愚痴グッチィーズトリオABC
・・・古栗鼠商会給湯室・・・
古栗鼠A「あぁ…また今日も残業かぁ…疲れが取れないよ、ホント」
古栗鼠B「そうだよねぇ、人間界ではシフトだとか色々あるらしいよ」
古栗鼠C「あ、それ聞いたことがある!イイよね!あれって働く時間が決まってるんでしょ?僕たちもそうならないかなぁ…こりす先生は本当に古栗鼠使いが荒いんだよねぇ。ハァー」
古栗鼠B「でもさぁ、僕たち社員って言われてるでしょ?そうなるとさ、なんて言うんだっけ?ほら、人間界でもう1つ良く聞くじゃない?えーっと、サービス…サービス…」
古栗鼠C「えーっと、あ、サービス残業!」
古栗鼠B「そう!それ!!きっと僕らもそれだよー」
古栗鼠A「へぇ、人間たちも大変なんだねー。なんだか親近感湧いちゃうなぁ」
古栗鼠C「ホントだねぇ。でもさ、僕らは上司がこり蔵さんじゃん。あそこまで古栗鼠感覚が突き抜けている古栗鼠が上司だと、真面目にチョッとキッツイよねぇ」
古栗鼠B「そうそう!まだ社長がこり男さんだって言うのがせめてもの救いってヤツ?」
古栗鼠C「あー…だねぇ。でもさぁ最近こり男さんの尻尾、マズイよね?」
古栗鼠A「マズイねマズイね、来てるよ、アレはかなり」
古栗鼠B「そうそう、ごっそりだもんねぇー。なんだか見てて痛々しいよ」
古栗鼠C「ほーんと、明日はわが身ってヤツだね。なんだか僕も最近尻尾が心持ち軽くなった気がするんだよー」
古栗鼠B「あ、キミのはソレ夏毛になっただけですから!」
古栗鼠A「そう!夏毛ですから!」
古栗鼠C「なんだそうかぁ!真面目に心配しちゃったよぉ。○ーブ21に電話しようかと思ってたんだから」
古栗鼠B「季節忘れるなんてさぁヤバイよ?」
古栗鼠A「ホント。ヤバイやばい」
古栗鼠C「えーマジでぇ?ストレスかなぁ…」
古栗鼠AB「どんだけぇ〜!」
古栗鼠C「いかほど〜!」
古栗鼠B「って、まーでもさ、表に出れないでカンズメで仕事してるから仕方ないっちゃ仕方ないよね」
古栗鼠C「でもさ、自然界的にはマズイよね?ま、今更戻れないんだろうケド」
古栗鼠A「だねー」
こりす先生「くぅおらぁ!古栗鼠ABCども!!何処で油を売っておる!早く仕事をせんかぁ!」
古栗鼠B「うわっ、やば!!」
古栗鼠ABC「はーい!ただ今!!」