て逃げるが、そこには操られたヴァイトが。
ヴァイトとカーミラは変身してノアたちに襲いかかってきた!
ノアも変身し立ち向かうが、突如暴走。
破壊の化身と化したノアは変身したヴァイトとカーミラを圧倒する。
おかげで元にもどった2人だったが、異様な雰囲気のノアに驚いた。
同時、クロッカスが正体を現した。
クロッカスはマガツビト最強の戦士、ザサンだった!
ザサンは能力でヴァイトとカーミラを操り、エレナ卿の館を迷路化。
困惑する一行を追い詰め、ノアの心の闇を開放する作戦だったのだ。
竜の紋章所持者は、過去に人斬りという大罪を起こしていた。
その闇がノアを支配し、ノアは闇の戦士となってしまったのだ。
暴走したノアは一度ザサンを退けるも、エネルギー切れで倒れる。
ノアを館に運び入れた一行は、険悪なムードになった。
目を冷ましたノアは、自らの過ちを攻める。
戦う力を失いつつあった彼を追い詰めるように、ザサンが再び出現。
ヴァイトとカーミラ、リースは戦いに行くことを決意する。
リースはノアを励まし、ノアを信じていることを伝えた。
ザサンと戦うヴァイトとカーミラ。
少し遅れてやってきたリースの眼の前に、なんと、ザサンが立ちふさがる。
分身を作り出し、2人は分身と戦っていたのだ。
かなわないことを知っていて戦いを挑むリース。
ピンチに陥るが、そこにノアが登場。
闇に堕ちることを覚悟の上、変身。
闇の戦士と化したノアは、ザサンを追い詰める。
一旦退こうとするザサンの前に、分身を撃破したヴァイトとカーミラが立ちふさがった。
リースはノアの前に立つ。
想いを込めた攻撃と、ヴァイトとカーミラの言葉で自分を取り戻したノア。
臆病だった自分を受け入れ、自分はもう独りではないことを理解。
その先に進もうとする意志に、紋章が答えた。
ノアの紋章が光輝き、ノアは真の姿に覚醒する。
赤く輝く鎧。
神々しい竜を模した兜と、赤いたなびくマント。
まさに伝説の戦士にふさわしい姿になったノアは、ザサンに立ち向かう。
さらなる闇の力を覚醒させたザサンを撃破し、戦いは終着した。
ザサンはマガツビトと光竜伝説の真相、そして創造主のことを話すと、どこかへ去っていった。
マガツビト、大いなる闇、創造主。
立ち向かわなければいけない敵を再認識した一行は、レストレアへ帰還する。
大いなる闇は、確実にその力を高めていた。
王国評議会の裏では、世界を揺るがす計画が進められている。
そして、今、レストレア王国は、混沌に包まれようとしていた。




