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犬養睦樹(いぬかい むつき)

本稿はネタバレを含みます。


9章6話(ep.106)を読み終えるまで、お勧めしません。

東京都杉並区高円寺の一軒家に母と二人で暮らす。

予備校生だったが、夏休み以降現在引き籠もりの自宅警備員18歳。

星座は宝瓶宮、血液型はA型。

身長172cm、体重56kg のヤセ型。

あだ名はムッキーだが、子供の頃のものなので、そう呼ばれるのを嫌っている。


挿絵(By みてみん)

  犬養睦樹、AI生成後加筆修正



幼少期に東日本大震災の津波で家を失い、福島県から東京に移住。小中高とずっと高円寺で過ごす。父と共に高円寺阿波踊りにも子どもの頃から参加していたが、高校に入ると辞めてしまった。

16歳のとき、父親を交通事故で亡くし、そのショックを未だ引きずっている。

彼がニートと化したのも、そうした心の空隙があるせいとも考えられる。

母親は若い頃働いていたIT企業に再就職し、営業として忙しく働く毎日。


妄想癖があり、記憶を書き換えるほど思い込みを強くすることができる。

さらには瞑想によって、覚醒夢に入り込んで遊ぶほどの妄想の達人。

メランコリックで内向的性格で、思い込みが強く、人とのコミュニケーションの仕方を間違えがち。いわゆるコミュ障。

隠世ではその反動か積極性が出るものの、美少女と父権的男性が苦手なのは変わらない。


ゲーマーでアニヲタで美少女フィギュア好きな、彼女いない歴=年齢のボッチ青年。

MMORPG『Eternal Glove Online』では、知名度のあるベテランプレイヤー。

webの「メガロニュース」のリスナー。

SNSの TReE でのニックネームは「過浪レフター」。3.11の大津波に生き残ったのと、杉並区に住んでいるというのを重ねている。


==== 以降さらにネタバレ 第9章 12話(ep.111) 読了後に読むべき ====


相馬吾朗の生前から、その分霊(わけみたま)として、彼の隠世での冒険を夢として体験していた。

分霊とは、常世にある同じ神の霊団から、現世に受肉した霊というのを意味する。すごく大雑把に言ってしまうと、同じ神の転生体のようなもの。


吾朗の死により、国津神第三使徒の位を引き継いだ。ヤドゥルの導きで、吾朗の得物である魔槍屠龍(まそうとりゅう)蜻蛉切(とんぼぎり)を手に入れ、位後使徒として隠世で活躍する。

吾朗の槍術もある程度受け継いでおり、今後レベルが上がることで、さらに力が開花すると思われる。


水生那美に出会った時、彼女は睦月のことを吾朗と勘違いしたが、それは二人が分霊の関係であったためで、隠世では極めて似た姿として認識されていた。

睦月もまた隠世では吾朗と自己が未分化状態が残り、吾朗と呼ばれても自分のことと認識してしまっていた。


ヤドゥルの上位人格が告げた言葉「分霊」によって、吾朗の冒険の記憶を「思い出す」し、以後キーワードやきっかけさえあれば、そうした膨大な記憶を引き出すことができるようになる。


==== 以降さらにネタバレ 第15章 31話(ep.210) 読了後に読むべき ====


睦樹に特別に付与された権能として、シン関係の能力の特化がある。

自分の神族外の超常の者まで、会話だけでシンにすることができる力。

自分のレベル以上の超常の者をシンにすることができる力。

持てるシンの上限が、レベルと共に拡張していく力。

さらに彼の妄想力は、今後シンたちに強い影響を与えていくことになる?


犬養睦樹は、中野ブロードウェイ隠世のルーラー、出花隼(いでかじゅん)を倒し、国津神の手に中野を奪還する。中野のルーラーとなり、隼からは悪魔ヴァレフォールをアンティとして手に入れることになる。


なお、相馬家とは遠縁であるが、陸樹は知らない。

両家とも平将門の母方の血をひく国津神の血族である。


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