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第3話 後退戦

暗い中、捜索隊はC隊消滅地点を中心に捜索を開始した。

捜索隊は第三軍、第四軍合わせて私を含め14名程度、この広大な森を捜索するならもうちょっと人間が欲しいものだ。


そして何より長時間の戦闘によりあたりが暗い、松明ぐらいじゃきついだろう。


じゃあどうするか、私は武器屋だ。

兵器、それに類するものなら売ってくれる力がある。

それは気を失った時の制限解除のおかげで銃やら最新兵器が買えるようになったのだ。


「出よ!ナイトビジョン!」


暗視装置関係は詳しくないため被るタイプっぽいやつを選び装着する。


これで熱源があれば気づける。

まぁ生きていればの話だ、死んでいれば冷えてわかりにくいだろう。


2時間ほど探していたとき見つけた。


しかし熱源がだいぶ引いている。


「急いで治療しないと死ぬかこれ。」


私はこのお姫様、右足がない女性を見てそう思った。


このお姫様は俺より少し歳が上に見える。

黒髪で評価の難しい俺からしたら可愛いという感想だ。


「こんなべっぴん姫様も軍の指揮ができ、最前線送りされるこの世界…怖いねぇ。」


ちなみにお姉さんの方の赤髪騎士も可愛かった。やっぱり皇族だからだろうかね?


(よし、とりあえず持ち帰るか…)


といことで抱き上げた瞬間ガサガサと音がした。


「誰か!」


返事はない。


とりあえず姫様を下ろして武器を取る

適当なハンドガン。

50口径もあれば安心だろうがオーバースペックを持て余すのもあれだと思いイーグルは辞めておく。


45口径の有名なM1911を手元に出す。


「来るなら来い!人間か、化け物か知らんが!」


「グゥワアアア!!」


飛び出してきたのはオオカミだった。


パンッ!と射撃音が鳴り響く。


まだ生きている。


パンッ!パンッ!パンッ!


と三発頭にぶち込んだ。


ガサガサという草の中を動く音はまだ聞こえる。


「まだいるか!」


マガジンを購入し、交換する。


(たのむ、さっきの銃声で周りを捜索していたものが来てくれればいいのだが…)


パンッ!と何発も何発も森の中を撃つ。


「これならアサルトライフルとか出すんだった!」


ガサッとまた一匹飛び出してくる。


「このぉ!」


パンッ!パンッ!パンッ!と先ほどと同じように三発撃ち込む。


「大丈夫か!」


デウズの声が聞こえる。


「来てくれたか!」


「あと3人連れてきたっす!」


「了解!姫様を連れて行ってくれ!」


「姫様っすか!?これは痛々しぃ、了解っす!」


騎士4人が担架を即興で作りその上に姫様を載せて先ほど龍と戦っていた集結地点に向かう。

私も行くために森の中の熱源を手当たり次第に撃つ。


「ちくしょう、何体いるんだよ!」


竜がいた地域ということで生物はいないイメージだったが、そんなことはないらしい。


いや、でもなんか人はいないとかエクズから聞いたが…まさか龍は人間が主食なのだろうか?


そのまま護衛しながら撃ちまくっていると集結地点にたどり着く。


「どうした!先ほどからの破裂音などはなんだ!」


と第三軍の姫様、ルーリカが言う。


「オオカミどもが龍がいなくなり集まってきた模様です!それとユーリカ様を発見しました!」


「了解した!第三軍魔導隊!音響魔法とユーリカの治療を!」


「「了解しました!」」


魔導隊と呼ばれた者たちは横隊を組み狼のいる方へと長い杖を向ける。


「まだ待て!私がいる!」


パンと撃ち続けていた私を置いて術式?を唱え始めたようだ。


「ふざけるな!」


俺はハンドガンを手放しこれまで以上に史上最速の速度で走り魔導隊の足元を滑って越えるとその瞬間に魔法が発動したようで狼たちのキャインっと言う声と遠くに逃げ出す足音が聞こえた。


「やっぱり信用がないと辛いな…」


「それにしてもあの魔法は強行的っすよ。」


「よく戻ってきた。」


とエクズがこちらに歩いてくる。


「我々第四軍A隊残存部隊はこれより第三軍残存部隊と共に帝都へと帰還する。」


「了解っす!」


「了解しました!」


第三軍の最後尾の馬車に乗りこの地を後にする

いまここに残っている人影は全部死体だそうだ。


こうしてのちに第四軍の悪夢と呼ばれる戦闘が終わった。


その後帝都へ向かう馬車の中で色々と情報を聞いた。


まずこの国はダリウス・トールトンが治めるトール帝国で、現在は西方地域から流れてくる龍と北のカトレア大公国との戦争をしている。


軍は第一から第五軍まであり現在も増やす検討がされているため増える模様。第一軍から第四軍までは皇帝の息子、娘が指揮している。

私は第四軍に徴兵されたらしい。


まぁこっちから色々聞いたからこっちにも色々聞かれた。

どこから来たのかとか龍をどう殺したかとか、姫様はどんな状態だったかとか主に第三軍の同乗していた騎士からだったが。これは信頼度が高まっている証拠だろうか。まぁただたんに好奇心だろうな。


質問の答えは「東方から来ました!これからは

帝国に従事します!」「龍はこの能力で殺しました!」と実際に短剣を見せてみたり「姫様は危ない状態だったぜ、あの時見つけなかったら死んでたかも」だったり。

自分のしたことは正しく伝えようと頑張ったぜ。


しかし東方から来たということや龍を殺した能力についてはエクズとデウズには懐疑的な目を向けられた。


「私は君を異世界から来たとしか思えない」

と副団長、タールマンは言う。


「はひ?」


私は耳を疑った。


「帝国には昔話があるの、特殊な能力をもったものが異界から訪れるってね!それも報告しておくからよろしく!じゃあおやすみ!」


っとタールマンは副長は寝た。


「はひ…」


第三軍の方々は大笑いで肩を叩いてきた。


「めっちゃ痛い…」


ブックマークに感想もろもろお待ちしております!

メンタル弱いから程々に…

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