友達第一号
未熟者ながら2話目を投稿させていただきました!
ぜひご覧ください^^
リア充
俺にとって限り無く遠い目標だ。
放課後俺は昨日と同じように由愛を待っていた。
・・・っと、来た来た
「お待たせしました」
「いや、そんな待ってねーけど」
まあ、5分ちょっとだな
「・・・で、答えを・・・」
俺が出した答えは
「あ、ああ。答えは・・・ごめんなさい」
「・・・あはは・・・でも、でもいいんです!大丈夫ですから・・・!」
まじ、すまん
「で、でな・・・友達になってほしいんだ・・・」
コレが俺の本当の答え
「友・・・達ですか・・・?」
「あ、ああ。俺さ友達がいないだろ?だ、だから友達がいない彼氏なんてよ・・・だめじゃないか・・・」
「そんな・・・。わ、わたしは・・・!そんなこと、思っていません!!」
「待て、ちょっと聴いてくれ、な・・・?」
「・・・はい」
「俺は、お前に告白されて素直に嬉しかったんだよ・・・!人生で初めて告られて!本当はお前と・・・そのぉ・・・付き合いたかった・・・。でもよ?もし俺が逆の立場だったらって・・・だから、友達になってくれ」
「・・・そう・・・ですか・・・。白川君が言うなら・・・いいですけど・・・」
ようやく俺にも高校に入って初めて友達が出来た。
由愛と別れたあとの帰り道考えたんだが、友達ってどうやって接しればいいんだろう・・・?
「ただいま~」
「・・・・・・・・・・・・」
あれっ、いつも迎えにくるはずの椿のあの愛くるしい返事がない!?
まさかっ!?
ダダダダダッ
俺は急いでリビングに行った。
「椿!?大丈夫か・・・!?・・・はぁ~何だ寝てたのか・・・」
ふと、テーブルの上を見ると空のカップラーメンが置いてある。
お腹減ってたのか・・・。良く食べ方わかったな。
「・・・こんなトコで寝てたら風邪引くな」
俺はたたみの部屋に俺と椿の分の布団を敷いた。
「おやすみ」
当然、寝ている椿からは返事は来ないがいつもの癖だな。
俺も飯食って風呂入ったら寝なくちゃな。
ご覧いただきありがとうございます!!
次話もお楽しみに
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