ひとりぼっち
誰もいない
閑散とした教室には
夕日が差し込んでいる
たたそれだけ
何も無いはずのこの場所に
僕はただひとり
真ん中より少し後ろの席に
座っている
何も無い
誰もいない
それなのに心が落ち着いている
体も軽い
なんのしがらみもなく
僕はひとりで下を向く
誰にも見られないように
僕はひとりで下を向く
教室の外には何も無い
教室の外には誰もいない
軽いはずの体は
重りが乗ったかのように
立ち上がろうとしても
また沈む
落ち着いているはずの心は
雨が降ったかのように
ただひたすらに濡れて
また沈む
なんとか立ち上がり
濡れた心を晴れさせる
今日も僕はひとりぼっち
何もつらくない
だって僕は
独りなんだから
お久しぶりです。
久々の詩(?)ですね。暗すぎますね。
自分に明るいものは似合わないので、まぁ良しとしましょう。