サイトを越えたポイントクレクレ、これってあり?なし?驚いた件
ウェブ小説を書き始めたのは2021年3月から、最初に投稿したのは「小説家になろう」です。
公開しようと思った理由は、まだ小説投稿サイトが無い時代に自分で書きしたためていた話を投稿してみようと思ったのがはじまりです。
その小説は、当時はやっていた個人サイトで連載していて、顔を知っている人しか見ないようなサイトでした。その中で、知り合いの一人から「ウェブで小説なんて書いたって誰も読まない」という誹謗中傷に合い、五千字程で筆を折りました。
二十年以上前の話ですから、SNSも勿論ありません。狭いコミュニティ内での誹謗中傷に耐えられなかったんですね。
なろうで投稿を続けても感想欄で「こんなひどい小説には物申さないと気が済まない!」と毒を吐かれたり色々言われましたが、もう私のメンタルはそんなことくらいで折れないくらいに年齢とともに成長していました。
顔も知らない相手に何を言われようと筆を折るまでには至らず……ありがたいことに「あなたの小説が好き」と直接言ってくださる方もいらっしゃるおかげでちまちまと活動を続けられています。
前置きはさておき、投稿を続けていると小説界隈には「クレクレは許すまじ」という人たちが一定数居ることを知りました。
他の方の書いた物語にはあとがきに「面白いと思ったら☆で評価してください。励みになります」と書いてあることが多く、投稿初心者の私はこうやって書いておくものなのかとマネをしていました。
そのため、これが「クレクレ行為だ」という誰かの主張を見て驚いたのを覚えています。
評価してくれたら嬉しい!が、評価を強制的に入れさせる行為と同等と受け取られるとは知りませんでした。
個人的には何かの代わりにポイントを強要する行為はアウトだと思います。
例えば、自作品を読んでポイント付けてくれたら必ず代わりにあなたの作品読んで応援するよ!(しかし自分はポイントを入れない)とかですね。
個人的に今までで見た中での優勝は「ここまで読んだなら☆5を必ず付けること!面白くなくても☆5、評価を付けるのは当たり前です」という主張たっぷりのあとがきです。
思わずその圧に笑えてギャグセンスとしては最高に面白かったのですが、色んな意味で怖くてその作品に☆は付けませんでした。あれは本気で書いていらしたのでしょうか?
読み始めたばかりの読み専の人なら「入れなきゃいけない」と思うくらいの迫力はありました。ある意味文才がありますね。
このあとがきが私の中では最高峰のクレクレだと思っていたのですが、もっとすごいクレクレを発見してしまいました。
それは、別のサイトでエッセイを書いてあとがきに「このエッセイが面白いと思ったらこの作品に入れなくていいのでなろうの〇〇という作品にポイントを付けてください」というものです。
これはありなんでしょうか?
私の中ではなしですが、ありでしょうか?
公開しているサイトとは別のサイト名と小説の名前を指定してこの作品の代わりにこっちの作品にポイントを入れてください?
もちろん相互評価とは言えませんしURLを張っているわけでもなく……行動を起こすのは読者側に委ねていますが、思わず真顔になりました。
サイトの垣根を越えて書けばバレない?
闇が深いポイントクレクレですが、一体どこからどこまでが許されるものなのでしょうね?
私個人としては、今までもこれからも「面白かったら付けてください」「応援してください」をクレクレと思わないですし、引っ掛かることもないので大いに書いてください。
ただしポイントのお願いは、その文章を掲載している作品に留めた方が良いと思います。
だから何と言う事もないけど、ポイントクレクレってこういうのを言うんだなと思ったので記録しておきます。
私と文章が合うと思ったら、他の作品も読んでもらえると嬉しいです。