表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕と彼女のお手紙相談  作者: 春のオガワ
2/3

     02 依頼者

 翌日の放課後。

 今日は昨日よりも暖かく過ごしやすかった。




「えと……。あたしが米川深花です。今日はあたしのために時間をとってくださってありがとうございます」

 僕と桜子にぺこりと頭を下げる米川さん。米川さんはとっても小柄で、男子で背が低い方の僕の肩ぐらいしか身長がなかった。そして髪の毛がとっても短い。後姿はまるで小さな男の子のようだ。

「こんにちは米川さん。私が相談部の部長を務める神田桜子よ。で、となりの男の子が白波幸樹くん。それで昨日の手紙によるとなくした物を私たちに捜してほしいのよね?」

「あ、はい……そうなんですけど」

「どうしたの?」

 米川さんはうつむく。そして僕たちが予想していなかったことを言った。

「なくし物を探すというのはただのあたしと貴方たちが自然に会うための口実です」

 空気をすぅと吸い込む米川さん。そして、


「あたしを……あたしの妹を助けてください」

 

米川さんの頬に一粒の涙が伝った。

 こんにちは、春のオガワです。今回はとっても短いです。次回は長くできるようにします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ