表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
2/71

死者たちとの混浴

私には一つ特殊能力がある  

これから亡くなる人間が見えるのだ


還暦を過ぎて独り暮らしが長かった私は

僅かな年金をあてに、

日々お迎えを待つ味気無い日々を送っていた


何気なくテレビを見ていると

山岳旅行やハイキング紹介

の番組をやっていた

学生時代、山歩き、みたいな事を

いくつかやったのを思い出し、

ネットで軽めのツアーを申込みをして

何度か参加した


平地での人間関係の煩わしさを嫌ってたが、山には山の煩わしさがあるとの

発見もあると知った

いつしか、ツアーから離れて

単独行動を取るようになって行った

山には俺と同じように、

世間の生活に馴染め無い人間も

少なく無いを知った


今、難易度がそれほど過ぎ無い山行の基点で有名な山小屋の、

混浴露天風呂に浸かっている

明日は、難関な、剣が峰へのアタック

を楽しみにしてる三人組グループ

と話を交わした


だが、顔色が明らかに『死に顔』だった

((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル


もっとも、私しか分からないらしい

ふと洗い場の鏡を見ると

私自身明らかに『死に顔』だった


果たして私は本当に生きているのか?

既に突然の滑落事故か何かで、気がつかない内に死んでいるのでは無いのか?

私の顔が『死に顔』に見えるのは、

既にあの世の住人なのでは無いのか?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
これを読んでいて、Life of Chack(邦題は確か”サンキューチャック”だったはず。)を思い出しました。 他人の未来や自分の未来が見えてしまう。 この先が気になりました。 私がこの人ならこの3人…
[一言] ドキッとする終わり方ですね。 自分自身では真相が分からないのも怖いです; でもまだ引き返せるなら……と思ってしまいました。
[一言]  死相ってやつですか。  わかったところで、手の打ちようがないなら、むしろ気が重くなる能力ですね(汗)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ