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プロローグ

 俺には2人の双子の妹がいる。

 一人はいつもは素直じゃないくせに急に甘えてくるツンデレな妹。 もう一人は基本、俺にデレデレで俺が他の女の子と接していると狂気を孕んだ目で睨みつけてくるヤンデレな妹。

 自信を持って言えることはただ一つ。

 俺は二人の妹に愛されすぎている。

 俺はそんな二人の妹を愛している。

 目に入れても痛くないほどだ。

 そんな妹たちに話さなければならないことがある。

 俺たち兄妹にまつわる大切な話だ。

 そう……俺たち兄妹は血が繋がっていないのだ。

 あれは13年前、当時0歳であった俺の妹たちは俺、高崎陽太が住む高崎家へとやって来た。 つまり連れ子としてだ。

 当時0歳の妹たちはその記憶がなく、俺のことを血の繋がった本当の兄だと思っている。

 13歳の誕生日である今日、俺は妹たちに本当のことを打ちあけようと思う。

 これはなんでもない兄妹の話だ。

 俺たち兄妹にとっては特別な日々ではあったが。

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