表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/376

なんとか城には到着するも

到着するや否や重々しい城門は開けられる。馬が仰け反っていななきを上げる。男は老婆を抱えたまま馬から飛び降り、手綱を門番に預ける。脱げてしまったフードも、雨に打たれて乱れた髪なども気にする様子はなく、少し大きめの人形を小脇に抱えているかのような素振りで門衛塔へと駆け上る。誰かがが中庭を突っ切って行った。男はこの様子を確認しながら自分は廻り道をして、主塔へと続く回廊を荒々しく走り続ける。その間も老婆は独り言を繰り返すように男へ解放を懇願し続ける。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ